リエゾンって別にフランス語だけじゃないだろ

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319名無しさん@3周年
>>304
フランス語で文を書く時に良く「この単語、確か語尾に発音しない
子音があったけど、tだったっけ?sだったっけ?それともxかな?」
なってことがたまにあります。普段発音しないんで、綴り字のスペルを
「知識として」覚えておかないと、正しいフランス語は書けません。
ちなみに、話言葉だとリエゾンは省略される傾向にあるようですが、
綴り字を気にしながら会話するのが面倒臭いからですかね(笑)でも、
学会とかそういったお堅い場でスピーチするお堅い方々は、必要以上に
リエゾンする傾向があるみたいです。正しくリエゾン出来る=それだけ
正しい綴り字を知識として理解している=自分は知性的である、っていう
感じでしょうか。いずれにしろ、年がら年中ではないにしろ、フランス人は
綴り字を気にしながら会話していると思います。それは、単語の語尾に
発音しない(=通常は発音が禁止されている)子音を残してしまったフランス
人の宿命です。
320319:2008/06/01(日) 11:28:57
話し言葉でリエゾンが省略される傾向にあるのは、親しげに話をしようと
する傾向にある為でした。書き言葉では普通に使われるリエゾンを、会話
でもその通りに正確に使うと、少々改まった様な真面目ぶったお堅い印象を
与えてしまいます。そういう「よそよそしさ」をなるべく排除して、フレンドリーに
会話しようとする傾向にあるためで、特に若者たちはジャンジャン省略
しちゃうみたいです。ただ、絶対に省略してはいけないところ(例えば「主語
人称代名詞」+「動詞」のリエゾン。nous avons は「ヌ・アヴォン」ではなく、
いつでもどこでも何があっても「ヌザヴォン」。文法的にはリエゾンという現象
だけど、むしろ「緊密な密接関係のある一塊の言葉」みたいな印象を受けます。
その証拠に、フランス語の動詞の活用形を学習する時には、必ず主語人称代名詞を
頭につけて練習します。)は、省略すると???って感じです。