【怪奇】コクッパはどこへ消えた？【奇怪】

キヨスクで物を買えなかったラリー
将棋で取った駒を使える事を知らなかったモートン
チョップで海を割るウェンディ
ＮＡＳＡからの誘いを断り、とび職に就いたイギー
カラオケの十八番は「だんご三兄弟」のロイ
常に下痢気味のレミー
ありとあらゆる健康食品を試し不健康になったルドウィッグ

あんな素敵な奴らはどこへいったのだろうか・・・・・・

２げと

こんな時にはバナナの皮よ

>>1 そいつらのことは全然知らんがその文を見ただけで愛着が出てきたぞ

いったいなんの話だ？

ワールド以来だから10年以上行方不明だね

　　　　　　　　 .┌┐
　　　　　　　　／ /
　　　　　　.／　/ i
　　　　　　|　( ﾟДﾟ)
　　　　　　|（ﾉi　　|）　　そんなバナナ！
　　　　　　|　 i　　i 　　　
　　　　　　＼_ヽ＿,ゝ
　　　　　　　 U" U

もう成人したんだろう。
何回やってもヒゲに負けるダメ親父に愛想つかして。

突然だがここは我々が引っ越してきました。

前々々々スレ
スキンシップは頬と首筋
http://life.2ch.net/test/read.cgi/yume/1009482347/

前々々スレ（漏
こんなことやってて疲れねぇ？
http://piza2.2ch.net/yume/kako/1001/10019/1001959445.html

前々スレ
未認知の対義語を書いていって下さい
http://life.2ch.net/test/read.cgi/yume/1014035747/

前スレ(ﾜﾗ
Windows XPスレッド25 AsukeEdition
http://pc3.2ch.net/test/read.cgi/win/1024732900/

さて、団長召喚待ち。

俺は頼れる長男だぜ！

ロイはFEに出てる

どれがどれだか忘れちまったﾖｰ

ｼﾞｬぃ子みたいなのがウェンディってのしか判らん。

まいったな。
再引越ししよ。

ttp://cos-play0.hoops.ne.jp/Chara-001.mpg
ttp://kakumei003.hoops.ne.jp/Chara-002.mpg
ttp://kakumei003.hoops.ne.jp/Chara-002.mpg

ttp://kakumei004.hoops.ne.jp/Chara-013.mpg

爆笑保守

・）ｼﾞｰ

遂にクッパは成し遂げた。
広大な恐竜ランドの支配とピーチ姫の拉致、これを完璧なものとするため、
クッパは島ごとにコクッパを置き、統治をまかす。
しかし、末っ子のラリーだけは「お前に領土は早い」と領土を与えられなかった。

マリオ達は島の恐竜と共に、恐竜ランド解放とピーチ奪還を目指す。

イギーは揺れ動く島で、闘いを挑む。
が、マリオの瞬発力についていけず、溶岩に落ちて死亡した。

モートンは密室でデスマッチを挑む。
が、ルイージに頭を踏まれ、頭蓋骨が砕かれ死亡した。

レミーはダミーを置き、幻惑戦法で挑む。
が、ダミーを見抜かれ、溶岩に叩き落とされ死亡した。

ルドウィッグは炎、体当たり、空中殺法と、己の戦術で正面から挑む。
が、脳味噌を踏み砕かれ、倒れた所を炎で焼かれて死亡した。

ロイはトラップ付き密室でデスマッチを挑む。
が、部屋を狭める罠を逆につかれ、何もできぬまま死亡した。

ウェンディはダミーを置き、バブルを配置し、さらに強力な幻惑戦法で挑む。
が、バブルを封じられ、ダミーも見切られ、溶岩に落とされ死亡した。

ラリーは父の居城クッパ城の前に城を構え、目前に迫るマリオを待っていた。
ラリーは父に援軍を求める事もできたが、しなかった。
彼はこの戦いで父から自立し、父を超えたかった。
部下は一人も逃げなかった。彼等も最期までラリーと共に戦う決心をした。
マリオ侵入の報せを受け、部下は次々と挑み、殺され、マリオはラリーと対峙した。
ラリーは全力で挑むも、敗北し、溶岩に落ちた。
ラリーは溶岩に落ちていく時、何故か微笑んでいた。

なるほど

>>20
(・∀・)ｲｲ！

よくやった！　感動した！！

ラリー「奴らめ・・・沈没船を攻略し、遂にこの谷に来たか・・・
　　　　この城に来るのも時間の問題か・・・」
カロン「クッパ様に援軍を要請しましょう！」
ラリー「・・・」
カメック「ラリー様？」
ラリー「それは・・・できない！！」
カメック「そ、そんな、御子息の危機とあらば、
　　　　　一個大隊くらい出して下さりますよ！！」
ラリー「そうじゃない」
カロン「え・・・？」
ラリー「俺は末っ子ゆえ、この谷から出る事を許されなかった・・・
　　　　兄さんや姉さんは自分だけの力でマリオと戦い、死んだ・・・
　　　　だが、悲しい反面、俺は羨ましかった・・・
　　　　最期の我が儘だ・・・俺は父上の力を借りず戦う！！」
カロン＆カメック「ラリー様・・・」
ラリー「こんな我が儘に付き合わせるわけにはいかない
　　　　お前達は裏にいるジュゲムの雲に乗って逃げろ」
カロン「いいえ」
カメック「付き合わせて下さいよ、私達も」
ラリー「馬鹿を言うな、さっさと行け」
カロン「今の今まで、あなたを誤解していましたよ
　　　　他のコクッパ様が戦死する中、
　　　　なぜあなたはお父上のお膝元にいるのかと・・・
　　　　我々の主は臆病者ではないのかと・・・」
ラリー「・・・」
カロン「しかし、今分かりましたよ
　　　　貴方は我々が命を賭けるに値する主なのだと！！」
カメック「カロンの言うとおりです
　　　　　勝ちましょう！マリオに！！
　　　　　なぁに楽勝ですよ、ラリー様！！」
ラリー「・・・好きにしろ！！」

カロン「マリオ侵入したらしい、じゃあ先に行くぞ」
カメック「あぁ、なるべく俺の出番を作るなよ」
カロン「ＯＫ・・・と言いたいが、自信は無いな・・・」
カメック「俺も期待はしてないさ」
カロン「おいおい、はっきり言う奴だな
　　　　しかし、恐怖は無いな・・・
　　　　何か勝てそうな気がするぜ」
カメック「そりゃ幻覚だ
　　　　　ヤクでもやったんじゃないか？」
カロン「そうかもな」

マリオ「今までの城とは志気がまるで違うな」
ルイージ「そうだね、兄さん・・・闘志溢れるっていうか・・・」
カロン「そこまでだ、ご兄弟」
マリオ「カロンか・・・」
ルイージ「あんな骨亀楽勝だよ、兄さん」
カロン「どうかな？今日の俺はひと味違うぜェ〜」
ルイージ「そういうセリフは僕の跳躍についてきてから言うものだよ」
グシャア！！
ルイージ「たかが、骨が僕たちに・・・何ッ！？」
カロン「あんな踏みつけで、俺は壊れねぇぞ！！」
ルイージ「く、くそッ」
ガシャア！！グシャア！！ゴシャア！！
ルイージ「ウソだ・・・普通のカロンなら一撃で壊れるのに・・・」
カロン「どうした！俺の骨はピンピンしてるぜ！」
マリオ「・・・」
バシッ
カロン「うわぁ〜〜〜〜！！！！！！」
マリオ「壊れないのなら、溶岩に落とすまでだ
　　　　あんな雑魚に時間をかけるなルイージ」
ルイージ「そうか、マントか！さすが兄さん！！」
カロン「ブクブク・・・カメック・・・頼んだぜ・・・」

>>24-25
(・∀・)ｲｲ！
マリオとルイージがケンシロウ並に極悪非道ならもっと良かった

マリオ「ようやくここまで着いたか・・・」
ルイージ「ん？誰かいるよ！」
カメック「ふふふ・・・待っていたぞ」
マリオ「魔導師カメック！」
カメック「私の魔法で君達には消えてもらおう」
マリオ「ほう・・・」
カメック「喰らえ！」
ブワワワッ！
ルイージ「うわっ」
カメック「くっくっく、避けるので精一杯というツラだな」
ブワワワッ！
ルイージ「おっと！」
ボムッ！！
ルイージ「軌道が単純だから、ブロックを盾にすれば簡単に・・・」
マリオ「バカ野郎！！」
ルイージ「え？」
ボワ〜ン！
ノコノコ「キエ〜〜〜〜！！」
ルイージ「ブロックがノコノコに！？」
カメック「そう・・・私の魔法は生物には大ダメージを与え・・・
　　　　　ブロックはメットやノコノコに変える事ができるのだ」
ノコノコ「オラ〜〜〜〜！！」
ルイージ「雑魚が！いい気になるなよ！」
ドゴッ！！
ノコノコ「ぐぶっ」
カメック「もうブロックを盾には出来まい？勝負は見えたな」
マリオ「死ぬのは・・・・・・そっちだ！」
カメック「迅い！！」
マリオ「もらっ・・・！？」
シュン！
カメック「言い忘れていたが、瞬間移動もお手の物だ」
マリオ「ちィ」

カメック（・・・イケる！勝てるぞ！
　　　　　カロン、お前の仇を取ってやれるぞ！）
ルイージ「どうする？兄さん・・・このままじゃ本当にヤバいよ」
マリオ「妙だと思わんか」
ルイージ「何を？」
マリオ「この城の兵の強さだ・・・
　　　　先ほどのカロンといい、このカメックといい・・・」
ルイージ「ドーピングとか？」
マリオ「いや、この強さはもっと別の原因がある・・・
　　　　それを突けば攻略はたやすい」
ブワワワッ！
ルイージ「うわ！！」
カメック「何をゴチャゴチャ話している！！」
ルイージ「に、兄さん、早くその“原因”を突いてよ！」
マリオ「分かっている、喰らえ！」
ビュンッ！！
カメック「飛び道具か？そんなもの、私の魔法で撃ち落としてくれるわ！」
マリオ「できるかな？」
カメック「何！？」
マリオ「今、投げたのは貴様の親友の“カロンの骨”だ」
カメック「な、何だと！」
マリオ「撃てるか？よけられるか？」
カメック（た、確かに骨だ・・・どうする！？どうする！？
　　　　　俺は・・・俺は―――――――！！）
グサッ！！
カメック（俺は・・・お前と逝く道を選ぶぜ・・・
　　　　　かわせる訳がねェもんな・・・
　　　　　ラリー様・・・申し訳ありませ・・・）
ドサッ

マリオ「ふん、死んだか」
ルイージ「それにしても、カロンの骨なんてよく取っておいたね」
マリオ「バカめ、あの骨はさっきお前が倒したノコノコの骨だ
　　　　死体から骨を抜き取って研いでおいたんだ」
ルイージ「えっ！」
マリオ「チンケな友情ごっこをしてる甘亀共にはお似合いの最期だ！！
　　　　フハハハハハハハハハハハハハ・・・・・・！！」
ルイージ（兄さん・・・つくづく恐ろしい人だ・・・）

なんだこれ
すごいな
笑いがこみあげてくるよ

続き期待age

三点リーダーを使いすぎてるところがお子様らしくて微笑ましいがな。

>>24
微妙にカービィスーパーデラックスの
メタナイトの逆襲ラスト辺りに似ているんだが・・・

誰か続き書いてくれ。
このまま沈むには惜しすぎる

３に出てたよな｡あれ以外知らん

>>1
ワールドで溶岩に落ちたり膨らんで爆発したりでｱﾎﾞﾝﾇしたんだろ？

>36
でも親父は溶岩に落ちても死なない罠。

ところでクッパの母親って誰？

>37
クッパじゃなくてコクッパの母親だ。。。。

俺もしばらく消えることにするよ。。。。

>>37
多分ピーチ。
ママって呼ばれてなかったか、ﾏﾘｻﾝで。

ってことは既にピーチはクッパに犯られてたってわけですね。

消えたのではなく
マリオ１＞２＞６４やらサンシャインやらカート＞３＞ワールド
ってかんじの歴史になっていて生まれていないのだと思います

ピーチ姫が口開けて涙流しながら産卵したとでもいうのか！？

>42
奴ならやりかねん

>>41
じゃあ、クッパＪｒはどこに逝ったんだ？

ピーチなだけに安産だろう

間引きされたに決まってる。
やりくりが大変だからね。
奉公に出されたﾔｼもいるそうだ。

>>42
その画像ｷﾎﾞﾝﾇ!!!

ロイなら歌手として頑張ってるのを見た、テレビで

クッパ「ポコペンポコペンダーレガツツイタ・・・・」

>49
ピッコロかよ！！


と突っこんでみる・・・・・

>>27-29
ラリーとの対戦きぼんぬ

クッパＪｒは異母兄弟？

>>39
そのコクッパはエンディングで
「ほんとのママじゃないってこと知ってるよ」と
クッパに話してました。

おい、おまえら青クッパのことも忘れるんじゃねぇ

確かにメタナイトの逆襲はｶｺｲｲよな。あれだけのために
カービィDXは存在している様なものだ。

はるか昔、人々は完全にゲーム機を捨てしまっていた。
ソニックも、FFも、ドラクエも、もう人々の心から消えてしまっていた。

2110年・・、今にも崩れそうな国際ゲーム博物館にて――――。
　あの頃と同じように好奇心旺盛な少年達がその廃墟へ冒険に来ていた。
「すげーな、ここ。良く3度の戦争でも崩れなかったな」
「っていうか、ここはなんなんだ？」
「おい、来て見ろよ。なんか黒い箱があるぜ？　なんて読むんだこれ？　PS2？」
「なんだこの箱。ドリームキャスト？　ははは、こんな箱に夢が詰まってるのか？　古代人の考えることはわかんね―なぁ」
――――そして、その部屋の一番置く。赤いじゅうたんに丁寧に置かれた黄色いカセット。
「なんだこれ？　『世界で最も優れたエンターテイメイト・ソフト。ここに称える』だってよ。」
「なになに、スーパーマリオブラザーズ・・・？　おまえ知ってる？」
「知らねー。　つーかもう出ようぜ、ここナンにもネェよ」
「そうだな」

最後に天国に昇ったマリオを、先に来ていたクッパが微笑みで向かえていた。
クッパ：「来たなマりオ。今度こそ負けいないぞ」
マリオ：「望むところさ」

クッパって男だよな
ファイアー以外マリオに勝ち目はないからって橋に細工をしてあるとは

クッパってよく見たらグロかった。吐いた。

アメリカではクッパの奥さんも登場したんだってさ
http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032130947/188-

個クッパが社会的に抹殺されたままでいいのか！
みんなで任天堂に抗議のﾒｰﾙを出そう！

>56ラストが微妙にトムとジェリーコピペに似ているのだが？

　 ∧＿∧　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　（　　　　）＜　・・・・・・
　（　Ｏ 　 ）　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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　 ∧＿∧
　（　´∀｀）彡　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　（ Ｏ 　 ）　 ＜　age保守。
　││ │　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿　
　（__（＿_）

今更だが１ﾜﾛﾀ

キヨスクで物を買えなかったラリーと鬼マリオの対決きぼんぬ

正々堂々戦うラリーに外道を貫けヒゲ！！

　　燃え盛る溶岩に浮かぶ島にラリーは一人立っていた。
　　彼のもとに二つの魂が寄り添ってきた。

ラリー「カメック、カロン……逝ってしまったか……
　　　　　おまえ達の死は無駄にしない！」
　　
　　ラリーに勝算などない。それは彼も分かっていた。
　　だが、彼には負けられない理由があった、信念があった。

ラリー「兄さん、姉さん、俺はあんた達の仇を取らなくてならない。
　　　　そして、あんた達亡き後、俺は親父のたった一人生き残った息子として　
　　　　力を見せなければならない。」
　
　　彼の耳に部下達の断末魔の悲鳴が聞こえる。
　　最後まで彼を信じて、決死の戦いに挑んでいったものたちの声が

ラリー「また一つ負けられない理由が出来たな」
　
　　そして扉が開く音が聞こえてきた……

>>65
ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!

スーパーマリオって、ファンタジーでかわいいイメージだが、
リアルに書くとそんな感じだよな。。。。
ヨッシーは亀を丸呑みするし、マリオっだって結構残酷だな・・・・

あらゆる敵を踏み潰したり炎で焼いたりしてるんだからな。

マリオに取っての正義はわかる。
ではクッパにとっての正義って何があるだろ？

開いた扉の向こうにいたのは宿敵、マリオとルイージであった。
ラリーは今すぐにも飛び掛かりたい気分だったが、それを抑えた。
死んだ部下の為にも、あくまで城のボスとして高慢に振る舞う。

ラリー「ようこそ、待っていたよ」
マリオ「フッ貴様を倒せば、コクッパは総崩れってわけか」
ラリー「その通り！だが、倒せればの話だがな！！」
マリオ「ほォ…親の膝下でのうのうとしていた割に威勢がいいな」
ラリー「―――――！！
　　　　くっ…早く降りてこい！時間の無駄だ！！」
マリオ「図星か？まぁいい、すぐに兄貴達のもとへ送ってやるさ」

二人はラリーのいる島に降り立つ。その途端、島が激しく揺れ始めた。

ルイージ「こ、これは…」
マリオ「ヨースター島でのバトルと同じ…」
ラリー「そう、イギー兄さんのフィールドと同じだ」
ルイージ「僕ら兄弟に同じ手が通じるとでも思ってるのか！？」
ラリー「同じ手？笑わせてくれる！！」

パチン！

ラリーが指を鳴らすと、溶岩からマリオ目がけバブルが飛んできた。

ビュン！！　「兄さん！」　「ちィ！」　ジュッ…

マリオは間一髪でそれをかわした。が、かすったのか右頬に軽い火傷ができた。
マリオはそれをなでながら言った。

マリオ「なるほど…“同じ手”ではないようだな」

ラリーＶＳマリオブラザーズ。決戦の火蓋は切って落とされた！！

スレタイだけでﾜﾗﾀ

職人さん最高

あの頃のマリオが一番好きだった

>>70
最高。
ラリーだけじゃなくて他のｺクッパ対マリオも見てみたくなった。

これは恐竜ランドでの戦争より前のお話である…

クッパの子供である“コクッパ”は生まれた頃から幹部として、
クッパを補佐することを義務づけられていた。
その為、幼児の頃から徹底した英才教育を強いられていたのだ。

末っ子であるラリーも例外ではない。
彼は六人の兄姉を見て育ってきたのである。

悪名高き“飛行船七王国同時襲撃作戦”
ラリーの初陣はこの時である。
ラリーはクッパから草原の国攻略を命じられた。
草原の国は最も平和で攻め落としやすい国なので、末っ子であるラリーがまかされたのだ。
が、ラリーがそれを知るのはずっと後になってからであるが…。

ラリーは魔法の杖で国王を動物に変え、国中にクッパ軍団を配置した。

“作戦完了”

と思いきや…
思わぬ敵が現れたのだ。ピーチの依頼を受けたマリオとルイージだ。

次々とクッパ軍を倒し、各地を解放していくマリオ達。
これが初めての実戦であるラリーはパニックに陥った。

どうすれば！？

助けて兄上！姉上！

助けて父上！

最も辺境にあり、最も平和な草原の国…。
だが、それがアダになってしまったのだ。
クッパ城から正規軍が到着するには、何と三日もかかるというのだ。
三日では間に合わない。
マリオ達はあと二日もあれば、この城に到着してしまうだろう。

マリオを空中から襲うため、ラリーは飛行船の準備を整えた。
「流石のマリオ達も、空中からのキラー砲撃には為す術もあるまい！」
ラリーは落ち着きを取り戻し、飛行船の整備完了を待った。

翌日、飛行船の準備が完了した。
ラリーは一番奥の部屋で、出撃命令を出そうとしていた。
「俺がマリオを倒せば、父上も俺を見直してくれるに違いない」

しかし、事態は急変した。
城にマリオが辿り着いたという情報が入ったのだ。
マリオ達は二日どころかたったの一日で城まで攻略してしまったのだ。

ラリーは慌てて出撃命令を下すも、
マリオとルイージは飛び立つ寸前に錨に掴まり、飛行船へ侵入してしまった。

たび重なる予想外の事態に、乗組員はパニックになった。
もはや指揮官であるラリーの声も届かない。
乗組員は次々とマリオ達を砲撃するが、
統制のとれていない砲撃が百戦錬磨の二人に通じるはずもない。

マリオとルイージはラリーのいる部屋に乗り込んだ！

ラリーは初めて二人と対峙した。
この二人が長年の怨敵であると、幾度も父から聞かされてきた。
自分の父に何度も苦汁を飲ませた奴らが目の前にいるのだ。

ラリーは恐怖のあまり固まってしまった。
二人はこっちへ向かって何かを言っているが、全く聞こえない。
だが、床を見ると国王から奪った魔法の杖が転がっていた。
それを見てラリーは安堵する。
「これを使えば勝てる！！」

ラリーは杖を手に取り、魔法を撃った。
だが、二人はあっさりかわし、向かってくる。
そして、二人のコンビネーションがラリーを襲った。
ラリーの意識は薄れていく…

強い…

これが、父上も恐れるマリオブラザーズ…

勝てるわけねェよ―――――

死ぬのかな…

　　死　　に　　た　　く　　な　　い　　！　　！　　！　　！

ラリーは魔法の杖を二人に投げつけ、ひるんだ隙に甲羅に手足を引っ込め逃亡した。
マリオ達も魔法の杖奪還という当面の目標を果たしたので、深追いはしなかった。

ラリーは安全な場所に逃げたあと、解放された草原の国を眺めた。
生まれて初めてラリーは“自分への怒り”で涙を流した。

マリオブラザーズ強すぎ

その上極悪非道

さらにヒゲ親父

一番好きなクッパ戦って何ですか？

マリオ１，２は橋の斧が気にくわない・・・
ワールドは生意気に自家用機に乗ってやがる・・・
ヨッシーはでかすぎ・・・
６４は３Ｄスティックのグリグリの試作のためのジャイアントスイングがちょっと・・・
ストーリーはやっぱ紙なのが・・・

つーわけで、マリオ３のクッパ戦最高！
曲もピコピコ丸出しだが、けっこう好きだし
レンガの強度考えて跳べよ・・・
わざとか？

>>77
そういえば逃げてたな＞コクッパ

やっぱワールドでは死（以下略

(･Д･)くわっぱ！

マリオは何度も負けてやっと勝てるようになるんだ

ところでなんで奴らはワザワザ溶岩の上で戦うのだ？

マリオはかつて悪役だったことを考えれば別に違和感はない。

>>76
>最も辺境にあり、最も平和な草原の国…。
>だが、それがアダになってしまったのだ。
>クッパ城から正規軍が到着するには、何と三日もかかるというのだ。
>三日では間に合わない。
だからワールドでは逆にクッパ城近くに配置されたわけだな。

餓鬼ん時はルドウィッグが妙に好きだったなー。なんかかっこよさを感じた。

>>87
何気に奥が深いなぁ

魔王クッパ谷駅にて―――

ラリー「うう…」
クッパ「どうした、ラリー」
ラリー「あの…その…」
クッパ「まさかお前、まだキヨスクで物を買えんのか？」
ラリー「え、あ……う、うん…」
クッパ「ああいう風にやれば良いのだ、見ておれ」

ノコノコ「これください」
おばちゃん「ハイよ、１０コイン」

クッパ「………な？簡単だろう？」
ラリー「領収書無いじゃんかよッ！！」
クッパ「ウオッ！」
ラリー「客とおばちゃんのあんな稚拙な信頼関係で、金銭が動くこと自体間違ってる！！」
クッパ「分かった、じゃあワガハイが買ってきてやる。菓子か？漫画か？」
ラリー「それじゃダメなんだよッ！！」
クッパ「ヒィ！」
ラリー「それじゃ俺が自立できないだろッ！！」
クッパ「わ、わかった。じゃあ自分で行け」
ラリー「…は、はい！」

（間もなく、２番線に電車が参ります…。黄色い線の内側にお下がり下さい…）

ラリー「あ〜時間切れ。ゴメン父上、今日は諦めるよ」
クッパ「………」
　　　　
　な　ん　で　こ　ん　な　子　に　育　っ　て　し　ま　っ　た　ん　だ　・　・　・

クッパ城にて―――

モートン「ふん！ふん！ふん！」
ロイ「最近、トレーニング頑張ってるじゃないか」
モートン「うん、絶対マリオを倒すんだ！」
ロイ「うかうかしてると、俺もやばいかもな」
モートン「いやァ、まだまだかなわないよ」
ロイ「それはいいが、父上が呼んでたぞ」
モートン「え？なんだろう？」

モートン「お呼びでしょうか、父上」
クッパ「なんで、お前を呼び出したか分かるか？」
モートン「さァ・・・？」
クッパ「さぁ、じゃない！！なんだこの知能テストの結果は！！
　　　　トップのイギーとの差は９２５点！６位のロイとの差も１０３点だ！！」
モートン「いや、僕はパワーファイター志望なんで…」
クッパ「バカモノ！！コクッパは指揮官をも兼ねるんだぞ！？
　　　　こんな頭で、どう部下を統率するというんだ、ええ？」
モートン「じゃ、じゃあ…どうすれば？」
クッパ「頭のトレーニング開始だ！！おいハックン、将棋盤持ってこい！！」
ハックン「御意」

クッパ「よし、ここに金を張るとしよう」
モートン「ちょっと待って！それ、私から取った駒ですよ！？
　　　　　使っちゃダメですよ！」
クッパ「え？何言ってるんだお前は…」
モートン「ズルするなんて、最低ですよ！！将棋のルールも知らないなんて！！
　　　　　トレーニングに戻らせてもらいます！！」
クッパ「………」

　な　ん　で　こ　ん　な　子　に　育　っ　て　し　ま　っ　た　ん　だ　・　・　・

とある海岸にて―――

クッパ「たまには、朝の海岸というのもいいものだな、
　　　　ん？ゴミだらけではないか…拾うとしよう」

クッパ「大分キレイになったな…」
ハックン「大王様自らゴミ拾いなんて！私に命じてくださればいいのに！！」
クッパ「あぁ、来てたのか」
ハックン「当たり前ですよ！私はクッパ様の護衛忍者なのですから！！」
クッパ「跳ねるしか能はないけどな」
ハックン「ひどい！！」
クッパ「あれ？あそこに何者かおるぞ？」
ハックン「ウェンディ様ですよ、年頃の女の子ですからね。
　　　　　海で感傷にでも浸ってるんじゃないでしょうか？」
クッパ「感傷って…まさか誰かにフラれたんじゃ！！
　　　　ワガハイの可愛い娘に……許さん！！」
ハックン「ちょ、ちょっと…」

クッパ「ウェンディ！誰にフラれたんじゃ！？」
ウェンディ「………」
クッパ「ワガハイがそいつをぶちのめしてやるわ！！言え！！」
ウェンディ「………ハァァァァ！！！！！」

　ド　ッ　パ　ァ　ァ　ァ　ァ　ァ　ァ　ァ　ン　！　！　！

クッパ「チョ、チョップで…う、海を…」
ウェンディ「あら、お父様。いらしたのですか」
クッパ「海が……割れ……た……」
ウェンディ「どうしました？」
クッパ「………」

　な　ん　で　こ　ん　な　子　に　育　っ　て　し　ま　っ　た　ん　だ　・　・　・

クッパ城にて―――

クッパ「おい、イギー！イギーはおるか！？」
モートン「兄さんなら、いつもの勉強部屋ですよ」
クッパ「そ、そうか」

クッパ「おい、イギー！！」
イギー「どうしました父上？」
クッパ「すごいじゃないか、ＮＡＳＡから招待状だぞ！」
イギー「内容は？」
クッパ「お前の論文、知識、ＩＱ、全て気に入ったらしく、
　　　　是非、ＮＡＳＡの極秘プロジェクトの一員に加わってもらいたいらしい！！」
イギー「………」
クッパ「いやぁ、まさか息子からＮＡＳＡのエリートが出るとは…」
イギー「………」
クッパ「対マリオの戦力は減ってしまうが、
　　　　ＮＡＳＡならば、仕方あるまい！！ガッハッハッハ…」
イギー「折角ですが…」
クッパ「え？」
イギー「折角ですが、その話お断りします」
クッパ「何ィィィィィ！！？」
イギー「私がしてきた勉強はそのようなものの為ではありませんので」
クッパ「落ち着けイギー！！ＮＡＳＡだぞ…？
　　　　アメリカ航空宇宙局だぞ…？エヌエーエスエーだぞ…？」
イギー「重々承知しております」
クッパ「じゃあ、お前は何をしたいんだ！！」
イギー「とび職です」
クッパ「え？」
イギー「では、３時より予定がありますので、失礼いたします」
クッパ「………」

　な　ん　で　こ　ん　な　子　に　育　っ　て　し　ま　っ　た　ん　だ　・　・　・

カラオケボックスにて―――

クッパ「たまには、親子水入らずでカラオケもいいな！！
　　　　ガッハッハッハッハッハ………！！」
ルドウィッグ（そうは思わないけどな…）
ウェンディ「それじゃあ、わたし歌うわ！」

ウェンディ「どうだった！？」
ルドウィッグ（まさか浜崎とはな…しかも上手いし…）
クッパ「うむ！さすがワガハイの娘じゃ！！次は…」
ロイ「俺の番だ！！“だんご三兄弟”歌います！！」
クッパ（ま、まずい！）
ルドウィッグ（始まった…地獄が）
ロイ「牛に刺さっただんご〜♪」
ルドウィッグ（いきなり間違ってるし…）
ロイ「一番上は長官〜♪」
レミー（長男だっつの！）
ロイ「今度生まれてくる時は〜願いは揃って同じ牛〜♪」
イギー（しかも、音痴だし…もはや兵器だ…）
ロイ「できれば今度はこしあんの〜♪」
ウェンディ（早く終わってちょうだい！）
ロイ「たくさんついた餡だんご〜だんご♪」
モートン（終わったァ〜）
ロイ「ではアンコールに応えまして…」
ラリー（言ってないって！！）
ロイ「もう一回歌います！！」
クッパ「………」

　な　ん　で　こ　ん　な　子　に　育　っ　て　し　ま　っ　た　ん　だ　・　・　・

クッパ城講習室にて―――

クッパ「今日はあの“マリオ”についてのレクチャーを行う！！」
ルドウィッグ「ちょっと待って！レミーの奴がまだいないんだけど」
クッパ「まったく…また下痢か？」

ルドウィッグ「お、来たか」
レミー「すいません！朝から下痢気味で…」
クッパ「もういい！早く座れ！」
レミー「は、はい」
クッパ「では、まずはマリオの武器の説明だ」
レミー「ちょ、ちょっと待ってください」
クッパ「何だ？」
レミー「下痢っぽくて…トイレに…」
クッパ「早く行って来い！！」

レミー「いや〜出た出た」
クッパ「この講習は七人揃って受けねば意味がないんだ、体調は整えておけ！」
レミー「それはそうなんですが…」
クッパ「どうした？」
レミー「またお腹が…」
クッパ「正露丸飲んで我慢しろ！！」
レミー「はい…」
クッパ「よし再開だ。これは“ファイアフラワー”と言って…」
レミー「あの…」
クッパ「なんだ？質問か？」
レミー「正露丸が僕の胃に合わなかったらしくて…限界です」
クッパ「お、おい！ここでするなよ！！」
レミー「もう出しちゃいましたッ！！」
クッパ「………」

　な　ん　で　こ　ん　な　子　に　育　っ　て　し　ま　っ　た　ん　だ　・　・　・

クッパ城にて―――

クッパ「ルドウィッグ、何を飲んでいるんだ？」
ルドウィッグ「ああ、青汁だよ」
クッパ「健康的じゃないか、感心したぞ」
ルドウィッグ「なんたって俺はコクッパの長男だからね、
　　　　　　　俺が不健康じゃ、他のみんなに示しがつかないだろう？」
クッパ「ガッハッハ！さすがだルドウィッグ！！さすが長男だな！！」
ルドウィッグ「いやァ、当然の事さ」

一週間後―――
カメック「クッパ様、ルドウィッグ様にお届けものです」
クッパ「なんだこれは？」
カメック「通販の健康食品ですよ、“ビタミンキノコ”という」
クッパ「ルドウィッグめ、健康に目覚めおったな。
　　　　よし、ワガハイが部屋に持っていこう」

クッパ「おい、ルドウィッグ。“ビタミンキノコ”とやらが届いたぞ」
ルドウィッグ「あ、あ、あ、ありがとう…」
クッパ「ど、どうした？随分やつれたな…」
ルドウィッグ「何言ってるんだよ父上、すこぶる健康だよ…
　　　　　　　見てくれよ、俺の健康食品コレクションを！！」
クッパ「うわ…！部屋中が健康食品だらけじゃないか！」
ルドウィッグ「ふへへ…すごいだろう…ふへふへへ…」
クッパ「いくらなんでも多すぎはせんか！？」
ルドウィッグ「いいかい父上、健康食品ってのは多く食べれば食べる程、体にいいんだぜ？」
クッパ「お、おい…」
ルドウィッグ「さぁて、次はどんな健康食品を試すかな、
　　　　　　　健康ってのはいいもんだねェ父上…うへへへへ…」
クッパ「………」

　な　ん　で　こ　ん　な　子　に　育　っ　て　し　ま　っ　た　ん　だ　・　・　・

クッパ城にて―――

クッパ「ああ…愛しのピーチよ、
　　　　いつになったらワガハイに振り向いてくれるのだ…？
　　　　ワガハイの熱い口づけ、受け取ってくれ！！」

ラリー「うわ、またやってるよ、父上…」
モートン「ピーチ姫のポスターにキスなんて恥ずかしくないのかなァ？」
ウェンディ「体は豪快なのに、心はそうじゃないのよね〜」
イギー「母上が亡くなって、いわゆる“欲求不満”なのでしょう」
ロイ「何たって、自分でポスターを作るくらいだからな」
レミー「そんなに好きなら告白すればいいのに…」
ルドウィッグ「それが出来ないから、さらってばかりいるんだろう」


クッパ「にっくきマリオめ〜、ワガハイの鉄拳を受けてみよ！
　　　　ほれ！ほれ！ほれ！
　　　　どうだ参ったか？ガッハッハッハッハ……！！」

ラリー「今度はマリオの形のサンドバッグを殴り始めたよ」
モートン「現実では勝てないから、せめてサンドバッグってわけか…」
ウェンディ「まったく、大王のくせに情けないんだから！！」
イギー「サンドバッグというのはストレス解消には有効な手段ですがね」
ロイ「でもこんなんじゃ、いつまでたってもマリオに勝てねぇよ…」
レミー「なんか…一生勝てないような気がしてきたよ」
ルドウィッグ「それを勝たせてやるのが俺たちの役目だろ？でもたまに思うよな」

　な　ん　で　こ　ん　な　親　父　の　元　に　生　ま　れ　て　し　ま　っ　た　ん　だ　・　・　・

>>97
よくやった

海原雄山なクッパｷﾀ━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━!!

カッコ(・∀・)ｲｲ！

ところで、

クッパが姫を拉致した。
それだけである。
最近話題の北朝鮮みたいなあれである。
交渉とかそういう平和的解決も望めたのかも知れないのに
容赦なく乗り込み、一族郎党皆殺し。
鬼の化身かこいつ。
3の場合例外か。

>一族郎党皆殺し
×鬼の化身
○チェチェンゲリラ

ageてみる。
素敵です

>>20
>>24
最高！！

そういやマリオワールドの攻略本にリアルマリオの小説(クリアしたあとのインタビュー)が乗ってたね。
公式ガイドブックなのになんかシュールな感じで笑ったよ。
今も持ってるからまた読んでみよう。

傷だらけの足は冒険者の勲章

　私は『4』の冒険を終え、調整中のマリオを彼のトレーニングルームに訪ねた。
マリオは大きいままでサウナに入っていた。
カメを何千匹もふみつぶした足はたくましく傷だらけで、顔には心なしか疲労の跡がみえた。
「マリオさん、『4』の冒険ごくろうさまでした」
マ「やあ、ありがとう」
「スーパーファミコンになって初めての冒険はいかがでしたか…？」
マ「基本は同じだからね。でも景色が良くなったんで冒険も楽しかったよ」
「今回もまた大勢の仲間を亡くされましたが…」
マ「そうなんだよ…(泣く)」
「よろしければ彼らの思い出話など…」

「このクソカメー！」

マ「最初の犠牲者はオレ達の間でノボルと呼ばれてたヤツだった。
最初のヨースター城の金アミのところだったかな…。
慣れない金アミなのに無理してコインをとろうとしてね、
バランスをくずしたとたん体中をカメに食いつかれてマグマの中に落ちてしまった」
「お気の毒に…」
マ「最後の言葉は『このクソカメー』だったよ」

スイッチ押しのヒロシドーナッツ平野に散る

「ドーナッツ平野のコース3でもたくさんの犠牲者が出ましたね」
マ「ああ…あそこはこのゲーム有数の難所だった。
一個中隊くらいのマリオ達が死んだかもしれん…。
谷の底は息絶えたマリオ達でいっぱいだった。あの中にタカシやヒロシもいたんだ。
ヒロシは『あのスイッチをOFFにできるのはオレサマだけだ』
と言ってジャンプしたとたんに、カメに頭をわられた』
「情けないですね」
マ「本当に戦った者にしかあの苦労はわからんさ…」

マグナムキラーの恐怖

「そう言えば確か、砲弾にやられたマリオがいましたね」
マ「ああ…マサルことだな…」
「今どき、砲弾にやられるのは珍しいのでは…」
マ「あの時マサルは、とらえたカメを誰かに投げつけようとして砲弾への注意を怠ったんだ。
なんといってもカメの甲羅投げはマサルの十八番だったから、
何としてもいいところをみせたかったのかもしれないな…」

ジャンプ力がありすぎて…

「ドーナッツ平野のお城も苦労なさいましたね」
マ「ああ…大勢の仲間を失ったよ。ヨシオが壁にはさまれたのは悲惨だった…。
やつはジャンプ力がありすぎたんだ」
「そういえばヨシオさんは…」
マ「そう…ヨシオはバレーボールの全日本代表だった。
マリオになどならなければ、バルセロナのオリンピックで活躍してただろうに…」

孤独な戦場に一人
「ところでみなさん、画面には一人ずつしか出てらっしゃいませんが」
マ「我々は画面の左側からゾロゾロあとをついていってるのさ」
「そうでしたか…。ところでバターブリッジの上下するキノコでは…」
マ「ああ、たくさんの仲間がタイミングをとれずに谷底に落ちたよ…
いつまでもバターブリッジのキノコには、しがみつこうとしたマリオ達のツメ跡が残ってるはずだ」

白い光につつまれて君は1UPする

「以前からお聞きしてみたかったんですが、1UPする時のお気持ちはどんななんでしょうか」
マ「そりゃもう緊張するさ。一瞬まわりが明るくなったかと思うと、カメだらけだもんな…」

命の綱は足の裏の強さだけ

「生き残る秘訣というのは…」
マ「特にないが、足のウラだけはいつもキタエているよ。
我々マリオは光線銃や爆弾のような武器らしい武器は持っていない。
足のウラでカメを踏むだけだからな。それに頭もキタエてるよ。
キタエ方がたりないと、コインをとろうとしてブロックに頭ツキをかましたとたん
脳震盪になることがあるからね」
「本日は長時間ありがとうございました。最後に何かメッセージはございますか」
マ「我々マリオは永遠だということさ。
もし『5』がスタートすればオレはワンステージもクリアできずに死ぬかもしれん。
しかし後に続くマリオ達が、次から次へと育ってるんだ。
今は学生だったり公務員だったりする連中が、ピーチ姫のためにマリオに身を投じてくれる。」
「良いマリオになるにはどうしたら良いのでしょう」
マ「ヒゲが濃いことだな。コレはピーチ姫の好みなんだよ」
「なるほど」

warota

ああ、懐かしい(w
沢田君ちで読んだな、それ。当時の幼い俺にとって衝撃だった…
バターブリッジのくだりは挿絵と共に強烈なトラウマとして
胸に刻まれている。

凄まじい溶岩の熱気、揺れ動く島、飛び交うバブル―――――
かつてない危険な戦場に三人の男が立っていた。
マリオとルイージ、そして最後のコクッパ・ラリー

ラリー「行くぞ！！」

ズババババッッッ！！

鋭い爪を活かしたラリーの猛攻がマリオ達を襲う。
慣れない戦場の為か、二人は避けきれずいくらかの傷を負う。

マリオ「多少はやるようだな…」
ルイージ「兄さん！反撃しよう！！」

ビュビュビュ！！

二人のコンビネーション攻撃が始まった。
が、ラリーが上手であった。揺れ動く地面を利用し、巧みに逃れる。

ラリー「そのコンビネーション…
　　　　飛行船ではどうすることもできなかった…
　　　　だが、今は見える！見切れる！完璧になッ！！」
ルイージ「クッ…前とは、まるで違う！！」
マリオ「この動き、余程の訓練をしたと見える…
　　　　だが、無駄な努力だ。避けているだけでは無意味だ」
ラリー「ふん、ただ逃れているだけだと思ったか？」
ルイージ「何！？」
ラリー「“これ”のタイミングを待っていたんだよ…」

ブワッ！！！！

突然、全てのバブルがマリオ達に飛んでいった。

とある規則性に基づき運動を行うバブル―――――
ラリーはある位置に一斉に飛んでいくタイミングを完全に知っていた。
コンビネーションを避けながら、二人をそこに誘い出していたのだ。

ラリー「これは避け切れまい！！」
マリオ「ならば避けぬまでだ」
ラリー「―――――！？」

ダッ！！

マリオは四方八方から飛んでくるバブルの一つに狙いを絞り、
ダメージを覚悟で強行突破した。

ジュウウ…！

マリオは腕に多少の火傷を負ったものの、見事にバブルを突破した。

マリオ「避けられぬなら、いかにダメージを減らすかを考える…戦いの基本だ」
ラリー「なるほど………だが、弟はそうはいかなかったようだ」

マリオと違い、ルイージは一点突破をとっさに思いつけなかった。
そのため、肩、腕、足と、かなり大型の火傷を負ってしまった。

ルイージ「うぐぐ…すまない兄さん…」
マリオ「何をやっているルイージ、反応が遅いぞ！」
ラリー「クックック、もうコンビネーションは出来まい」
ルイージ「それはどうかな…！」

ビュビュビュ！

二人は再びコンビネーションを仕掛けるも、ルイージの負傷の大きさも災いし、
先程までのより遙かにキレが悪かった。

>>116
待ってますた。期待。

ルイージの負傷により、コンビネーションの威力が落ちたマリオ達。
対するラリーは無傷の上、戦場は明らかにラリーに有利に出来ている。
予想外の苦戦を強いられるマリオ達であった…

ルイージ「ごめん、僕がバブルを避けられなかったから…」
マリオ「フン、戦闘中に謝るヒマがあったら敵をしっかり見ろ…」
ルイージ「うっ！あの構えは―――？」
マリオ「奴め、何かする気だ…」

ラリーは腰をかがめ、何やら強く念じていた。
やがて、ラリーの手は熱気を帯び、炎の塊が出来上がっていった。

マリオ「来るぞ！」
ラリー「喰らえ！！」

ゴオオオオッッッッ！！！！

ラリーの手から放たれた炎の塊は、凄まじいスピードで転がってきた。

マリオ「これは、イギーも使っていた技だな…
　　　　だが、それよりも遙かに巨大で速い！」
ルイージ「ぐぅッ！！（とっ跳べない…！？）」

いくら速くて巨大でも、地面を転がる炎では、マリオ達を仕留めることはできない。
なぜなら、マリオ達には“ジャンプ”という武器がある。
それがある限り、地面の攻撃は怖くはない、しかし、今のルイージにはそれが無かった。
バブルによる足の負傷、それでも強行したコンビネーション…
ルイージにはその巨大な塊を跳び越えられるジャンプ力は残されていなかった。

ボワァァァァ！！！！

ルイージ「うわああああああ！！！！」

ラリーの放った炎の塊がルイージを捉えた。

ドサァッ！

全身におびただしい火傷を負い、倒れるルイージ。
かろうじて息はあるが、危険な状態であることは誰が見ても明らかである。

ルイージ「う……ぐ……」
マリオ「くっ…この役立たずが」
ルイージ「に、兄さん…ゴホッ…」
ラリー「残りはお前だけだ、行くぞマリオ！！」
マリオ「………」

マリオは突然ルイージを持ち上げ、この部屋の扉があった床に投げ上げた。

マリオ「そこなら安全だルイージ、待っていろ！！」
ルイージ「え！？（助けてくれるなんて…）」
ラリー（………！！）

その一瞬―――――
ほんの一瞬だが、ラリーはルイージを助けたマリオに自分の兄姉達を、
マリオに助けられたルイージに自分を重ね合わせていた…
そして、マリオはその一瞬を見逃さなかった！

マリオ「やはりな…
　　　　今の“兄弟ごっこ”に自分と兄貴共を重ね合わせたようだな…」
ラリー「何！？」

バキッ！！！！

一瞬の隙をついたマリオのパンチがラリーに炸裂した。
完全に不意をつかれたラリーは吹っ飛んだ！

ルイージ「やっぱり…兄さんがただで僕を助けるわけない、
　　　　　もし邪魔になったら、兄さんは僕ですら殺すだろう」

吹っ飛んだラリーは崖っぷちで踏みとどまり、難は逃れた。
しかし、右足が溶岩に浸かってしまっていた。

ボコボコ…　　ジュワアァァァァァ…！！

ラリー「〜〜〜〜〜！！！！」

何とか右足を溶岩から出し、島に上がるラリーであったが、
その右足は焼けただれ、筋肉が溶け、皮膚も溶け、骨が見え、その骨すら溶けていた。

マリオ「勝負あったな、
　　　　兄姉の為に勝ちを収めたい貴様が…
　　　　その兄姉への想いの強さゆえ、勝ちを逃がすとはな！！
　　　　フハハハハハハハハハハハハハ………！！」
ラリー「まだ、負けてはいない！！」
マリオ「その足でどう勝つというんだ？え！？」
ラリー「うおおおおおおお！！！！」

ラリーは焼けただれた右足に鞭打ち、マリオに飛び掛かった。

マリオ「お、おのれ！カメ風情が！！」

ザシュッ！！

ラリーの爪がマリオの胸を切り裂いた！

ラリー「どうだ、効いただろう！？
　　　　俺には兄さん姉さん、そして死んでいった部下達がついているんだ！！」
マリオ「お、面白くなってきた…」

再び、ラリーは渾身の力を込めマリオ目掛け、突撃する。
ところが、マリオはそれをあっさり避けてしまう。

マリオ「兄姉や部下がついている割に、やる事はただの突進か？」
ラリー「ぐ……！」
マリオ「じゃあ、こっちの番だな…」

ドカッ！！

マリオはラリーの右足に、ローキックを決める。

ラリー「ぐわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！」

想像を絶する痛みに、かつてない程ラリーの顔が苦痛に歪む。
しかし、マリオは執拗に右足を責め続ける。

ドゴッ！！　バキッ！！　ガコッ！！　べキッ！！　ガスッ！！　バシッ！！

ラリー「グッ！！う、う、う〜〜〜〜〜〜！！　
　　　　あくうううううう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！
　　　　くそァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！」
マリオ「ほれ、横にしてやる」

マリオはラリーの足を払い、転ばせた。
そして、ここぞとばかりにラリーの右足を連続で踏み続けた！
何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も………………

グシャッ！！　ドシャッ！！　グジュッ！！　メキャッ！！　ドキャッ！！
ザキュッ！！　ミチャッ！！　べキュッ！！　べチャッ！！　ブチュッ！！
ドチャッ！！　ズギャッ！！　ゴチュッ！！　ボリュッ！！　ガシュッ！！

配管工極悪人

もうマリオは出来ない

＞１２２
マリオ鬼すぎ・・・
何かもう意地でもラリーに勝って欲しい・・・

けど無理なんだろうね（泣

マジでコクッパ復活してほしくなってきた…

ラリー負けるな！

面白いんだけど、いくつかの疑問が生じたので書きます

・なんでマリオはルイージを助けたの？
足手まとい（邪魔）だからどかしたって事なのか・・・
それとも、マリオがあとで処刑するとか？

・胸を切り裂かれたのに何故マリオは生きてるの？
オーバーオールの下に何か着込んでたのか？

・マリオは何故すぐラリーを殺さなかったのか？
転ばしていたぶるより、さっさと溶岩に落とせばいいのに・・・
今までは「勝利至上主義者」みたいだったのが、何故急にサディストに？

>>128
マリオがルイージを助けたのは
兄弟愛の強いラリーに過去を懐かしませて隙を作るためなのでは？
他は極悪非道ぶりを強くするためなんじゃ無いかと勝手によそう

勝てるのか？

勝てないな

クッパ城がどんどん簡単になっている

>>132
財政難なんじゃない？

栗本和博推薦のスレ

>>133
本当にそうかもな・・・
「ワールド」のクッパ城なんて
某攻略本で「ふがいない防衛戦」って言われてたし（w
「ストーリー」では立派に飛んでたけどな

>>134
誰？

>>134-135
4コマ描いてたﾔｼ？

コクッパ可哀相だよ・・・
親父の勝手な欲求不満の為にいつも犠牲にさせられるんだ・・・。

決めた。今日から私、ラリーは殺しません。
砦経由の裏口か、スターロードから入って馬鹿親父だけをブチのめします。

適当に作ったから・・・・

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
http://www55.tok2.com/home/game/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

>>128
＞なんでマリオはルイージを助けたの？
これは>>129さんの書き込みの通り、ラリーに過去を懐かしませ、隙を作るためです。

＞胸を切り裂かれたのに何故マリオは生きてるの？
これはマリオがタフだったからです。

＞マリオは何故すぐラリーを殺さなかったのか？
これについては謝罪します。
前の方の話を見ると、マリオは「サディスト」ではなく「勝利至上主義者」ですね。
安易な思い込みで勝手に性格を変えてしまって申し訳ありません。
予想以上の健闘を見せるラリーにムカついた、という事にしておいてください。
失礼しました。

各ワールドの城の処理方法教えて下さい

とりあえず俺の記憶
１、爆弾解体
２、キックで玉砕
３、？？？
４、ロケット打ち上げ
５、？？？
６、？？？
７、？？？

とりあえずあと「モップで掃除」と「爆弾失敗」と「キャッスル投げ」があるのは覚えている

迷いの森→モップ掃除
だったかな？

>>142
サンクス
詳しい方はどんどん情報お寄せ下さい！

それと、マリオ系のＡＡってないのかな？

>>143
　　　　　　_　　　（Lヽ⌒ヽ　　
　　　⌒'　M） ⊂二＝- ノ
　　ゝ-＝二⊃　　´Ｃ｀巛)　困ったな 俺ら
　　(巛　´ O｀　　彡_ミ ﾉ　　　　　 　　
　　　ヽ 彡_ミ　　/　　 ⌒i
　　 ／　　　＼　 　　　|　|
　　/　　 　/￣￣￣￣/　|
＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/　（u　⊃
こういうのなら

>>144
warata

　　　　　　_　　　（Lヽ⌒ヽ　　
　　　⌒'　M） ⊂二＝- ノ　　
　　ゝ-＝二⊃　　´Ｃ｀巛)　スクウェアにも勝ったし
　　(巛　´ O｀　　彡_ミ ﾉ　　あとはピカチュウとＰＳ２くらいだね兄さん…　　　 　　
　　　ヽ 彡_ミ　　/　　 ⌒i
　　 ／　　　＼　 　　　|　|
　　/　　 　/￣￣￣￣/　|
＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/　（u　⊃

徹底的に相手の弱点を調べ尽くし、徹底的に敗北を味わわせる！！
それがマリオブラザーズのやり方！！

モップ掃除で城が消えるとはこれいかに

>>41
マリオ１＞２＞６４やらサンシャインやらカート＞３＞ワールド
これは絶対ありえない。
マリオサンシャインのオープニングのポンプを入手する場面で、
マリオの過去の戦いが左下に小さく映し出される。
マリオ１・にせクッパ戦→ワールド・イギー戦→６４・闇の世界のクッパ戦の順
だからサンシャインは確実にワールド以降の話。

>>141
１、爆弾解体
２、キックで玉砕
３、ハンマーで
４、ロケット打ち上げ
５、爆弾失敗（マリオ黒焦げ）
６、モップ消し
７、？？？

だったと思う。
７は忘れたけど>>141の言う「キャッスル投げ」が７なのかな。

>>149
それが楽しみだったピュアな時期があったなぁ…

>>150
禿同。
そして必ずみんなモップで突っ込むと。

微笑ましいスレッドです

すべてクッパの自演です

>>149
7はキャッスル投げだよ。
画面外に放り投げてマリオがピースサイン。

１ ５ ５ かな？

ガチならルドウイッグが一番強い。

ルドウィッグがマリオに負けたのは健康食品のせいだったわけだ。

コクッパはワールドの後、ヨッシーのロードハンティングにも出てる。だからワールドでは死んでいない。
おそらく、最近出ないのは親父に付き合うのがアホらしくなったのだろう。
クッパの目的は、
１・２→キノコ王国征服
３→キノコワールド（キノコ王国以外）征服
ワールド→恐竜ランド征服
ロードハンティング→ジュエリーランド征服
ＲＰＧ・６４・ストーリー・サンシャイン→ピーチ姫誘拐
１・２のころ、ピーチ姫を誘拐してたのは、
ピーチ姫がクッパの魔法（キノコ王国の人々をつくしやレンガに変えた）を解く力を持っていたから。
つまりピーチ姫誘拐そのものが目的ではなく、あくまで目的のための手段だった。
しかし、３・ワールドでは目的に直接関係ないのにピーチ姫を誘拐するようになった。
ＲＰＧ以降では、もはや完全にピーチ姫の誘拐だけが目的になっている。
たとえばストーリーでは星の国からスターの杖を奪っているが、
星の国征服が目的ではなく、スターの杖を奪うのはあくまでピーチ姫誘拐のための手段。
１・２と最近の作品を比べると目的と手段が完全に入れ替わってしまっている。
コクッパもクッパ・アオ（クッパの弟）ももうそんなアホな目的には付き合いきれんだろう。
サンシャインではピーチ姫を誘拐したのはコクッパ七人衆の弟クッパＪｒ．だが、
これはピーチ姫を母親と思い込んだから。

亀レスですが、70の続きが出てる！
待ってました

分かった。
母上は亡くなったのではなく愛想が尽きて出て行ったんだ！！

>>158
＞しかし、３・ワールドでは目的に直接関係ないのにピーチ姫を誘拐するようになった。
３はコクッパ７人衆が倒された後（倒してる間）に誘拐しちゃうんだよな。

誰か続ききぼんぬ
ラリーの最期を見せてくれ

旦~

レミーは斜視だな。

クッパの妻はキノコ王国の女王（ピーチの母）

>>162
らりーは　しんでしまった

おお　ゆうしゃらりーよ　しんでしまうとはなさけない

>>166
おお！復活してくれたかラリー！
その勇者の心を再び髭オヤジに見せつけろ！

奥様は魔女

ageageage

チョップで海を割るウェンディがイマイチ
後は◎

いいスレだ！！

故クッパサイコー！

復活したラリーはまず無能な父を国外追放し、政権を奪う。
さらに、その圧倒的かつ残虐な侵略で、次々と国を滅ぼす。
キノコ王国もあっけなく滅ぼし、ピーチ姫にはピーチ王国という属国を与えた。
さらにマップ上のキノコ、フラワーなどを全て処分し、マリオ兄弟を撃退。

しかし・・・

宮本「困るんだよねェ、あんなんじゃ誰もクリアできないじゃん」
ラリー「当然だ、俺はいかなる時も油断しない男だ」
宮本「そうじゃなくって・・・
　　　ゲームというのは、クリアできなくちゃダメなんだよ。
　　　何回か失敗してコツを掴んでのクリア。
　　　これがユーザーの求めるゲームなのさ、
　　　難しすぎると“クソゲー”呼ばわりされ、
　　　逆に簡単だと“お子様向け”の烙印が押されてしまうわけだ。
　　　そこいくと、君のは完全に“クソゲー”ってわけ
　　　アイテムも無い、敵は完璧な集団戦法、クリボーですらハンマーを投げる・・・
　　　こんなのはとてもゲームとは呼べない、分かるね？」
ラリー「分からんな、俺は俺のやり方でやるまでだ」
宮本「そうかい、じゃあ任天堂とは縁を切ってもらおう」
ラリー「望むところだ。俺は本当の戦争がしたいんだ」
宮本「どこへ行く気だね？」
ラリー「さあな・・・
　　　　今まで、我が軍に資本を提供してくれた事には礼を言う
　　　　さらばだ・・・・・・」

こうして、ラリーは任天堂との関係を絶ち、今もどこかで大暴れしているらしい・・・

　ラリーの右足にはもう痛覚すらなかった。
　特上の激痛を消し去るため、まるで生まれた時から右足など無かったかのように脳はその存在を否定していた。
　広い部屋中にとどろくラリーの絶叫が聞こえなくなった時、マリオは攻撃を止めた。
「…死んだか…」
　ラリーに立つ気力はもう無かった。たとえ立ち上がったとしても、
　圧倒的な戦闘力を誇るマリオにはかなわないという絶望が彼を死の世界へといざなう。
　ラリーの目に、今までの人生が走馬灯のように映し出される。
（モートン兄さん…将棋で負けたからって俺をぶたないでよ…）
（ウェンディ姉さん…恋の相談を一番に俺にしてくれた時は嬉しかった…）
（イギｰ兄さん…とび職に就きたいという夢を俺に語ってくれた時の兄さんの目、忘れないよ…）
（ロイ兄さん…みんなうんざりしてたけど、兄さんの歌、パワーがあってとても好きだった…）
（レミー兄さん…下痢がいつか克服できると信じてた…）
（ルドウィック兄さん…兄さんに貰った健康食品を食べた時は少しだけ強くなった気がした…）
　そして最後の時が来た。
　ラリーは意識の中で巨大なマリオに踏み潰され、深い地の底に沈んでいった。奈落の底へ。

　”ラリー！”
　暗闇の中を落ちていく感覚の中でラリーは声を聞いた。
　それは時にはなさけなくもあり、自分にとって絶対的でもある、聞き慣れた父の声だった。
（ああ、そういえばさっき父上の姿は見なかったな…まだ続きがあるのか…）
　”馬鹿を言うんじゃない！”
　先ほどよりも大きい声と共に暗黒の空間に父の姿が映し出される。
（父上…ごめん、キオスクでも買い物できなかった俺にはマリオに勝てるはずもなかった）
　”おまえは良くやった、わしはおまえを誉めてやる。だが、向こうを見てみろ”
　父は絶望の深淵を指差す。ラリーは静かにそちらを向いた。
　そこには、ラリーの兄弟達6人がいた。彼らは地獄のそこで苦しんでいるようには見えなかったが、
彼らのもとへ逝こうとするラリーを歓迎している顔でもなかった。
　”見ろ。あの姿を見て、おまえは兄弟達の期待に応えずに死んでしまうのか？”
（父上…）

「はははははっ、クッパ！　貴様の軍は崩壊したぞ。あとは貴様の首だけだ！」
　マリオの歓声でラリーは目を覚ました。
　足の痛みはない。兄弟達への思いを支えに、ラリーは上体を起こし、片足だけで何とか立ち上がる。
　ラリーが死んだと思っていたマリオはわずかに驚いた顔を見せる。
「ほう、まだ生きていたか。だが、その足でどう戦う？　いつかの時のように甲羅に隠れて逃げ惑ったらどうだ？　命だけは助けてやるぞ」
　マリオの挑発もラリーの耳には届かなかった。ラリーの頭にあるのは兄弟達の仇、マリオの命のみだった。
　ラリーの冷静な態度はマリオにわずかながらの戦慄をあたえた。
「ふむ、まだ戦う意思はあるようだな。成長したもんだ」
「この技だけは使いたくなかった…。命をかけて俺を守ろうとしたカロン達に申し訳ないと思っていた」
　誰に聞かせようとするわけでもない、しかし部屋中に届くはっきりした声でラリーは言った。
　そのしぐさと声に、さすがのマリオも警戒の態勢に入る。
「面白い、死にぞこないの貴様に、どんな技がだせるのか、はっきりと見てやろう」
「カメック、カロン、すまない。俺は最初から命をかけて戦うべきだったんだ…」
　ラリーは目を見開いて、最後の力を振り絞って、信じられないくらい大きな声でさけぶ。
「みんな！　俺に力を貸してくれ！　全バブル達よ！　立ち上れ！」
　声と共に、島の周りの溶岩から、赤い奔流がのぼった。
　四方八方を灼熱の溶岩の壁に阻まれた島からは二人とも脱出は出来ない。まさに決死の技だった。
　マリオの顔に汗が浮かぶ。それは溶岩の放つ熱気のせいだけではない。
「マリオ、一緒に逝こうぜ…」
　マリオの焦りの表情を見たラリーは満足げに呟いた。
「バブルよ！　倒れろ！　俺と一緒に我が一族の宿敵マリオを飲み込め！」
　島を包んでいた溶岩の壁が島に向かって倒れていった！

　ラリーは溶岩の壁が倒れていくのと同じように自らも倒れていった。
　その姿を見てマリオの驚きの表情が笑顔に変わる。
「そんな事を言ってるから貴様はアマちゃんなんだよ！」
　マリオは倒れゆくラリーの体向かって突撃していった。
「吹き飛べー！」
　マリオはラリーの体を目掛けて飛び蹴りを放った。
　猛烈なダッシュにより加速された飛び蹴りはラリーを吹き飛ばしても勢いをなくさずに、
二人は一体となって溶岩の壁に激突する。
　ラリーの体が盾となり、マリオは溶岩には触れずに島を脱出した。
　溶岩の壁を越えたマリオはラリーの体を踏み台にして、足場へと跳躍した。
踏み台にされたラリーは、マリオの強烈な脚力により、爆発するような音と共に溶岩に叩きつけられる。
　既に全身火傷におかされていたラリーの体を溶岩は無慈悲に焼いていく。彼はもう幻覚を見る事もない。

”ラリーおまえは良く戦ったよ。次の主人公はおまえだ”

　ラリーは最後にそんな声を聞いたような気がした。

「次の主人公は〜」

宮本さんの声かッ！？

･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･

>>176
よくやった（号泣

>>172-176
最高