>>105 語基では「語幹と語尾をきれいに分離できる」かわりに
韓国語では母音と母音がくっついて、複合母音になったり、
語と語がくっつくときに、パッチムが追加されたり、脱落したり、
時には音が変わったり、母音調和が起こったり、縮約が起こったりと
言った現象が起こることについての説明がなおざりになって、
とにかく語基の形を覚えるだけになりがちだと思う。
ハングル検定とか試験を受けるだけならそれでも良いと思うけれども、
実際の会話や文章では様々な形が出てくるし、教科書どころか辞書にさえ
ない表記をしてることすらあるので、面倒でもこうした発音の変化というか
形の変化の仕方について、習熟しておいた方が実際に使われる生の韓国語は
理解しやすいと思う。
比喩的に言えば、数学で公式や定理だけを覚えておくのと、
できる限り公式の導き方や定理の証明を理解しようとする態度との違いだと思う。