748 :
受験番号774:2009/07/11(土) 00:01:28 ID:6IrcnIT2
無駄にクォリティ高ぇw
749 :
受験番号774:2009/07/11(土) 17:20:57 ID:lFz2nn2b
続編たのむ
750 :
受験番号774:2009/07/12(日) 22:03:55 ID:06p1/8Dg
スレ違いだけど、1Q84に「3」はあるんでしょうか?
1、2読み終わったけど、これで終わりなのか内容から判断つきませんorz
やれやれだぜ
このスレ面白いよね^^;
753 :
受験番号774:2009/07/13(月) 01:03:38 ID:x8+0QPp5
おもしれーw
754 :
受験番号774:2009/07/13(月) 10:29:02 ID:iOwRRAWo
春樹作品主人公のような社会人生活がしたい
文化的雪かきみたいな
どこの官庁行けばいいか教えてくれよマジで
試験官はまるで僕の志望動機すべてを吸い取ろうとしているかのように、僕のペニスを吸いつづけた。
試験官の手はまるで何かをそこに伝えようとするかのように、机の下にある自分の性器を撫でていた。
「ごめんね受験生」試験官は言った。
「謝ることはないよ」と僕は言った。
「最初はこうしたかったの」試験官は言った。
「恥ずかしいけど、一度こうしないことには、あなたの行政への熱意がどうしても汲み取れなかったの。
これは私たち公務員にとって儀式みたいなもの。わかる?」
試験官は僕に微笑んだ。
「今度はあなたが私の服を脱がせて。
あなたはおそらくもう合格だろうから、次は受験生が試験官のことを好きにしていいのよ」
僕は我慢できるところまで我慢して、もうこれ以上我慢できないところまで来てから、
ゆっくりと試験官の中に入った。
僕らが面接を終えたのは夜明け前だった。僕らは試験室の床の上で何度か交わった。
途中で一度、僕が中に入っているときに、試験官は感情の糸が切れてしまったみたいに激しく泣いた。
僕が抱きしめていないと、試験官はそのままばらばらにほどけてしまいそうに見えた。
もう僕はここから離れるわけにはいかない。
「僕は合否について知りたいんだ」と僕は試験官に言った。
「僕は試験結果の何もかもを知りたい。択一の点はどうだったのか。面接の点はどうだったのか。
僕は試験官が受験生に対してたとえどんなことであれ秘密をもっていることに、これ以上もう耐えられそうにない」
「合格発表日になったらね」試験官は言った。
「発表日になったら、何もかも話してあげるわ。今日はまだ何も知らないままでいて。
もし私がここで話してしまったら、あなたはもう永久にニートになってしまうのよ」
僕が何か言おうとすると、試験官は口付けしてそれをとめた。
758 :
受験番号774:2009/07/22(水) 17:33:23 ID:p0Hsjo+E
俺はこれが好きかな↓
31:受験番号774 :02/08/15 12:18 ID:1PohqDut [sage]
「ディスカッションってのがまたひどくってね。みんなわかったような顔して難しい
言葉使ってるのよ。それで私わかんないからそのたびに質問したの。『その産学連携
って何のことですか?公務員試験と何か関係あるんですか?』とか、『ロード・プラ
イシングって東京都民以外は東京に来るなってことですか?』とかね。でも誰も説明
してくれなかったわ。それどころか真剣に怒るの。そういうのって信じられる?」
「信じられる」
「そんなことわからないでどうするんだよ、何考えて生きてるんだよお前?これで
おしまいよ。そりゃ私そんなに頭良くないわよ。庶民よ。でも私だって世の中良く
したいと思うわよ。だからこそ質問するわけじゃない。そうでしょ?」
「そうだね」
「そのとき思ったわ、私。こいつらみんなインチキだって。適当に偉そうな言葉
ふるまわしていい気分になって、面接官を感心させて、内定をもらうことしか考えて
ないのよ、あの人たち」
760 :
受験番号774:2009/07/22(水) 21:22:36 ID:p0Hsjo+E
761 :
受験番号774:2009/07/23(木) 13:15:53 ID:49mQu/P+
風の噂を聞け
762 :
受験番号774:2009/07/23(木) 13:18:59 ID:49mQu/P+
筆記の終わりとハードボイルド面接ランド
763 :
受験番号774:2009/07/23(木) 13:20:33 ID:49mQu/P+
面接カードの内容は、ご機嫌取りクロニクル
764 :
受験番号774:2009/07/23(木) 13:25:55 ID:QJT+Gug6
なに、このハイセンスで最高のスレはwww
明日の面接試験終わったら全部読むわー( ´∀`)
765 :
受験番号774:2009/07/23(木) 13:40:07 ID:vFMpVxD0
>>718 (;^ω^)718を書いたのはきっと村上春樹だお
766 :
受験番号774:2009/07/24(金) 11:15:40 ID:CP5t9qlh
合格通知がないのは寂しかったが、寂しいと感じることができるだけで救われた気がした。
寂しさというのは悪くない感情だった。
( ^ω^)が飛び去ってしまったあとのしんとした屋上みたいだった。
面接から3日が経過し、いまだ連絡は無かった。
おそらく祈られたのだろう。
まあいいさ、と僕は思った。
お世辞にもうまくいったとは言えない面接だったし、
それによく考えてみれば、
特にその職場で働きたいと思っていたわけでもないのだ。
768 :
受験番号774:2009/07/25(土) 08:09:46 ID:w7lB6eoE
やれやれ
769 :
受験番号774:2009/07/25(土) 08:21:33 ID:lYKPNkIX
770 :
受験番号774:2009/07/26(日) 17:50:52 ID:SPtf49LY
771 :
受験番号774:2009/07/28(火) 11:17:20 ID:zUE4yBz4
やれやれ
773 :
受験番号774:2009/07/29(水) 00:44:03 ID:zLRwXW7k
僕はどうしても官庁訪問というやつが面接試験としてうまく機能しているとは思えなかった。
面接官は僕たちを狭い待合室に詰め込んでニワトリの卵選別機のように選んでいくのだ。そして大半の没個性的受験生は『できそこない卵入れ』にいれられるのだ。
ぽいぽいぽいぽい。
つぎのかた、こちらへどうぞ。これはいる。これはいらない。ぽいぽいぽいぽい。
やれやれ、こんな短時間の面接で何が分かるというのだ。分かることといえば卵の表面に傷があるかどうかぐらいのものではないか。僕ならそんなくだらない面接形式を考えた偉い人を『できそこない卵入れ』にいれてやりたいところだ。
「税の仕事に興味があります」
「もう少し具体的に」
「ですから税の仕事をしてみたいんです!」
「君ねぇ、それ具体的って言わないよ」
「あなた達が僕を混乱させたんだよ」
と僕は今度は静かに言った
「とてもいけないことだ。あなた達には何もわかっていないんだ。ほしい人材だけ採用する。あんた達は自分のことしか考えていないよ」
「僕達が面接官としてここに来るべきじゃなかったってことだね。」
「そうだよ。君達はここに来るべきじゃなかったんだ。あなた達は自分のことしか考えていないんだよ」
僕は椅子に腰掛けながらウィスキーをなめた。
「でもま。それはいいさ。なんにしても君の面接はもう終わってしまったんだから」
と真ん中の人事の面接官が言った。
「終わった?」
「君は僕達にはもう二度と会えないよ」
「僕が自分のことしか考えなかったから?」
「そうだよ。あんたが自分のことしか考えなかったからだよ。その報いだよ」
3人の面接官は立ち上がって窓際に行き、人事が片手で重い窓をぐいと押し上げて外の空気を吸った。
たいした力だった。
「こんな晴れた日には窓を開けとかなくっちゃ」と面接官は言った。
それから部屋をぐるりと半周して机の前に立ち、腕組したまま僕の面接カードを眺めた。
「ここで働きたいんだ」と僕は言った。
「へぇ」と面接官は下を見ながら興味なさそうに言った。
「やれやれ」
そう言って椅子の左側にウィスキーのビンを置いて、僕は部屋を出た。
「来年もよろしくお願いします」
776 :
受験番号774:2009/08/16(日) 13:49:35 ID:Ag6bb9zk
なんという才能の無駄遣い('ω`)
778 :
受験番号774:2009/08/16(日) 18:30:22 ID:rXf+BDYq
・会場のあちこちで穴が掘られている、あるいは、穴を掘る試験がある
・ウイスキーの持ち込み可
・教養試験は文学、クラシック、哲学、英文和訳
・専門試験は二つのジャンルが交互に出題され最後にその二分野の複合問題
・論文はとにかく長く書くことを求められる
・面接官が羊男
・珍しい名字の人が合格する
やれやれ。
780 :
受験番号774:2009/08/23(日) 22:44:56 ID:yLy0SjQu
781 :
受験番号774:2009/09/03(木) 22:21:29 ID:gH2bUpEs
782 :
受験番号774:2009/09/17(木) 18:08:06 ID:uUx0rXPW
718:受験番号774 :2008/08/12(火) 16:31:57 ID:EcvtzZ6N [sage]
「やれやれ、また面接か、という顔をしてるわ」と彼女は言った。
「そうかい?」と僕は言った。
「そういうのって、わかるのよ。私にも、そして人事にもね」
「そうかもしれない」
実際のところ、僕はたしかに面接に飽きていた。志望動機、自己PR、学生時代に打ち込んだこと…。こんなものを面接という15分の場で話したところで、僕という人間は決して伝わりはしないのだ。
「人事はあなた自身には興味がないの。あなたが人事に興味がないのと同じようにね。あなたは組織に待遇の良さを求める、組織はあなたに業務上のメリットを求める。平行線よ」
平行線、と言いながら彼女は手のひらを水平に動かした。
「毒にも薬にもならないような面接カードなんて、マクドナルドのコーヒーみたいなものよ」
「おそらく、君の言っていることの方が正しいんだろうな」
僕は溜息をついて、マクドナルドのコーヒー的面接カードを書き始めた。書くべき内容はすでに完璧に頭の中に入っている。逆立ちで象に乗りながらだって書けるくらいだ。
不思議なことに、何十枚と面接カードを書いていると僕という人間が結局はこのA4の紙一枚にしかすぎないのではないかと思えてくる。
志望動機、自己PR、学生時代に打ち込んだこと…。僕という人間はそれらのありきたりな質問の中に埋没し、そしてありきたりな面接カードができあがる。やれやれ、これじゃマクドナルドのレシートの方がまだましだ。
784 :
受験番号774:2009/10/10(土) 18:32:29 ID:iL3khFFM
ksk
785 :
受験番号774:2009/10/10(土) 20:20:09 ID:3clWvKDM
786 :
受験番号774:2009/12/06(日) 01:00:40 ID:C8cCV4ZC
結局のところ―――と僕は思う―――
面接と言う不完全な容器に盛ることができるのは、
不完全な志望動機や不完全な 自己PRでしかないのだ。
そして、××省に関する熱意が僕の中で薄らいでいけばいくほど、
僕はより深く××省の業務内容を理解できるようになったと思う。
なぜ面接官が僕に向かって「うちの省庁にきてくれ」と頼んだのか、
その理由も今の僕にはわかる。
もちろん面接官は知っていたのだ。
僕の中で××省に関する熱意が地上合格とともに薄らいでいくであろうことを。
だからこそ面接官は僕に向かって訴えかけねばならなかったのだ。
「うちの省庁のことをいつまでも忘れないで。
あなたが面接でうちの省庁が第一志望だと言った事を覚えていて」
と。
そう考えると僕はたまらなく哀しい。
何故なら面接官は僕の志望順位を信じてさえいなかったからだ。
787 :
受験番号774:2009/12/06(日) 01:53:47 ID:F+Kep5TQ
ハルキってやっぱ偉いな…三流作家だと思ってたけど
788 :
受験番号774:2009/12/07(月) 01:19:04 ID:467ZzATj
>>718 本人か?
>>787 文体を真似することができ、その真似したものを見て明らかに春樹の真似だとわかるということは、春樹はある意味言葉や文章を「異化」することに成功してるのかもな。
まあきらいだけど
名作
790 :
受験番号774:2010/06/17(木) 11:54:03 ID:cPAeoFUU
やれやれ
カフカ、1Q84読んだ。
面白いとは思うんだけど、難しいと思うことも多々ある。
カフカなんて最後なに?って感じた。
二十歳には理解できない物語なのか……
792 :
M:2010/06/17(木) 19:43:43 ID:CVkKy1sQ
>>791 全部を理解しようっていう必要はないと思うよ。
わからないままにしておいた方が、次にまた読む時に違う思いが出てくるからおもしろいよ。
読んでいく内にこうゆう事かなって感じる事もあるし。
793 :
受験番号774:2010/06/17(木) 19:52:17 ID:UeFIyc5n
>>792 ご助言ありがとうございます。
読み直してみるとまた別の視点から気付くことがあるのですか…
そう考えるとそんな文章を書けるなんて素晴らしいですね。
試験が終わりましたら、また読んでみようと思います。
794 :
M:2010/06/17(木) 19:57:23 ID:CVkKy1sQ
>>793 ぜひぜひ♪
(・∀・)
新しい発見あったらまた報告ヨロシクです。
795 :
受験番号774:2010/06/22(火) 20:39:46 ID:jhcFFVrA
誰かがやってきて、背中にそっと手を置くまで、
僕はずっとこのスレを保守することにした。
国税と都庁どっちにいくか。正直にいうとどっちでもよかったのだ。
1999年はそんな時代だったのだ。
1973年の公務員試験