【金魚関連】誰かが質問に答えるスレ44【質問専用】
877 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
>>875 只の食塩だと、金魚の魚体を保護している粘膜(ムコプロテイン)が
ナトリウムによって溶かされ、粘膜が剥がされて無防備の状態になる。
細菌は浸透圧によって殺菌されるから良いけど寄生虫が原因の病気に
かかり易くなるし、塩浴してる状態からすぐ元の水槽に戻すのも危険。
カリウム・カルシウム・マグネシウムなども含まれる天日塩を使えば
粘膜が保護されるので問題ない。
ただしカリウム濃度が高い製品もあるので裏書きを良く読んで選ぶ事。
塩浴に食塩を勧める奴は水槽科学のド素人だから注意してね。
878 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 06:36:38.28 ID:SdIgu5Zw
ちなみに俺が使ってるのは「天海の塩」って製品。
室戸沖の海洋深層水を赤穂の製法で精製した粗塩。
>>878 自分仕事で塩扱ってるけど
それ食塩と変わらないっすよ?w
880 :
879:2011/02/23(水) 09:21:26.90 ID:HDAXU1hv
じゃあおすすめの塩は?
名前欄にいれてしまったけど、
>>879 の間違い
882 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 21:05:58.11 ID:f3XMh/vd
>>879 具体的にどう食塩と変わらないの?
成分表示を見れば、にがり分が1%程度は含まれてるけど?
それ以上になると、硬水になりすぎて逆に拙いと思うけど?
883 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 21:20:13.06 ID:f3XMh/vd
>>879 いま成分表示を見たら、ナトリウム量は35.5gと表示されている。
塩分相当量は2.54倍すると90.17g(100gあたり)だよね?
少なくとも99%が塩化ナトリウムの食塩とは全く違うと思うけど?
どうして食塩と変わらないの?後学の為に、ぜひ教えて下さい。
885 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/24(木) 13:40:25.01 ID:Si//mTII
>>877 あれ?、白点病とかは寄生した状態だと粘膜のせいで薬が効かないから、
食塩と併用すると粘膜を無くなって早く効果が出るって聞いたけど、ガセかな?
あと寄生虫が危険って言うけどどんなのが危険なの?
寄生虫も汽水(食塩水)にした時点で死にそうだけど?
887 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 23:05:47.94 ID:d7qiompN
>>886 ガセです。魚体に寄生している白点病虫は粘膜に遮られて薬が効かないのでは
なく、魚体表皮細胞組織内に潜り込んでいます。粘膜の有無は関係ありません。
コスティア、キロドネラ、ダクチロギルスは大抵の場合0.5%塩水浴で駆除
出来ますが、稀に塩耐性を持ち0.8%塩水浴でも死なない個体が存在します。
また、エロモナス菌は4%塩水でも活動可能なので塩水浴は効果がありません。
海水性白点病虫のクリプトカリオンイリタンスが塩耐性を持つのは当然ですが、
淡水性白点病虫のイクチオフチリウスの中にも飼育環境における塩水浴の常用
或いは突然変異によって塩耐性を持った個体が存在する事が報告されています。
889 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/25(金) 23:57:56.30 ID:d7qiompN
>>888 追記
白点病治療に塩水浴を併用する目的は、宿主から離れてシスト(耐性卵)を
形成する迄と、シストから孵った仔虫が宿主に寄生してホロントとなる迄の
期間において浸透圧攻撃による駆除が有効だからです。(魚体保護の目的も)
また、薬剤が効くのも基本的には上記の期間になりますが、薬剤は光分解等
によって時間の経過と共に効果が薄れますが、白点病虫の繁殖サイクルには
バラつきがあります。塩水浴する事によって、薬剤による駆除を補完出来る
というメリットがあります。決して粘膜を無理矢理剥がす為ではありませんw