一方、国内においては昨年の賞金王である谷口徹選手をはじめ、片山晋呉、佐藤信人、伊沢利光選手ら30代の選手がツアーの中核を担っています。
これに昨年、見事な復活劇を見せてくれたジャンボ尾崎、中嶋常幸、湯原信光選手らベテラン勢のがんばりと、近藤智弘選手に代表される20代の若手選手の台頭も期待されます。
例年以上に充実したツアーメンバー。それこそベテランから若手まで渾然一体となって、エキサイティングなトーナメントが繰り広げられ、きっと皆さまに満足していただけるものと確信いたします。
現在、世界のツアーはアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、南アフリカ、アジアンPGA、そして日本の6大ツアーが「インターナショナル・フェデレーション・オブ・PGAツアーズ」という組織の下に、協力し合って活動しています。
私たちもアジアンPGAと初めて共同主管による「アジア・ジャパン沖縄オープン」を昨年12月に行い、この3月には中国でアジアンPGAツアーVS日本ツアーの対抗戦「ダイナスティカップ」を予定しています。
フェデレーション設立の主旨は、各ツアー間の交流を深め、社会的イメージと地位を向上させることなどがあります。
これはそのまま私たち日本ゴルフツアー機構の基本理念に当てはまります。
ゴルフを通じて国際交流の担い手となり、質の高いトーナメントによる感動を提供し、次世代を育て、スポーツ文化の価値を高めることによって国際社会や地域社会に貢献していくことが私たちの使命であります。
折しも厳しい経済状況が続く中ではありますが、今年も28試合のトーナメントを日本各地で開催することになりました。
スポンサーをはじめとする関係各位に、この紙上をもって改めて深く感謝いたします。
私たち日本ゴルフツアー機構は選手と心をひとつにして、ゴルフ関係各位、ゴルフファンの皆さまのご期待に沿うべく、これからも邁進していく所存です。
何卒、これまで同様皆さまのご支援、ご協力を賜りたくお願い申し上げます。
2003年初春
日本ゴルフツアー機構
チェアマン 島田 幸作
2002ファイナルクォリファイングトーナメント
2003年のジャパンゴルフツアーの出場権をかけて、ファイナルクォリファイングトーナメントが
昨年の12月5日(木)〜10日(火)の6日間にわたって、高知県のKochi黒潮カントリークラブで行われた。
・いつもと違う“シビレ”に襲われる挑戦者たち
ツアープロにとって、試合に出られないことには話にならない。今年のツアー出場権を争うファイナルQTは、いわば“生活権”をかけた過酷なトーナメントなのだ。
ファイナルQTの出場選手は214名。サードQTから進出した186名に、河村雅之、白潟英純、牧野裕、R・バックウェルなどシード権を喪失した選手たちが加わって、6日間の長丁場に挑んだ。
予選カットラインはKochi黒潮CCの暖流・太平洋コース18ホールと黒潮コース18ホールを交互に回り、4日間72ホールで上位90位タイまで。
QT独特の重苦しい雰囲気と難解なグリーン。加えて太平洋から吹き上げる風が選手たちに思いどおりのプレーを許さず、結局、5オーバー293ストロークまでの92名が決勝ラウンドへ進出した。
初日80を叩いて出遅れた中嶋常幸の長男・雅生がカットラインに僅か1打及ばず予選落ち。R・バックウェルも1打に泣き、西川哲、鈴木弘一、牧野裕、高見和宏といったシード、元シード選手たちも4日間でコースを後にした。
・ツアー経験を生かした谷原秀人が1位通過
決勝ラウンドに進出したからといって安心できないのがQTだ。ツアー開幕戦から第27週のウッドワンオープン広島まで(第1回リランキング)のツアー出場優先順位が1位から順に振り分けられるからだ。
ひとつでも順位を上げ、半分以上の試合に出場できるといわれる30位までのセーフティゾーンにくい込むことがひとつの目標になる。
予選の4日間がいかにしてボギーを叩かない守りのゴルフなら、決勝2日間はバーディを奪ってランクを上げる攻めのプレーが要求される。
決勝ラウンド1日目、ベストスコアの68をマークした谷原秀人が、結局、6日間通算8アンダーの424で1位の座を獲得。
谷原は2001年のQTランク47位で昨年のツアーに18試合出場。最終戦のカシオワールドオープンは賞金ランクシード目前の79位で出場したが手が届かず、ファイナルQTへ挑んできたのだった。
「2001年のQTより技術的にも精神的にも強くなっている自分を感じました。ツアーで闘った経験が生きてこなきゃ意味がない、そう自分に言い聞かせて6日間プレーしました」と谷原。
「今年は去年よりも、もっと落ち着いてツアーで闘える手応えがあります」と捲土重来を期していた。
また、地獄から一筋の光明を見いだしたのが、ランク12位でツアー切符を取り戻した川岸良兼だ。
プロ入り以来11年間守ってきたシード権を失い、QTに初挑戦したのが一昨年の12月。しかし、怪物・川岸をもってしてもQTの壁は破れず、2回目の挑戦でやっと上位にくい込んだ。
初日80を叩き、絶望の淵からはい上がってきた川岸。「QTの緊張感は、ツアーでのシビレとはまるっきり違う。ほんと、辛かった…」と疲労困憊の様子。
地獄を見た男が、今年のツアーに復活を賭ける。
そして特筆すべきニューフェースがアマチュアの重田栄作、34歳だ。
アマチュア規定の改定でアマチュアでもQTが受けられるようになったを受け、何人かのアマチュアが1stステージから挑戦したが、ファイナルまで勝ち上がったのは重田ただ一人。
6日間の戦いを終えて、QTランクは64位。もちろん、プロ転向を決意した。
21歳でアメリカに渡り、プロ修行。しかし、6年間で芽が出ず、一度は諦めたプロゴルファーへの道。
帰国後は金子柱憲のキャディで生計を立て、金子がツアーであげた6勝すべての試合でバッグを担いできた。
「まさか決勝まで残れるなんて…。まずはチャレンジツアーで頑張って、たとえ40歳、45歳になってでも、いつかシード選手として活躍したい」と言う。
悲喜こもごものドラマを見せたQT。昨年の8月27日の1stステージを皮切りに、全部で2118人が挑んだツアーへの狭き門。
見事ファイナルQTを突破した92名の選手たちが、今年のツアーにどんな新風を吹き込むか、乞う、ご期待。
【ファイナルQT最終成績】
ランク/スコア/氏 名
1 424 谷原 秀人
2 425 田島 創志
3 426 金城 和弘
4 426 C . J o n e s
5 426 葉 偉志
6 427 原川 光則
7 428 小田 龍一
8 428 末岡 誠
9 429 A . S t o l z
10 429 坂倉 俊哉
11 429 白 佳和
12 430 川岸 良兼
13 431 秋葉 真一
14 431 相沢 敏弘
15 432 高橋 竜彦
16 432 坂上真之介
17 432 白潟 英純
18 433 上出 裕也
19 433 尾崎 智勇
20 433 井田 安則
21 434 塚田 好宣
22 434 室井 憲男
23 434 沢田 尚
ランクスコア氏 名
24 434 張本 茂
25 434 鹿田 英久
26 434 河村 雅之
27 435 武藤 俊憲
28 435 牧野 充宏
29 435 小田 孔明
30 435 真野 佳晃
31 435 佐藤 英之
32 435 林 健斌
33 435 井上 忠久
34 436 崎山 武志
35 436 中 庸行
36 436 小川 卓哉
37 437 砂入 清史
38 437 P . U n h o
39 437 谷口 拓也
40 437 五十嵐雄二
40 437 五十嵐雄二
41 437 清水 一浩
42 437 高橋 朋載
43 437 高崎 龍雄
44 437 岩本 高志
45 437 杉山 直也
46 437 中田慶史郎
47 438 原田 三夫
48 438 W・Perske
49 438 日下部光隆
50 438 冨永 浩
51 438 阿原 久夫
52 438 横山 明仁
53 438 中島 敏雅
54 439 山本健太郎
55 439 梅田 有人
56 439 須藤 聡明
57 439 G・Norquist
58 439 金子 柱憲
59 439 C・Warren
60 439 A・Gilligan
61 440 三木 由人
62 440 杉原 亘
63 440 横山 勝治
64 440 *重田栄作
65 440 横山 公志
66 440 井手口正一
67 440 岩立 誠治
68 440 桑原 将一
69 440 原口日出樹
70 440 島田 正士
71 441 金井 剛
72 442 松林伊三雄
73 442 陳 元車
74 443 山本 昭一
75 443 原口 鉄也
76 443 柳橋 正人
77 443 横田 英治
78 443 坂本 圭治
79 443 武田 登行
80 444 Lam・C・Bing
81 444 掘 貴磨
82 445 前田 雄大
83 445 高松 厚
84 447 中村 龍明
85 447 有泉 義也
86 448 許 孟男
87 448 S・Thammanoon
88 448 杉原 敏一
89 449 深澤 尚人
90 450 上平 栄道
91 451 清水 洋一
棄権E・Herrera
*はアマチュアで受験
【トーナメント規定2003の主な改正点】
2003年度よりトーナメント規定の一部が改正されます。主な改正点を紹介します。
1.プレーヤーと主催者に関わる事項
■ 競技が短縮された場合に賞金が減額されるが、主催者の好意により、100%支払われる場合があることを追記した。
第52条(4)「悪天候等で競技中止またはラウンド数が短縮された場合、ツアートーナメントの場合別表Aの区分1から16を適用し、チャレンジトーナメントの場合別表Bの区分24から27を適用し賞金を支払う。
但し、JGTOと主催者との個別の協議により、上記に関わらず100%の賞金を支払う場合がある。」
■ 一部基準に該当しないトーナメントとして、「海外ツアーとの共同主管トーナメント」を追加する。
第12条(1)日本オープンゴルフ選手権競技
(2)日本プロゴルフ選手権大会
(3)日本プロゴルフマッチプレー選手権
(4)ゴルフ日本シリーズ
(5)海外ツアーとの共同主管トーナメント
■ 主催者推薦出場資格で、アジアンPGAツアーライセンス保持者が別項に記載されているので、アメリカ等と同等の項にまとめた。
第13条(2)A(C)「アメリカ、ヨーロッパ、オーストラレイジア、南アフリカ、アジアンPGAのツアーライセンス保持者とそれに準ずる実績を有する者で運営委員会が認めた者。」
尚、第13条(2)A(d)は削除する。
■ 生涯獲得賞金3億円の資格該当者が、2002年度までで資格を満了するため、第14条(1)「出場資格」からLを削除する。
■ プロアマ大会で大会週に欠場者が発生した場合は、ツアーディレクターが主催者との協議により、補充するプレーヤーを選考することができる。
第29条(1)C「出場するツアープレーヤーの選出は本競技の出場者で、その50%は前年度賞金ランキングの順位から選出し、残りの50%は主催者選考枠とする。又、主催者はその選考方法をツアーディレクターに提出する。
チャレンジトーナメントのツアープレーヤーの選出は、ツアーディレクターと主催者で協議し決定する。
尚、プロアマ大会で大会週に欠場者が発生した場合は、ツアーディレクターが主催者との協議により、補充するプレーヤーを選考することができる。」
■ 第59条(5)「競技の成立は、ツアートーナメントは36ホール、チャレンジトーナメントは18ホールとする。」を追記する。
2.主催者に関わる事項
■ 第46条のトーナメント開催契約書締結後に、トーナメント開催を中止する場合の違約金に関して、
「トーナメントの開催6ヶ月前まで(トーナメント初日から起算して6ヶ月前の前日まで)は賞金総額の20%、
トーナメントの開催6ヶ月以降(トーナメント初日から起算して6ヶ月前の当日から)は賞金総額の50%とする」と修正する。
■ 第45条トーナメント開催申し込みの手続きに関して、(3)「トーナメント開催契約書は、トーナメント日程発表前までに締結されるものとする」を追加する。
3.プレーヤーに関わる事項
■ 第14条(1)Mの生涯獲得賞金ランキング上位25位の出場資格(2003年の該当者までの適用とし、2004年以降は各年度末時点の上位25位以内者が、その他出場資格を失った翌年度以降に、適用年を選択できる1年間のシード資格を得る)を、
2004年度以降に使用する場合の意思表示の締め切り期限を、「出場を希望する年度の、前年度末までに意思表示をしなければならない」と定めた。
■ 第33条(2)における特別保障制度が適用される負傷または疾病の範囲を、
「ツアープレーヤーとしての活動に起因する負傷または疾病」と定める。
■ 細則第2条(2)Cに参考記録のリカバリー率の解説を追加した。
「パーオンしないホールで、パーかそれより良いスコアを獲得する率」
■ 第14条(3)Cに関して初めてアメリカ、ヨーロッパのツアーメンバー資格を年度途中で取得した場合、
「出場義務競技数免除申請の期限を、資格取得後10日以内」と定める。
■ 第18条の現地ウェイティングの手続きに関して、
(7)「主催者選考会(マンデートーナメント等)に出場した選手は現地ウェイティングをすることができる。」を追記する。
■ 第32条(6)を「プレーヤーは競技成立のために予備日が設定されている場合は、翌月曜日もプレーを行なうことを心得なければならない。」と改める。
■ 第32条(8)に「ツアートーナメントにおいては、キャディ(帯同、ハウス、学生などの種別は問わない)は練習ラウンドから伴わなければならない」ことを追記する。
『トーナメントは、その地域・土地の“お祭り”。スポンサーだけに頼るのではなく、地方とのパイプをもっと太くできればいいですね』by 佐渡 充高
・NHK衛星第一放送で見られる「PGAツアー」の解説者としてお馴染みの佐渡充高氏。
アメリカのトーナメントを取材して17年。華やかなPGAツアーは、一体、どのようにして成り立っているのか。貴重なご意見をうかがった。
―PGAツアーを取材されるようになって、何年ですか?
もう17年です。
―アメリカに行こうと思われたきっかけは?
学生のときに、太平洋クラブマスターズでキャディをやったんです。
大学1年、2年のときがギル・モーガン、3年、4年でトム・ワトソン。
初めてアメリカの選手を間近に見ることができて、凄いなぁと思いました。
―それは凄い!
で、ゴルフの世界で生きたいと…。卒業後、東京中日スポーツに入社してゴルフ担当記者になったのですが、気持ちとしてはアメリカに行きたいと思っていました。
たまたまチャンスがあったので東京中日スポーツを2年で退社してアメリカに渡りました。
―PGAツアーというとたくさんのギャラリーが集まって、とっても華やかなイメージがあります。どうしてなのでしょう?
トーナメントは“お祭り”なんですよ。地元の商工会議所の人たちが中心になって、みんなで一緒に大会を作っていくというのがそもそものスタート。
今はいろいろな企業のスポンサーがついていますが、実際に運営しているのは商工会議所の人たち、地元の人たちなんです。
自分たちの友達が運営しているから、ギャラリーとなって集まって、盛り上げようという気持ちがみんなにあるんです。
―おらが町に大きなお祭りがやってきた、という感じですか?
そう、その世界です。どんなところにもお祭りはありますよね、それがたまたまゴルフのトーナメントであって、彼らにとっては1年に1回の楽しみなんです。
だから経済状況が悪くなって、たとえ赤字になってもずっと続けていく。
フェニックスオープンとか昨年、丸山選手が優勝したミルウォーキーオープンなんかは、いまだに冠スポンサーをつけないでトーナメントを開催しています。
―なるほど、それでボランティアも盛んなんですね。日本も地元と結びついていますが、最初に冠ありきの感がします。
日本のことはよく分かりませんが、地方との結びつきを深めておかないとこれから発展するのは難しいし、経済だってこういう状況ですから、冠スポンサーだけでは厳しいと思います。
トーナメントのコンセプトを根本的に変えるのは難しいでしょうから、今までのコンセプトの中に何か地方との交流をもっと深める物をチョコチョコと織り交ぜていって、
10年後、20年後には地元の人たちの中にしっかり定着するようなトーナメントで毎年続けばいいと思います。
発展はあとからついてくるもの。まず最初はゴルフを楽しんでもらうことが大切。ゴルフを見てくれる人たちがいるから仕事として成り立つわけで、需要と供給の関係ですよね。
地元の人たちに歓迎されるような、喜ばれるようなシステムを作っていったほうが得策だと思うし、それが本来トーナメントのあるべき姿だと僕は思います。
―トーナメントで町おこしですね。
今、日本がトーナメントでいくつの県を回っているか分かりませんが、年間52週あるわけですから、最終的には1都1道2府43県すべての県でトーナメントが行われれば楽しいですよね。
そんな理想を持ってもいいのではないでしょうか。
―なるほど、それでボランティアも盛んなんですね。日本も地元と結びついていますが、最初に冠ありきの感がします。
日本のことはよく分かりませんが、地方との結びつきを深めておかないとこれから発展するのは難しいし、経済だってこういう状況ですから、冠スポンサーだけでは厳しいと思います。
トーナメントのコンセプトを根本的に変えるのは難しいでしょうから、今までのコンセプトの中に何か地方との交流をもっと深める物をチョコチョコと織り交ぜていって、
10年後、20年後には地元の人たちの中にしっかり定着するようなトーナメントで毎年続けばいいと思います。
発展はあとからついてくるもの。まず最初はゴルフを楽しんでもらうことが大切。ゴルフを見てくれる人たちがいるから仕事として成り立つわけで、需要と供給の関係ですよね。
地元の人たちに歓迎されるような、喜ばれるようなシステムを作っていったほうが得策だと思うし、それが本来トーナメントのあるべき姿だと僕は思います。
―トーナメントで町おこしですね。
今、日本がトーナメントでいくつの県を回っているか分かりませんが、年間52週あるわけですから、最終的には1都1道2府43県すべての県でトーナメントが行われれば楽しいですよね。
そんな理想を持ってもいいのではないでしょうか。
―ところで舞台となるコースですが、アメリカと日本ではそのセッティングに何か違いがありますか?
演出の問題ですね。アメリカには難しいコースもあれば易しいコースもあります。
USオープンは基本的にゴルフはパープレーというコンセプトがあって、それを未だに崩さないコースセッティングをしています。
一方、プロアマをやるラスベガスなんかでは、あまり難しくしてしまうとアマチュアの方がなかなか前に進まないんで易しくしています。
ゴルフには忍耐の部分もあれば、攻める部分もあります。易しいコースだからつまらない訳じゃなくて、どんどんバーディを取っていく攻撃のゴルフは、これはこれで楽しめるトーナメントなります。
だから日本でも、このホールでバーディが取れなかったら間違いなく優勝争いから脱落してしまう、そんな特徴あるホールとか易しいトーナメントが年に1回あるのも悪くはないのかなと思います。
―丸山選手の後を追って、これからも日本選手がどんどんPGAツアーに挑戦していくと思います。何かアドバイスはありませんか?
最初は大変ですが、慣れることが大切です。日本には日本の風習があるように、アメリカにはアメリカのやり方があります。
それに慣れれば言葉ができなくてもいいんですよ。アメリカには習うより慣れろっていうところがあるんです。
意思の疎通ができないのだったら無理して話すのではなく、通訳を入れてでもちゃんとコミニュケーションを図ることが大事なんです。
―丸山選手の人気は?!
みんなから可愛がられていますよ、あの笑顔ですから。笑う角に福来たるじゃないけれど、アメリカは笑う人はウェルカムです。
運転免許証などアメリカの公的な証明書の写真はみんな笑っています。
日本では歯を見せてはいけませんよね。でもアメリカではブスッとしていると、係の人が笑えって言うんですから…。
アメリカでは、笑顔はとっても大事なんです。
―随分、違いますね。本日は楽しい話をありがとうございました。
私の兄がプロゴルファーになりました。が、同時に貧乏になったのでローソンでバイトしています。
妙にそのほうが似合ってる気が・・・。
コブタ/静岡県
979 :
↑:03/03/02 19:54 ID:???
フリ−ペーパー『LAWSON TICKET with Loppi』の『投稿野郎Aチーム』というコーナーの『読者の広場』というとこに掲載されてたもの。
PGAに100何万も毟り取られてかわいそうだな、コブタの兄は。
1月からにぎやかな海外ツアーに比べ、国内ツアーは約4カ月お休み。毎年、このオフシーズンは長いなぁと思っていましたが、今年からは開幕が1カ月遅くなったことで、さらに長く感じますね。
正確には、昨年行われた沖縄オープンが開幕戦なんですけど、まあ、あれはおいといて・・・。
雪でまともにプレーできなかった年もあったことを考えると、4月に開幕というのは妥当といえば妥当な気がします。
しかし、開幕戦のあと2週間休みといのはちょっと考え物ですね。始まったと思ったらお休み・・・。
しかも開幕戦の翌週はマスターズ。当然のことながら、マスターズへ出場する選手達は開幕戦をスキップしなければならない。
そりゃあ強行軍でマスターズにも出るということもできますけど、メジャーのようなハードな戦いの前週に、日本で試合に出ているというのはたいへんです。
で、マスターズに誰が出るかといえば、日本を代表するトッププロが出場するわけですね。それが開幕戦に出られないというのはどうでしょう。
プロ野球の開幕戦でトッププレーヤーが出ないなんて考えられませんよね。ピッチャーでいえば開幕投手に選ばれることが一種ステータスになる。
でもゴルフは違う。トッププレーヤーが開幕戦に出られない。これは、選手にはまったく責任はなく、このような状況になってしまった責任は運営サイドにあります。
メジャーの日程はあらかじめ決まっているわけで、その前後にどういう状況になるかなんてわかりきったこと。
ツアー機構がもっとフレキシブルに対応できないといけませんよね。そのために作ったツアー機構。できたばかりの頃は、長い目で見てほしいということを言っていましたが、いつまで待たないといけないのか。
いや、むしろ、昔より悪くなっていると感じるのは私だけでしょうか。スポンサーの意向を無視できない。
説得はしているんでしょうけど、説得するどころか押し切られているだけ。沖縄もそうでした。ツアーの最後にこだわって、日本シリーズの前に入るを最後まで拒んだ。
東建も開幕戦ということにこだわるせいで、日程をなかなか変更できなかった。
今年4月に行われるようになったのは、スポンサーが折れたんじゃなくて、静岡オープンがなくなったためですよね。4月半ば過ぎのつるやまでの間に試合がなくなったから、4月に開催できるようになったと。
でもマスターズの前週、つまり、オープンウィークになるとわかっている週の前の週にやることはない。
日本中景気が悪い。特にゴルフ場はつぶれまくって、昨年だけで100コース、倒産コースの負債総額は4兆円とも言われた。
プロツアーのスポンサーになってくれる企業もなかなか現れない。だから、ツアーがスポンサーを大事にするというのもわからなくもないです。
でも、プロスポーツって誰のためにあるんでしょう?
ファンのためですよね。ファンがいなければ、いくらお金出したところで、広告効果は期待できない。
費用対効果が合わなくなる。スポンサーから撤退する。だからお金を出してくれる企業は大事にしなければならない。
スポンサーの意向が重視される。ファンは置き去り・・・なんか悪循環以外の何物でもない。
ゴルフツアーにとって何が大切か、そして、そのためにどうしなければいけないのか。それをきちんと説得できるツアー機構でなければいけないし、それを理解して盛り上げようと思ってくれるスポンサーでなければいけない。
だってどんどんどんどん悪いほうへ悪いほうへ進んだって、お互いにメリットはないですよね。
これだけの時間をかけて、何も進展しないどころか、後退してしまっていると思われるようなことをするというのは、私はトップに責任があると感じます。
一般企業でこんな経営をしていたら、すぐ頭をすげ替えられますよね。まともに経営できないわけですから、きちんと経営できる人間に替えられる。
まあ、ツアーには株主がいませんから、株主総会で解任動議なんて出ませんけど、この株主をファンに置き換えてみたらどうでしょう。
筆頭株主はスポンサーかも知れませんけど、それ以外の株主であるファンがいなくなっていったらどうなるか。支えきれなくなるのは当たり前。
もうそろそろ時間切れのような気がします。ツアーを運営するわけですから、それ相応のノウハウを持った人がブレーンに入って立て直さないと、本当に打つ手がなくなってしまう・・・そんな気がします。
そろそろ1000取り合戦でつか?
986
九百八十七
9 8 8
キュパキュ
HH〇
きゅうひゃくきゅうじゅういち
九九弐
9
9
3
9
9
4
995
級蘗灸銃禄
9
9
7
九九八
キュキュキュ♪キュキュキュ♪
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千
1001 :
1001:
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