パターンだな。
野良猫に愛の手を。
続き
現在は保護する犬が50匹を超えた場合に処分する。
年々、引き取り数が減っているため、保護期間が長くなり、餌代が増えた。増加分は市民やボランティアの寄付で賄っている。
この試みが注目を集めている。獣医師の斉藤さんは山口県下関市からの派遣職員。
熊本市の取り組みを知った下関市長が昨年4月から1年間、研修に送り出した。
斉藤さんは「市民を説得する職員に感銘を受けた。このノウハウを下関でも生かしたい」と語る。
熊本市は4月からセンターの職員が小学校で動物の命の大切さを教える出前授業も始める。
命を軽んじる事件が後を絶たない今だからこそ「殺処分ゼロ」を目指す熊本市の挑戦が、ほかの自治体にも広がってほしい。