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(拙訳)
コンピューターの登場は、日常生活において欠かせないものとなっていて、新しい
術語が後から作られるに至っている。
基本的なコンピューター用語の増補が、本セルビア・クロアチア語辞書改訂の
主たる目的である。
この版では多くの人の協力を得、編集者はその全ての人々に感謝するものである。
この版の出版に当たって手引きとして利用した種々の専門書のうち、次のものは
特筆に値する: ジョン・ウェッジ、コンピューター用語辞典 − コンピューター
関係の専門語集、ベオグラード、1985 ととりわけ ベラ・タシッチ、英語ー
セルビア・クロアチア語コンピューター専門用語辞典、ベオグラード、1986
今回も同様に、何か気付いたことや注意などがあれば、編集者はこれを歓迎する。
(回答例)
@ セルビア語。この言語は一応クロアチア語としても間違いではないし、旧
ユーゴスラビア連邦崩壊前までは一般に「セルビア・クロアチア語」と総称されて
いたが、今はその各構成国の独立により、別々の言語として個別の名称で呼ばれる
に至っている。
ここで使われている言語は、セルビア語の基礎となるシュト方言のエ下位方言であり、
rečnik「辞書」の母音の現れ方はそれを示している。(クロアチア語の基礎と
なるイェ下位方言なら rječnik と綴られるべきところ)
従って、ここで用いられている言語はセルビア語と特定することができる。(続く)