翠星石「まだ言いやがるですかこの口は〜!…あっ!」
俺「ふぇ?なに?」
翠星石「ユリですよユリ!しかもありゃササユリです!」
俺「どれ?」
翠星石「あれですよ!白っぽくてピンクっぽいの」
俺「だからどれ。白っぽいのあちこちにあるじゃん」
翠星石「わっかんないやつですねー!ちょっと待ってろです!」シュタッ タタタ
俺「え!?ちょ、傘…!」
翠星石「これですこれ!分かったですか!この国の古い書き物にも出てくるらしい歴史あるお花ですよ!
なかなか見られないのにラッキーです!出てきて良かったですねー!」
俺「へ、へ〜。白くて上品な感じの花だな」
翠星石「お、なかなか分かってるですねヤスヒロ。ササユリの花言葉はお上品ですよ。ぴったりですよね」
俺「ところで傘2つ持ってかれると俺濡れ…」
翠星石「はっ!あっちにも別のがあるです!ヤスヒロついて来やがれです!」タタタ
俺「なんで今に限って軽やかに走れるんだよチクショー!」ザーザー
だって。
草むらにもお構いなしで入っていくから、傘さしてるのに翠星石びしょびしょ。
傘がない俺は更にびしょびしょ。勘弁してよ…。
でも楽しかったよ!翠星石もえらいはしゃぎっぷりだったし。よっぽど好きなんだなあとか思ってほのぼのしたよ。
俺が濡れることに気付いてくれるくらいの余裕は残しといて欲しかったけど。俺は幸せ者だなあ!\(^o^)/
俺を置いてどんどん草花探してた時の翠星石はこんな感じだったなあ。
http://yasuhirokakkokari.hp.infoseek.co.jp/100620-matte!!.jpg 尋常じゃないくらい活き活きしてたよ!活きが良すぎてちょっと困ったけど。