http://www.jca.apc.org/born/siryou/npo/2004-04.htm NPO政策情報
一方、千葉市の財政状況は表3に示すように02年度決算において自治体財政の危険ラインといわれる公債費負担比率が20%を超え、
04年度会計では一般会計の市税収入の割合(46%)、自主財源比率(59.5%)が減少する一方、全会計の市債残高は1兆円強と
悪化しています。それにもかかわらず大開発計画=中央第六地区(約400億円),蘇我副都心開発(約1600億円、内千葉市負担分約560億円)、
千葉駅西口地区開発(約800億円)、千葉みなと駅西(約500億円)などにはブレーキがかる気配はありません。
市税収入率下落が予想されるにもかかわらず、今後10年間で市税収入10数%のアップを前提とした合併建設事業(10年間で約1000億円)も
計画されています。
主張・モノレール延伸と財政赤字
千葉市はすでに1兆数千億円もの借金があるのに、モノレール延伸工事に巨
額の税金を投入するという。モノレール会社への出資金26億円と貸付金102
億円の債権放棄。新たな工事費に2百数十億円投入する。
乗客は当初見込み14万人の3分の1の4万人台。延伸による乗客を市は8
千800人と見ているというが、朝日新聞が関係者から取材した話によると、
多く見積もっても3千人弱だという。工事に巨額を投入し、その後の経営管理
に、また大きな赤字を生ずる事は目に見えている。
http://www.chiba-shinbun.co.jp/0510_10.html