50
51 :
趣味者の放言:03/10/06 12:33
memo; tool in mental activity, mother tongue, which determine the framework of thinking,
English as Lingua franca
言語はtoolです。そして人間の精神活動に本質的なtoolです。
(このことは不幸にも失語症(運動性、感覚性、その他)に陥った人々の
disabilityを観察するとよくわかります。)
わたしたちは言語「で」考えるので、母国語がとても大切です。
もしここが哲学板なら、「或る言語が思考の枠組みを作ってしまう」とまで
いいたい。
さて母国語の習得が初等教育で完成することが大切なのですが、
世界中に溢れている情報は実際上、英語でcodeされています。
(英語=共通語 リンガ フランカ)
だから英語をtoolとしていない人は著しく不利になります。
英語教育は小学校からするのがいい。その理由は音声言語としての
英語は8歳以下(*)から身につけたほうが有利だからです。
(*); 異説あり。しかし、おおむね、the earlier, the beter.
さてドイツ語、フランス語など第2外国語をなぜ学ぶのか?(続く)
52 :
趣味者の放言:03/10/06 12:50
ドイツ語、フランス語など第2外国語をなぜ学ぶのか?
(1)やはりtoolとして学ぶ人々 Part I
医学論文は今ではほとんど英語で書かれている。
本文を独語、仏語で書いていてもabstractが英語で提示されている。
またFigureの説明も、そこだけ英語であることが多い。
しかし、Case(患者) Reportの部分の決定的な箇所が、
英語でない場合どうだろう。基本的な文法を終えて、辞書があれば
意味を間違えず理解できる能力な必要である。
なお医学論文の場合、独語、仏語だけで充分である。
(1950-1960年代には露語も加えていたと思う。)
もちろん、他の分野ではこの言語に色々な言語がくる。
(2)やはりtoolとして学ぶ人々 Part II
臨床をしていると、患者さんからの問診は肝要である。
そういう意味では、日本で臨床しているものは中国語、韓国語が
できると、いつの日か「やっててよかった。」と思える瞬間があると思う。
決定的な情報収集の大切さ。
「(3)或る文化理解のための外国語習得」に続く。
53 :
趣味者の放言:03/10/06 14:53
(3)或る文化理解のための外国語習得
わたしは文化cultureというのは、一定の言語に育まれているものと
思っています。(だからベルギーやカナダに顕著な通り、多文化国家、
多言語国家が多くあります。)
一定の言語に育まれている文化を理解するのに、原語で理解するのに
こしたことはありません。翻訳とは、その程度の多少こそあれ、不正確な
要素を持っているからです。
そして、これは現代的な課題なのですが、異なる文化を積極的に理解する
ことが、今ほど大切な時代はないと思います。
「(4)国際交流、異文化communication、そして平和のための働き」に続く
54 :
趣味者の放言:03/10/06 15:03
(4)国際交流、異文化communication、そして平和のための働き
皆さん。国際関係を支配する潮流は、アメリカ一人勝ちです。
アメリカは自分たちの価値を押し付けます。(uniateralism)
アメリカは中東の利益のために(*)、イスラムを仮想敵としています。
このような時こそ、アラビア語を学びたい。
また異文化共存の社会のありかたを学びたい。
敵意は偏見の土壌に育つ雑草です。偏見は無知の養分に満ちている。
(*);石油利権と親イスラエル国家としての反アラブ、
これにキリスト教原理主義のひそかにいだく終末預言成就
(「付録;NHKからのメッセージ」に続く)
55 :
趣味者の放言:03/10/06 15:35