>>972 よい質問だ。
ロシア語で"сахару"の形は物の一定量(部分生格)を表わすとき、慣用的に出現する。
Дайте мне воды.やмного народуはこの用法。
単位がつくときは、量を問題にしているから、出現しやすくなる。
ただし、、"сахара" と "сахару"のどちらも使われる。
この生格のウは面白い現象で、教会スラヴ語では主に非生物・一音節語にしか出現しない。
おそらく文献のない時代に、2種の生格の活用形があったのだろう。
双数生格の転用とも考えられるが、詳しいことはわかっていない。