本間ゴルフ2

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「本間ゴルフ」脱税事件で前社長に懲役2年6月求刑

 大手ゴルフ用品メーカー「本間ゴルフ」(東京都世田谷区)による脱税事件で、消費税法違反などに問われた同社と前社長・本間敬啓被告(69)の論告求刑公判が7日、東京地裁であった。
検察側は論告で「免税店を仮装して脱税するという計画的かつ巧妙な会社ぐるみの犯行で、詐欺とも言えるほど悪質」と指摘し、同社に罰金3000万円、本間被告に懲役2年6月を求刑した。
来月9日に弁護側の最終弁論が行われ、結審する。

 論告によると、本来は外国人旅行者向けにしか商品を免税販売できないにもかかわらず、同社は大阪市内などの店舗で大口取引先の韓国人業者に大量のゴルフクラブを販売した際、
消費税を免税扱いにし、2000年3月期までの3年間に消費税など計約2億3000万円を脱税した。
(読売新聞)