昔、20ヶ国語ぺらぺらの人は?

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275名無しさん@3周年
3ヶ国語を学んだ3歳の男の子 結果は失語症

上海の夕刊が報じたことによると、上海で3歳半で3つの言語を学んだ子供が、現在言語を学び過ぎた結果失語症になった。

ラオスー(先生)をラオシ、プータオガン(干しぶどう)をパーターガン・・・・他人には子供の話す言葉がまったくわからない。
現在母親はこの子供をメンタルクリニックに連れて行った。そこでやっと言語学習を早い時期から詰め込みすぎたのが原因だと知ったのだ。
親が子を思うあまりの悲劇だ。

この子供の父親はアメリカ式の英語がとても流暢だ。母親も流暢な日本語を話す。
子供が生まれたばかりのとき、両親はいい方法を思いついた。
子供が言葉を学ぶときから、父親は英語で話しかけ、母親は日本語で話しかける。家に居るおじいさんおばあさんは中国語で話しかけるのだ。
3つの言語で、子供に言葉の訓練を行うのだ。

始めた頃は、子供は確かに多くの外国語の語彙を覚えた。しかしやがて問題が出てくるようになった。
英語と日本語、中国語を混ぜて使うようになったのだ。結果何を話してもおかしくなった。
中国語を話すとき、長く伸ばす音も外国語なまりで発音してしまう。
その後、子供の言葉は親にしか通じず、他の人にはまったくわからなくなった。

驚いた両親は、そこでさらに言語教育を推し進めた。
正しい言葉になるように何度も矯正したのだ。意外にも矯正が多くなると、子供はとうとう言葉を話さなくなった。
しかも知らない人を見ると隠れるようになった。なにか欲しいものがあると、手まねをしてでも話そうとしない。

メンタルクリニックの杜亜松博士が記者に語ったことによると、
この子供は早くから何種類もの言語を学んだため、深刻な言語障害に陥ったとのことだ。
子供が3歳になる前は、母国語以外の言語を学ぶのは適さないとのことだ。
親は子供の母国語のスピーチ能力の練習に重点を置くべきである。
むやみに幼少の子供に圧力をかけないでほしい。

http://www.qingdaonews.com/content/2003-02/25/content_1015532.htm