>>304 フランス語で文を書く時に良く「この単語、確か語尾に発音しない
子音があったけど、tだったっけ?sだったっけ?それともxかな?」
なってことがたまにあります。普段発音しないんで、綴り字のスペルを
「知識として」覚えておかないと、正しいフランス語は書けません。
ちなみに、話言葉だとリエゾンは省略される傾向にあるようですが、
綴り字を気にしながら会話するのが面倒臭いからですかね(笑)でも、
学会とかそういったお堅い場でスピーチするお堅い方々は、必要以上に
リエゾンする傾向があるみたいです。正しくリエゾン出来る=それだけ
正しい綴り字を知識として理解している=自分は知性的である、っていう
感じでしょうか。いずれにしろ、年がら年中ではないにしろ、フランス人は
綴り字を気にしながら会話していると思います。それは、単語の語尾に
発音しない(=通常は発音が禁止されている)子音を残してしまったフランス
人の宿命です。