【サワガニ】新種でしょうか?

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64名無しさん@お腹いっぱい。
近縁種 [編集]
トカラ列島以南の南西諸島にはサワガニは分布しないが、近縁種が多数分布する。これらは孤立した島嶼や半島部で独自の種分化を遂げたものと考えられているが、同時に分布が局地的で、ほとんどの種類が絶滅危惧種となっている。

ミカゲサワガニ Geothelphusa exigua Suzuki et Tsuda, 1994
大隅半島の固有種。環境省レッドリスト準絶滅危惧(2000年)。
ヤクシマサワガニ G. marmorata Suzuki et Okano, 2000
和名のとおり屋久島の固有種。鹿児島大学水産学部・鈴木広志助教授の研究グループによって発見され、2000年4月に新種と認められた。
サカモトサワガニ G. sakamotoana (Rathbun, 1905)
甲幅40mmほどでサワガニより大きく、歩脚も長い。奄美大島、徳之島、沖縄本島に分布する。環境省レッドリスト準絶滅危惧(2000年)。
オオサワガニ G. levicervix (Rathbun, 1898)
甲幅50mmほどで、和名通りサワガニよりも大型。奄美大島と沖縄諸島に分布する。環境省レッドリスト絶滅危惧II類(2000年)。
アラモトサワガニ G. aramotoi Minei, 1973
甲幅30mmほど。甲羅がザラザラしており、歩脚にも毛がある。沖縄本島の固有種、環境省レッドリスト絶滅危惧II類(2000年)。
ヒメユリサワガニ G. tenuimana (Miyake et Minei, 1965)
甲幅40mmほど。サカモトサワガニよりもさらに歩脚が細長い。また、他のサワガニ類に比べて乾燥したところを好む。沖縄本島の固有種だが、環境省レッドリスト絶滅危惧I類(2000年)に指定されており、日本のカニ類の中でも特に絶滅が危ぶまれる種類とされている。
タイワンサワガニ G. candidiensis Bott, 1967
甲幅2cmほどの小型種。和名のとおり台湾に分布するが、日本でも石垣島と西表島に分布している。