日本の新幹線ができるまでは、世界最高速の列車はパリ・ニース間を走っていたフランスのル・ミストラル(Le Mistral、南仏のローヌ渓谷・地中海沿岸沿岸に吹く激しい北風の名)号(最高速度200キロ)でした。 日本はフランスから多くの技術供与を受けて東海道新幹線(当初の最高速度は210キロ)を作りました。 その後、フランスは日本の新幹線の技術を参考にしながらTGV(Train a Grande Vitesse、「高速列車」の意)を作りました。 爾来、日本の新幹線とフランスのTGVは互いに技術供与を行いながら営業速度を上げて来た訳です。 ところで、韓国ではフランス製TGVがトラブルを起しているようですが、TGVには日本製のパーツも使われているので、下手をすると日本は韓国から謝罪と補償を要求される恐れがありますね。