日本語教師になるには?

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350名無しさん@1周年
>
>日本言語研究所代表取締役の石井修治氏は、インターネット上でのEII批判を
>「情報操作テクニック」であり「デマ」だと攻撃している。
>
>だが、そうだろうか。
>
>これを情報操作というなら、今までのEIIのビジネスモデルはなんだったのか。
>そもそも、EII自体が、情報操作によって大きくなってきた組織ではなかった
>のか。
>
>EII元受講生の証言によると、受講生は半ば強制的に日本語教育新聞を購読さ
>せられるのだそうだ。強制かどうかはともかく、受講生の大多数がEIIグルー
>プの発行する日本語教育新聞を購読していたことが事実であり、かつ、今回の
>「公開質問」のように、日本語教育新聞社がEIIとは無関係であるような印象
>を受講生に与えていたのであれば、それこそまさに情報操作の名にふさわしい行
>為ではないのか。
351名無しさん@1周年:02/09/21 00:20
>
>簡単にいうと、EIIのビジネスモデルというのは、受講生に与えられる情報を
>管理し、EIIに有利な情報のみを与え、不利な情報からは隔離するというもの
>であった。
>
>そして、これまではそれでうまくやってこられた。事実、時代遅れのありふれた
>教授法しか売り物にしていないのにもかかわらず、EIIはこの2,3年でずい
>ぶん支所を増やしている。とりあえず、情報操作のビジネスモデルが成功してき
>た証拠であろう。
>しかし、それで成功して来られたのには前述したような理由がある。つまり、今
>までは情報を管理することができた、という点だ。『月刊日本語』などの雑誌は
>広告料で縛り、またそれとは別に日本語教育新聞を受講生に購読させる。完璧で
>ある。EIIが何をやっても、そこには批判など掲載されるはずがないのだから。
352名無しさん@1周年:02/09/21 00:25
>
>しかし、今や時代は変わった。
>この情報化社会は、情報の発信力を大企業のみでなく、一般消費者にも開放した。
>その結果、一つの企業が消費者(この場合は受講生)に与える情報をすべて管理
>することなどできなくなってしまったのである。
>
>つまり、EIIの経営陣はまだ気づいていないようだが、情報を管理することで
>利益を上げてきたビジネスモデルは、この情報化社会には通用しなくなってきて
>いるのだ。
>
>その意味で、今度の問題は、最近の消費者問題と全く同じ過程を経つつあるとも
>言えよう。
>
>倒れた巨人、雪印を見ればよい。また、倒れつつある日本ハムを見てもよい。今
>までは隠しおおすことができていた会社の汚点が、次々に暴露され、消費者の批
>判にさらされた。
353名無しさん@1周年:02/09/21 00:26
>
>雪印と日本ハムに共通することは、情報が漏れるのを阻止しようとして、かえっ
>て事態を悪化させてしまったことだ。言い換えると、情報は管理できるものでは
>なくなりつつあるのに、情報を管理することに固執して、かえって傷口を広げて
>しまったのである。
>
>そして、両社に共通するもう一つの決定的なミスは、情報化した消費者の力を見
>くびっていたことだ。これまでの消費者は分断され、互いに情報をやりとりする
>ことができなかった。しかし、情報化した消費者は企業に対する不満を一つの軸
>に集積し、そしてそれを力へと収斂させることができるのである。
>
>その結果、雪印食品は解体され、日本ハムは株価を大きく下落させることになっ
>てしまった。これは今まさにインターネット上でEIIが犯している間違いと本
>質的に同じといってよい。
354名無しさん@1周年:02/09/21 00:27
>
>繰り返すが、自社の商品に対する情報を企業側だけが管理できる時代は、すでに
>終焉を迎えたのである。品質の悪い商品を出荷したら、その情報はすぐに世界中
>に知れ渡ってしまう。そして、その事態への対応は、その情報を押さえ込もうと
>することではないはずだ。それが可能だった時代もすでに終わった。今必要なの
>は、情報化された消費者の前で、反省すべきことは反省し、企業としてのけじめ
>をつけ、そして再出発を誓うことだ。
>
>元来、それが本質的な問題解決であったはずである。情報化社会が到来したこと
>によって、小手先のごまかしが通用しなくなってきただけのことだ。そう、今や
>ごまかしは利かないのである。消費者は見ている。
>
>
>豪州日本語教育学会 
>学会報「豪州日本語教育」論説委員
>佐藤和彦