>117-132
動詞+到、動詞+在
どちらも複合動詞か、前置詞か、結果補語か、方向補語か
辞書や参考書によって解釈がバラバラ。
動詞+于、動詞+自らは古代中国語的な後方につく前置詞といえるが、
生于、来自などは一語とする見方もあり。
動詞+往、動詞+向、
は前置詞といえたり複合動詞であったり補語であったりする。
動詞+往は複合動詞、動詞+向は前置詞とするのもある。
動詞+在は複合動詞とするのが多くなってきてるようだけど、前置詞といえたり、補語であったりする。
動詞+到は補語であるという見方が強いが、方向補語であるとするのもある。
これも複合動詞といえそうだけど。
前に来る到は介詞とはせずに、動詞とみなす辞書が多い、
白水社の中国語辞典は介詞として載せた上で、異説として動詞としてる。
最近出た東方中国語辞典などは、+于、+自、+向以外は複合動詞として解釈する傾向が強い。
文法解釈も段段変化してるので、新しい書籍はどんどん買って行ったほうがいいかもね。
個人的には、ヘタに分類分けするより、
その動詞の特徴はこうだ と個別の動詞としての性格を
見てく方が、結果文法解釈として収まりがしやすいのではないかと思う。