臨場感を凌駕(ryのガイドライン子育て3人目

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11水先案名無い人
「ヴェーネ。今日は御前の6歳の誕生日だったな。 私からのプレゼントがある。新しい猫だ。」
「…………っ!」
「如何した?御前は猫が嫌いだったか?」
「また…。ころしちゃうの…。」
「まさか。あれは私が如何かしていた。許せと言えた義理でもないだろうが。
だから今度こそ。正真正銘のプレゼントだ。ほら。可愛いだろう?」
「ネコさん…。 私はヴェーネ。よろしくね。」
「ヴェーネ。残念な報せが在る。 一週間前にあげた猫なんだが、如何やらとても悪い病気を持っていたらしい。
一刻も早く処分しないと、モンスター化して人を襲うかも知れないんだ。」
「しょぶん…?」
「このハンマーを使ってな。」
効果音の演奏:打撃3
「ねござん…。ねござん…。 ひぎゃぁぁぁぁぁー!」
「済まないヴェーネ。こうする他に無かったのだ。
せめて御前が此奴と仲良く成ってなければ、こんな悲しい思いをせずに済んだのだが…。 いやはや。残念な事だ。」
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「ゲオルク。約束の餞別を貰おうかしら。 貴様の血肉を寄越せ。」
「御前は食い過ぎだ。健康の為に少し肉を落とした方が良い。」
「頂は既に崩壊を始めています。そろそろ諦めて落ちては如何ですか?」
「魂を冒涜せし者は、また魂に依り、魂までも滅される。」
「おネエちゃんをイジめるヒト。ゆるさない。」
「はっきり言って落ち目なんだよ。翌朝にはケイオスの片隅でボロ雑巾さ。」
「滅びなさい暴君めが。世界は貴方を拒絶しているわ。」
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ジークベルト「素晴らしい…。心踊るゲームとは正に斯く在るべきもの…。
       結末に於いて予定調和ながらも、その過程に於いて十全に…。」
ヴィルジニー「黙れ。」
ジークベルト「何だと?」
ヴィルジニー「御前は如何もゲオルクに似ている。」
ジークベルト「だから何だ?」
ヴィルジニー「無性に殺したいのよ。 だから黙ってなさい。」
ジークベルト「………! くそう…!」