実際、ある在日ブルガリア人サッカー選手に関するブルガリアの新聞記事の翻訳を依頼され、 それをちゃんと訳しているから、「俺がブルガリア語を知っている、できる」ことを疑う奴はいない。 これをイタリア語で言えば、conosco il bulgaro, ma non so parlarlo bene となる。 conosci il bulgaro? と会話の中で訊けば、「ブルガリア語が話せるか?」という 意味で受け取られることは多いが、それは会話してるんだからブルガリア語でも会話可能か? という意味に(周りの状況に引きずられて)解釈されるだけのことで、いかなる 文脈でもそれが「ブルガリア語が話せるか?」という意味になりえるという訳ではない。