>>141 その辞書は中を見たこと無いんだよなー。
B. Piesarskas の辞書はものによって当たり外れが大きい。
もともとリトアニア人英語学習者向けに辞書を編纂している人だから、リトアニア語の
単語にはアクセント記号さえ付いてないものがほとんど。
ただ、一部’90年代半ばから、外国人のリトアニア語学習者向けにリトアニア語の
部分に手を加えて、アクセント記号と名詞のアクセントタイプ、動詞の活用タイプを
追加したものがある。
B.Svecevičius との共著でビリニュスのŽodynas出版社から出した:
Lietuvių-anglų kalbų žodynas (Lithuanian-English dictionary) 1997、約6万語
はそんな一冊。
この後数年して収録語が約8万語に増大されたものが現在最良のリー英辞典。
その後更に改訂されて約10万語収録のもの(著者はB. Piesarskas一人に変わった)
Didysis lietuvių-anglų kalbų žodynas が内容的には勿論ベストだが、惜しいことに
名詞類のアクセントタイプの分類番号が省かれてしまい、外国人学習者には利用価値が
半減してしまったのが痛すぎる。
約8万語収録の最良版は、その出版時にリトアニアに行っておらず、買いそびれてしまって
更に再版されることなく10万語収録のものへとグレードアップしたため、現在は容易に入手
できず、この俺でさえ持っていない。(日本在住の知人に見せてもらったことは
ある)
一言で言うと、アマゾンなどでヒットするペーパーバック諸本は止めといたほうがいい。
内容が希薄でガサツ、安物買いの銭失いになる可能性大。
もっとも君の学習目的にも拠るが、本格的学習用ならお勧めしない。