1 :
水先案名無い人:
2 :
水先案名無い人:2009/07/12(日) 18:07:52 ID:44oAfe+m0
/ // / // ______ / // /
/ // /| r'7\ ,.ヘ‐'"´iヾ、/\ニ''ー- 、., / /
/ / | |::|ァ'⌒',ヽ:::ヽrヘ_,,.!-‐-'、二7-ァ'´|、__
`'ー-‐''" ヽ、_'´ `| |:::::|'" 二.,_> ,.へ_
/ //__// / / / `ヽ7::/
か っ も | / // メ,/_,,. /./ /| i Y //
ァ て う. |'´/ ∠. -‐'ァ'"´'`iヽ.// メ、,_ハ , |〉
| 約 ク ヽ! O .|/。〈ハ、 rリ '´ ,ァ=;、`| ,ハ |、 /
| 束 ソ > o ゜,,´ ̄ . ト i 〉.レ'i iヽ|ヽ、.,____
| し ス / ハ | u ,.--- 、 `' ゜o O/、.,___,,..-‐'"´
| た レ | / ハ, / 〉 "从 ヽ! /
| じ は |,.イ,.!-‐'-'、,ヘ. !、_ _,/ ,.イヘ. ` ヽ.
ッ .ゃ .立 |/ ヽ!7>rァ''7´| / ', 〉`ヽ〉
! ! な て .', `Y_,/、レ'ヘ/レ' レ'
い .な ヽ、_ !:::::ハiヽ. // /
で い ./‐r'、.,_,.イ\/_」ヽ ', / /
す / `/:::::::/ /,」:::iン、 / /
〈 ,,..-‐''"´ ̄ ̄77ー--、_\.,__ /
,.:'⌒ヽ ´ | | , i |ノ `ヾr-、
(CV:清水愛)
3 :
水先案名無い人:2009/07/12(日) 20:58:44 ID:ll/+yWZv0
乙。
謝。
嬉。
喜。
歓。
快。
射。
逝。
色んな言葉が脳裏をよぎるが、とりあえず――
>>1乙。
4 :
水先案名無い人:2009/07/12(日) 21:01:29 ID:L/BmvRXW0
5 :
水先案名無い人:2009/07/12(日) 21:19:56 ID:ZGRzCRWb0
>>1 「乙か」
「乙だ」
そういうことになった。
6 :
水先案名無い人:2009/07/14(火) 20:34:50 ID:sbnvrSQF0
「過疎か」
「過疎だな」
そういうことになった。
7 :
水先案名無い人:2009/07/14(火) 22:12:03 ID:bAzxASbZ0
アレだな
もし次回があったら「菊池&夢枕の文体で」のが繁盛するかもな
8 :
水先案名無い人:2009/07/15(水) 17:21:05 ID:XT8PCdXD0
ほかでもない、前スレのことだ。
990レスを超えて、二日が経つ。
ガ板。
ネタスレ。
残り10を切る。
普通なら1000獲り合戦が始まるところだ。
親切にも勧誘AAまで貼られている。
なのに、なぜ――
なぜ、埋まらないのか――
これはもう、既に牽制し合うというような次元を超えている。
諦観?
確かに――
この、無常なる世のことだ。いずれは埋まる。いずれは埋まるだろう。
だが、もし、このまま、このまま数か月、いや一年二年と過ぎてしまうとしたら――
陽が傾いてゆく夕暮れの中、男は、梅雨も明けたというのに、背筋が総毛立つような寒さを感じていた。
9 :
水先案名無い人:2009/07/16(木) 10:12:48 ID:i2/zFwiM0
埋まったな。
10 :
水先案名無い人:2009/07/16(木) 15:54:47 ID:ryJ047PZO
ああ、埋まったな。
11 :
水先案名無い人:2009/07/17(金) 01:09:55 ID:P7e9etjX0
前板が埋まっても、オイラの心は埋まんないよ
12 :
水先案名無い人:2009/07/17(金) 19:45:09 ID:sCv5KEqz0
心とは、難儀なものだな。
13 :
水先案名無い人:2009/07/17(金) 20:16:33 ID:P8hN+VN+0
「埋まったな」
「あぁ、埋まった」
「なぁ、清明よ」
「なんだ」
「俺は最近都度思い馳せるのだがな、スレというものは立っては埋まり、又立ち、時には落ちる」
「ふむ」
「これはまるで人の生のようではないかと思うのだ」
「ほほう」
「そう思うとな、この様々なスレたちがとてもすばらしいものに思えてくるのだ」
「すごいぞ博雅」
「なにがだ」
「お前の言ったことはな、それはそのまま『呪』にあてはまることなのだ」
「また『呪』か」
「そういうな、博雅」
「いやだめだ、いつもいつもお前の『呪』とかいう話を聞くと俺の良い気分がどこかへいってしまう」
「そうか、では仕方ない、飲むか」
「うむ」
「飲もう」
「飲もう」
そういうことになった
14 :
水先案名無い人:2009/07/18(土) 18:19:29 ID:rQpTwtiQO
一文字変えるだけで萌える。
嫁枕漠
15 :
水先案名無い人:2009/07/20(月) 00:33:32 ID:VZpw8ZqJ0
もう一文字変えるだけで意味も失う。
嫁枕抱
16 :
水先案名無い人:2009/07/20(月) 08:07:48 ID:uIdgORut0
それは、人が人である事を捨てねば、買えない枕であった――
17 :
水先案名無い人:2009/07/20(月) 19:35:13 ID:z7kHmEwr0
下着ではないから
恥ずかしくなどない――
18 :
水先案名無い人:2009/07/20(月) 20:36:32 ID:4/YCxzDz0
19 :
水先案名無い人:2009/07/20(月) 22:38:50 ID:0DS9FjN10
ふふ とてつもなくおもしろいほど過疎ではないか――
20 :
水先案名無い人:2009/07/21(火) 00:04:22 ID:/vkU5e5v0
言ったね?
21 :
水先案名無い人:2009/07/21(火) 02:17:46 ID:r6SkAHpV0
言いますん――
22 :
水先案名無い人:2009/07/22(水) 17:42:48 ID:7/gHfZDz0
そういうことになった
23 :
水先案名無い人:2009/07/22(水) 22:58:28 ID:IszUD+AC0
\ ./
\ にぃ。 ./ _, ,_ じゃっ。
おもしれぇ。 .\ ( `ー´) ./ (`ー´ )o
_, _ .\ / .と ノ
( `ー´) .\∧∧∧∧./ ( つ ノ
./ o o .< 夢 > (ノ
.ノ ヽ < 予 枕 > ./ / /
.し'⌒ ヽ) < > / /
─────────< 感 獏 >──────────
生成りのジーンズに < >お前もそうなのであろう?
洗い晒しのTシャツ .< !!! の >俺の顔に拳を打ち込みたくてたまらないんだろう?
という無造作な格好が./∨∨∨∨\男の言葉には言外にそういう含みがあった。
不思議とこの男には/ \そうだ。お前の言う通りだ。
似合っていた。 ./ ほう・・・ \この拳がお前の鼻にめり込む感触を何度も想像していたさ。
と、ふいに ./ \何度も。何度も。何度も――
男が動いた。/ たまらぬスレであった。 .\俺は勃起していた。
24 :
水先案名無い人:2009/07/22(水) 23:00:24 ID:IszUD+AC0
未完がファンタジーの最良かも知れない。
夢枕獏
25 :
水先案名無い人:2009/07/22(水) 23:02:32 ID:IszUD+AC0
未完の美は、美ではない。
坂口安吾
26 :
水先案名無い人:2009/07/24(金) 01:47:35 ID:NzigQ5lbO
おけけけけけけけけけけ
テーキッチャガーニ
27 :
水先案名無い人:2009/07/24(金) 13:16:35 ID:GfkQp6pb0
家畜人ヤプー
沼正三
28 :
水先案名無い人:2009/07/26(日) 04:20:58 ID:idSqSzUd0
ラッシャー木村は、
打たれ強い――
29 :
水先案名無い人:2009/07/26(日) 07:06:41 ID:wKnbyIQG0
上げよ――
たれぞか――
久々の、乱蔵ではないか――
わちきは、未だ読んでいない
ぬしは、読んでおるのだろう?
ぬしは、知っておるのだろう?
知らせよ、われに
獏が如何に素敵かを
30 :
水先案名無い人:2009/07/29(水) 06:46:01 ID:uEzdnxfQO
留年――
確定だぜ、おめえ、よ。
31 :
水先案名無い人:2009/08/03(月) 22:55:30 ID:wuV9EDTK0
>>30 −だが、よ
行くんだろ?
学校へ、よ
へへ、待ってるぜ
32 :
水先案名無い人:2009/08/05(水) 23:39:27 ID:gx7ZVk6TO
おう、行くさ。行くとも。
友よ。
33 :
水先案名無い人:2009/08/06(木) 00:26:32 ID:93RHCiEQ0
どうしたの――
なんて、俺は言わないでおく。
俺達は生きているんだもんな。
自分に勝てない時だってあるさ。
チャイムが、鳴り響く。
誰も――
誰もいない教室でだ。
俺に、してやれること――
それが見つかるまで――
もう少し――
ここに――
いる――
34 :
水先案名無い人:2009/08/06(木) 23:50:11 ID:ZWsryxNUO
へへ――
夏休みだぜ、おめえ、よ。
35 :
水先案名無い人:2009/08/07(金) 00:55:41 ID:G3dLQ2jJ0
おう、夏だぜ
おれは、元気だぜ
36 :
1/5:2009/08/07(金) 01:37:02 ID:uz39VuHD0
女達は短パンを履いていた。
普段は履かないが、男達の視線を、その欲望を、自分へ向けさせる為の、似合わない短パンだった。
付け焼刃という評がふさわしい、そんな出で立ちの女が数人、チンピラと腕を組んで歩いている。
まるで、人形のように、チンピラ達の腕にぶらさがっていた。
閑静な別荘地。電車でも三・四時間はかかる。
「ここは、盛り場じゃないのよ?」
と、レースのカーテンの陰で、囁く女達もいる。
彼女等にしてみれば、短パン女達は、さぞ、鼻につく存在であろう。
だが、それは、やっかむ彼女等の問題だ。あたしには関係ない。
あたしには持論がある。
お金を貯めて、3日泊まる――
これが、夏休みだ。
そう思ってやってきた。あたしにも、閑静な、緑に囲まれた、セレブな休暇が過せると――
そう思ったからだ。
しかし――
週刊誌を読んでやって来た自分が悪いと言えばそれまでだ。
週刊誌なぞ、どれだけの人間が読むか――
皆同じことを考えて、混雑することくらい判りそうなもんなのに――
店も、宿も、観光スポットも、どこもかしこも数珠繋ぎだ。
泊まった宿も例外ではない。たぶん、本当は、根は、いい人なのだろう。ただ忙しいだけなのだろう。
夕飯には、冷めたスープを放り投げるように飲まされ、
部屋では部屋で、二段ベッドに押し込められ――
それでも、それでも、この夏休みは、あたいの夏休みだ。
37 :
2/5:2009/08/07(金) 01:37:51 ID:uz39VuHD0
あたしは、これといって個性があるわけじゃない。
何か特技があるわけでもない。
何か褒められるようなこともない。
新聞に載るような悪いこともしてないし、賞状を貰うような、偉いこともしていない。
ただただ、ゆっくりと、一年が過ぎてゆく――
そんなあたしの人生に於いて、やっと3日貰えるのが、この夏休みというわけだ。
ニ階の奥に、いかめしい作りの一角がある。
靴を脱いで歩かねばならないような、そんな雰囲気の絨毯が敷かれ、
灯りには、しっとりとした洋風のライトが使われている。
貴賓室――
特別な客――
つまり、金を持った客だけが泊まることを許される――
そんな部屋が、この宿にもあった。
ドアのプレートには、金文字で、V、I、P、とある。
掃除中なのか、ドアが半開きだ。これ幸いと、そおっと覗きこんでみる。
と――
アルバイトのリーダーだろうか。
物凄い形相で歩み寄り、まるで、野良猫を放り出すかのように、あたしをつまみ出そうとする。
散々まくし立てた後、捨て台詞のように罵倒を放ち、持ち場へ戻っていった。
何かあったら、彼も叱られることだろう。
それは解る――
悪かったね――
けど、そんなに邪険にしなくてもいいじゃないか――
別に、悪さをしようってんじゃない。ただ、ちょっと気になっただけさ。
それでも、あたしの夏休みであることに変わりはないけどね――
38 :
3/5:2009/08/07(金) 01:38:56 ID:uz39VuHD0
けどね――
ああ――
あのバイトの子に言ってやればよかった――
あたしだって、町じゃ捨てたもんじゃないのよ――と。
夜――
お財布と相談の結果、結局、いつも飲んでるお酒になってしまう。
そんな、慣れた酒を飲んで酔っぱらえば、あたしも同じ――
チンピラにぶら下がってた女達と同じ。
十把一絡げに、同じ女。寂しい女。
夏。
休暇。
あたしのために。
夏。
休暇。
夏、翻れ。
39 :
4/5:2009/08/07(金) 01:41:45 ID:uz39VuHD0
けどね――
今年の夏は、ちょっと違う。
ゆうべ、土産物屋でコースターを買った。
いつものように、お財布と相談するから安物だけど、でも、自分用じゃないから――
ふふ。
あれ?
あたし、笑ってる?
笑ってるかもね――
今年は――
今年は、ちょっと訳あり。
今年の夏休みは、訳ありの夏休み。
そう――
悲しいのは、ドレスが古くなること。
悲しいのは、カレーばかり続くこと。
だけど、もっと悲しいことは、ひとり泣き。
独りで泣くこと。
仕事を終えて、ドアを開け、電気を付けて、ベッドに倒れ込む。
待っている者もいない。電話する相手もいない。
一日の全てを、バスルームで、独りで流し落とす。
そう、誰も知らない、誰も気付かない、あたしだけの涙とともに。
40 :
5/5:2009/08/07(金) 01:45:30 ID:uz39VuHD0
だから――
だから――
この夏休みは、あたし、きっと勝ってる。
この夏休みは、きっと勝ってる夏休み。
夏。
休暇。
あたしのために。
夏。
休暇。
夏、翻れ。
41 :
水先案名無い人:2009/08/07(金) 21:49:11 ID:2LW8/7rt0
42 :
水先案名無い人:2009/08/09(日) 09:58:38 ID:7WNh2dpC0
来週のシンケンジャーに出る―――
――そんな気がしただけであった。
43 :
水先案名無い人:2009/08/09(日) 13:26:13 ID:rXH8D7RV0
44 :
水先案名無い人:2009/08/10(月) 02:06:24 ID:UnFdDgw20
>43
アヤカシ名前がユメバクラ――
――ただそれだけであった
45 :
水先案名無い人:2009/08/13(木) 10:09:38 ID:1rgtvCma0
>>36-40 夢枕獏の文体で中島みゆきの詞とは新しい発想だ
――つまらない――
そう思う――
46 :
水先案名無い人:2009/08/17(月) 06:54:53 ID:AMq56iU8O
貘センセイは又投げ出すのか
47 :
水先案名無い人:2009/08/17(月) 21:49:31 ID:DDIlG4in0
ぼくは、先週の日曜洋画劇場を見てからトランスポーターというものが好きで好きで、ちょっと中毒みたいなところがる。
あなたがこの映画を好きで、そして少しばかり獏文体で語ってくれたならば、これはもうぼくとしては非常にありがたい。
平成21年8月 小田原にて
48 :
水先案名無い人:2009/08/22(土) 01:14:12 ID:DDp3s7+NO
暴れ牛特攻隊 ビッグオックス
49 :
水先案名無い人:2009/08/28(金) 00:25:23 ID:k+rqoiTWO
あが
50 :
水先案名無い人:2009/08/31(月) 20:57:28 ID:mixph4nHO
最近の芸能界は貘世界的には如何なモノなんだろうか……
51 :
水先案名無い人:2009/09/01(火) 00:42:39 ID:n92qfDxI0
こんにちは、芸能人です。
あなた、覚醒剤お好きですか。
ぼくは、この覚醒剤というものが好きで好きで、ちょっと中毒みたいなところがある。
52 :
水先案名無い人:2009/09/01(火) 18:47:34 ID:hUSM3Uqn0
完全な中毒であった。
53 :
水先案名無い人:2009/09/02(水) 22:05:32 ID:MMEIAIXC0
お前もそうなのであろう?
その腕に針を射ち込みたくてたまらないんだろう?
男の言葉には言外にそういう含みがあった。
そうだ。お前の言う通りだ。
注射器の針が俺の腕にめり込む感触を何度も想像していたさ。
何度も。何度も。何度も。
俺は逃走していた。
54 :
水先案名無い人:2009/09/02(水) 22:31:26 ID:FBcHyqkb0
55 :
水先案名無い人:2009/09/02(水) 22:42:27 ID:NvHa6OSz0
>>53 こんな形で、忘れた頃に利用される――
これほど嬉しいことはない。なあ、友よ!
そんな言葉を反芻しつつ、僕は、友たちの潜む川へ糸を放つ。
その糸が、くい、と引かれる――
互いが互いを支え合う――
ああ、曼荼羅だ――
自身が、曼荼羅の一部であることを実感する瞬間だった。
平成二十一年 九月二日 長良川上流にて 夢枕獏
56 :
水先案名無い人:2009/09/14(月) 22:33:57 ID:KPyd4opi0
384,403km あなたを月にさらったら
向坂氷緒 イラスト:玄鉄絢
2009年09月03日発売 定価:495円
「――私、理世がほしい」
「あたしも、みゆちゃんがほしいよ」
「それはどんな『ほしい』?」
「わかんない、――たしかめて」
私たちはキスした。
「……うーん、わかんない」と私。
「じゃあ、もう一回」と理世。
私たちはキスした。
「わかんない、むずかしい」
「じゃあ、もっと」
キスした。キスした。キスした。キスした。
キスした。
私の肩からPコートが滑り落ちた。そんなことどうでもいいくらい、キスした。
窓の外、遠い空に、白い月。
57 :
水先案名無い人:2009/09/15(火) 10:42:45 ID:8xFgd94y0
2009年9月 小田原にて
58 :
水先案名無い人:2009/09/30(水) 22:53:29 ID:4zSd7uvqP
瞼が重くなるほど寝た後は、
和紙に墨汁を溢したかのような、な
59 :
水先案名無い人:2009/10/07(水) 06:26:11 ID:ovcLsG8pO
保、
守―――
60 :
水先案名無い人:2009/10/14(水) 01:53:26 ID:l1pjIb9K0
おれを、置いていくなよう。
おっさん────
61 :
水先案名無い人:2009/10/16(金) 19:23:37 ID:Dvnjmddf0
己独り───
62 :
水先案名無い人:2009/10/24(土) 11:53:51 ID:y3zThGO90
過疎スレである。
過疎とは、人がいないということである。
人がいなければ当然さびれる。そのさびれが、さらに人の足を遠ざける。
そのうちに、人目につかなくなる。新しいスレに次々と追いやられ、沈み込んでいく。
悪循環である。
通常であれば、このままdat落ちしていくほかないスレだ。
しかし、この日、ひとりの男が暇を持て余し、このスレを見つけて久しぶりの
書き込みをした。
実に8日ぶりの書き込みである。
しかし、ageない。
そのような配慮とは無縁の男であった。
63 :
水先案名無い人:2009/10/25(日) 02:35:24 ID:d6pBfGWI0
言ったね?
64 :
水先案名無い人:2009/10/25(日) 19:53:50 ID:6uzBaU580
そうは言っておらん。
伝奇小説というのは、広がってゆく時が、
読者にとっても作者にとっても一番おもしろく、楽しいのではないか。
いろいろな、怪しげな人間やらなにやらが出てきて、
様々にからみあいながら、謎が謎を生んでゆく。
次にどうなるか見当がつかない―そこにこそそのての物語の
醍醐味があるのだと思う。
あんなにおもしろかった話が、閉じ始めた途端に、
急につまらなくなったりもする。
結末を読んでいない(作者が途中までしか書いてない場合にしろ、たまたま完結篇を読んでない場合にしろ)物語ほど、
ずっと後になっても、あの続きはどうなったろうか、
とふと思い出しては、その結末を想像して今でも楽しんだりしているものだ。
遥かな昔、あるいは少年の頃、痛いほどに胸ときめかせ、
続きを心待ちにした物語りがぼくにもある。その至福感は、何ものにもかえがたい。
遠く、鮮やかで朧な原色の夢は、今なおぼくの中にのこっている。
少年の頃、そのようにして読みふけった物語の結末を、
今読んでしまうことの不幸もまた、間違いなくあるようである。
また、そのような胸ときめかせた物語を、
大人になってから再び読み返した時のあの不思議な失望と
哀しさを体験したのは、ぼくだけではあるまい。
むろん、何度読んでもおもしろく、
読む度に新しい発見をする物語もまた、間違いなく存在する。
つまり、永久に終わらないこと、語り続けてゆくことこそが、
物語の真の在り方ではないかと、ふとぼくは思ってしまうのだ。
66 :
水先案名無い人:2009/11/08(日) 08:52:55 ID:waAHKzg8P
11月初、
カキこ
晴
このままでは、存在自体が消えてなくなる
蝉の声が懐かしい
67 :
水先案名無い人:2009/11/09(月) 20:29:11 ID:RACyNqNI0
誰も評価してくれぬ。俺の絵をである。
――早く底辺から抜け出したい…
その一念――
お…
るお…
売るお…
何を?
魂をさ。
何に?
東方?ボカロ?ヘタリア?なんでもいいさ。
おきゃああああ!
投
稿
たまらぬ一点爆撃であった。
68 :
水先案名無い人:2009/11/10(火) 15:06:00 ID:VfisX0d/O
>>67 それこそ――
それこそ、毒島獣太や晴明や文七をかけばいいじゃないかよう
69 :
水先案名無い人:2009/11/18(水) 06:25:31 ID:IeTog6bEO
「意外ですね」
「何がだ」
「
>>68さんがそんなにロマンチストだなんて、知りませんでしたよ」
70 :
水先案名無い人:2009/11/18(水) 09:52:45 ID:pBNFsxY3O
71 :
水先案名無い人:2009/11/18(水) 18:00:41 ID:ees97AowO
「
>>68はよい男だな」
「そうか?」
「そうだ」
そういうことになった
72 :
水先案名無い人:2009/11/18(水) 22:36:13 ID:HIWinC6R0
未完の作品群「俺たちをおいていくなよぅ、獏よう」
背中が書かぬと言っていた。
73 :
水先案名無い人:2009/11/23(月) 05:34:49 ID:LWkXX/uP0
子供の頃からお笑い系が好きで好きで、ちょっと中毒のようなところがある
74 :
水先案名無い人:2009/11/24(火) 07:52:52 ID:p24bjtfI0
>>65 キマイラ完結させねえと、渓ちゃんマワしてソープに沈めんぞ?コラ。
これくらい脅しておかないと本気で未完逃げするつもりだろ、あのジジイは。
75 :
水先案名無い人:2009/11/25(水) 17:25:54 ID:J/mFX0cF0
Fist or Twistを買ってきた。
「やるか?」
「やろう」
そういうことになった。
76 :
水先案名無い人:2009/11/25(水) 19:45:35 ID:zEVVGq2l0
「奇遇だな」
「何!?」
「私も先日、壊れたPS2を中古で買いなおしたのさ」
「――」
「型番というものがあってだな。それが三万番のものを買ったのだが――」
「――」
「この型番、とにかくファンの回転音が五月蠅いのだ」
苦虫を噛み殺したような顔で言った。
「それでもやるか?」
「やろう」
そういうことになった。
77 :
水先案名無い人:2009/11/28(土) 10:25:01 ID:Mzxi0tBR0
>>74 ,,,ィヾヾヾミミ',ヾヽ7r-、、,,,,,,,,__
,ァツ彡彡rヘヘヾゞヽノノ/ィ彡三ニニ、、
彡シノソ彡三ニ、ヾ、ヽノ//ンィ彡シ彡三ニヽ,
,ィノ/ァ彡三≡、ミミヾ、)/ノ/ィ彡´ィニ三ミミヾ;、
ィ彳三ニ=ニ三ミヾレ川ソ/ノ//ィ彡彳三ニ、ミミ;、
ィ彡三ニ=ィ彡彳シ´ ヾrー、彡シィ彡=ニミミ、ヘ
,三ニ彡彡ニシ"´ ヾ丶ヾミミニ三ニミミ、ヾ、
ツニ彡ィツノノ′ `ヽ、__,ヾ、ミヾミヽミミ、
ソ彡ツリ//, `ーミミヾ、ゞミ,
i〃彡ノソ´ ミヾヘミ、ヽ
l彡'ノ// _,,,,,,,,,、 ,ミゞミ、川i
ヾ/ノ/ノ ''""二'''" . ゙==、,_ ヾミyヾツノ
ゞliノi ,イで゚)ヽ :. _,,,ご'''ー iヘリノ,ソ
i ヾノ 、,二ン` .:.; .: ィ"(:゚ツヽ、 iヾツノ キマイラや餓狼伝は、壮大な構想と緻密な計算とに基づいて執筆されている作品ですが、
', ヘi .: .: `゙゙ー ´ ,iリノ′ 長く描き続けていると、どうしても其処に歪や瑕や予定変更が出てくると
ヽ ゙i 、 .:: /シ; いう事でしょうか……
78 :
水先案名無い人:2009/11/28(土) 10:27:42 ID:Mzxi0tBR0
ヽ, ノr' ゙, ,、 ツ/ 夢枕獏は未完逃げ男だと思ってしまった
>>72,75さん、どうもすみません。
', ` 、 ,, )丶 /ノ 夢枕獏は未完逃げ男では無いのです。終らせるのが忍びないだけなのです……
,-‐', `ー‐´ /´
_, -‐z‐'´ .iヽ ゙ー-ニニ=ニ=、_,,, /、ー- 、 それでは、これからも夢枕獏の終らない物語、宜しくね。
/ | ヽ ー、,,,,,,,, ィ' / \ `ー- 、_
. / ', \ // \
/ ', ヾ\ // ./ \
', \` 、 ___ ,, , './ / \
\ ', \ / / /
79 :
水先案名無い人:2009/12/15(火) 18:53:29 ID:EQkqRtGh0
獏文体の隆盛と継続の為に此のスレッドを保守挙げさせて戴きます。
80 :
水先案名無い人:2009/12/16(水) 00:02:45 ID:JkCp+9eq0
「それはな、保守なのだよ。博雅」
「むう。また保守か。」
ば……獏さん! な……なぜ もっと前に終れたはず!
そうすれば未完のもどかしさと経年劣化を躱せたものを!!
ば……獏さん……うう……ば……馬鹿……いや獏さん……獏さ〜〜〜〜ん!!
な……なぜ……なぜこんな有様に……
獏作品への愛ゆえに読者は遅筆と未完に苦しまねば為らぬ!!
獏作品への愛ゆえに読者は作者と作品の経年に因る変化に悲哀せねば為らぬ!!
獏作品への愛ゆえに……
こ……こんなに……こんなに苦しいのなら……悲哀するのなら……獏作品など要らぬ! 獏など要らぬ!
82 :
水先案名無い人:2009/12/19(土) 18:52:30 ID:205MyaGd0
>>65 獏が化物語の怪異のパートを書いたらさぞかしクドくなりそうだ
83 :
水先案名無い人:2009/12/20(日) 09:55:45 ID:K7oVN5ti0
>>82 俺は 夢枕獏>西尾維新 だと思うんで是非遣って戴きたいですね。
84 :
水先案名無い人:2010/01/06(水) 08:25:54 ID:eXRe8Z5C0
>獏が化物語
それなんて獏物語
85 :
水先案名無い人:2010/02/01(月) 10:49:35 ID:b92TflYl0
西尾威信じゃ比較にならん
86 :
水先案名無い人:2010/02/13(土) 15:42:40 ID:j1m1/oh80
たまらぬ過疎であった
87 :
水先案名無い人:2010/02/16(火) 04:15:58 ID:oKMZhfpR0
「過疎か」
「過疎だ」
「そうか」
「そうだ」
88 :
水先案名無い人:2010/03/23(火) 21:25:37 ID:TP/i9fbi0
じゃっ
89 :
水先案名無い人:2010/03/24(水) 09:08:52 ID:1ykSI0OZ0
あひいるっ
90 :
水先案名無い人:2010/03/25(木) 23:40:21 ID:t6fJhehE0
「当たりゃあいいんだ。当たりゃあね」
それが、頭でなくてもいい。
腹でなくてもいい。
顎でなくてもいい。
右手が当たるのなら、それは相手の肉体の、霊装のどの部分でもいい。
魔術だろうが、超能力だろうが、当たったところを幻想殺しさえすれば、それが勝負を決することになる。
自分の最弱――レベル0――に絶対的な自信を持っている上条冬馬ならではの発想であった。
91 :
水先案名無い人:2010/04/05(月) 21:43:59 ID:/UZP6VRj0
このあたりで夢枕獏と流れ星超一郎の関係について語ろうぜ。
「お前ら……間違ってるよ……最終回で納得がいく? ふざけんなよ!
納得がいく最終回ができる奴なんてなぁ……普段セーブして作ってる奴だよ!
着地点目指してうまーくうまーく力をセーブしてやがんだよ! トリプルアクセルはやめて、2回転で安全策さ!
セーブしてる話なんて観たら、つまんなくってバカ見るよ! だからみんな単行本派になるんだよ!!」
「あ——まあね——出てくるよ——人間の闇! 世界の破滅!
すべての崩壊の時は近いよ!!
でも、すべての崩壊なんておれ描けねーし!
よくわかんないし! だけど煽るよ———!
煽ると読者が喜ぶから! 勝手にね!!
読者の豊かなイマジネーションを刺激してんだよ!
作者のおれよりもっと優れているところにいってるよ、ヤツらは!」
92 :
水先案名無い人:2010/04/28(水) 01:54:55 ID:XN4Sfv4n0
93 :
水先案名無い人:2010/04/28(水) 22:25:19 ID:a+NOj5+80
こっちが先――
だな。
94 :
水先案名無い人:2010/04/30(金) 23:15:55 ID:5Froc/Gy0
しあわせよぅ
しあわせよぅ
ここに来ておくれよう──
ネコと あひいるっ!
95 :
水先案名無い人:2010/05/13(木) 23:49:37 ID:I4teddQJ0
「駄作を作る勇気が足りない!
駄作で金を貰ってこそ本当のプロ!!
駄作を出しちまっても……自分を許してやれる大きさを持て!
3回のうち1回いいものができればOK!! 3回とも良いものを出そうなんて欲張りだ!」
「甘えんな! 駄作を世に出すことに慣れてしまったら、お終いだぞお前ら!
駄作を出したら、次は外さんようにと足掻け!」
これを是非夢枕獏文体に改変していただけ無いですか??
96 :
水先案名無い人:2010/05/14(金) 22:40:21 ID:lRQhrB+q0
「てめえに足りないものが一つだけある。何だと思う?」
徐に、男は話しかけてきた。
「勇気だよ」
「勇気?」
「そう、勇気だ。それも、ただの勇気じゃねえぞ。駄作を作る勇気だ。」
満面の笑みを浮かべて、男は得意気に語り始めた。
何を――
この男は、何を言っているのだろう。駄作の発表は、クリエイターとしての死を意味する――
少なくとも、自分はそう思っていたし、また今も、そう考えている――
駄作の発表は、才能の枯渇であり、作家の堕落だと思っている。
いや、そう信じているのだ。俺は――
男は、猶も言葉を続けた。
「いいか、駄作で金を貰ってこそ、真のプロだ。
金をとれる駄作を書けるのが、プロってもんだ。一つや二つじゃねえ。
三つも四つも、五つも六つも駄作を書いて、それでも金が入ってくる――
それでこそプロって言えるんじゃねえのかい?
駄作を出しちまってもいい――
駄作を出しちまう自分を許してやれる、大きさを持たなきゃいけねえよ。
三回のうち一回、イイものができればいいじゃねえか。
三回ともイイものを出そうなんて、そりゃあ、おめえさん、欲張りってもんだ」
97 :
水先案名無い人:2010/05/14(金) 22:42:27 ID:lRQhrB+q0
きゅっ。
男が、何を言おうとしているのか理解した瞬間、尻の穴が締まった。
どくん。
下腹から、強烈な熱を持った何かが駆け上ってきた。
もし、それが目に見えたなら、ねっとりとどす黒い、大量の精液のようだったろう。
――よ
――ねえよ
甘えんじゃねえよ。
駄作を世に出すことに慣れてしまったら、お終いだぜ――
駄作を出したら、次は、外さねえように足掻くだけだ。
それは叫びだった。
それは嘆きでもあった。
それは期待でもあった。
それは、願いでもあった。
紫陽花の葉の上に、きらきらとした筋が付いている。
季節は、もうすぐ梅雨を迎えようとしていた。
98 :
水先案名無い人:2010/05/14(金) 23:23:49 ID:4MbLhYya0
/ _⌒ヽ⌒ヽ
/ ` ゚` :.; "゚`ヽ
./ ,_!.!、 .ヽ
/ . --- ,, .ヽ
/ Y ヽ
/ 八 ヽ
./ __//. ヽ ,, , ヽ
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l: : : :.:.l:.:|: : : :|:.:.: ,'7T /ヽ:l }__',:.}: : ::.
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99 :
水先案名無い人:2010/05/15(土) 21:14:34 ID:iUiQjKxw0
パワハラアッー!
こんにちは、
>>100です。
あなた、キリ番お好きですか。
ぼくは、このキリ番というものが好きで好きで、ちょっと中毒みたいなところがある。
あなたがこのキリ番を好きで、そして少しばかりロマンチストであるならば、これはもうぼくとしては非常にザマアミロ。
平成22年五月 糞スレにて
スレが建ったばかりの頃は、
本人も書き込んでんじゃないか?w って噂も流れてたからなw
104 :
水先案名無い人:2010/05/19(水) 19:42:04 ID:foGGtdSR0
新・魔獣狩りは本当に今回の連載で完結するんですか? 果てしなく怪しいんですが……
>>104 だ
んだ
るんだ
てるんだ
ってるんだ
言ってるんだ
を言ってるんだ
何を言ってるんだ
は何を言ってるんだ
えは何を言ってるんだ
まえは何を言ってるんだ
おまえは何を言ってるんだ
106 :
↓の発言は夢枕獏作品の特徴と通じるモノがありますね。:2010/05/22(土) 11:37:14 ID:3dTQYN5C0
「最高の最終回で名作の仲間入りかよ!?
違うよ!! 今はなあ……最終回でコケるのが!! 名作の条件なんだよ!!!
お前ら間違ってるよ……最終回で納得がいく? ふざけんなよ!
納得がいく最終回ができる奴なんてなぁ……普段セーブして作ってる奴だよ!
着地点目指してうまーくうまーく力をセーブしてやがんだよ!
トリプルアクセルはやめて、2回転で安全策さ!
セーブしてる回なんて観たら、つまんなくってバカ見るよ!」
「私の……経験上言わせていただきますと……
どんな天才でも――連載が百回分はが続くとしたら、必ず一つはつまんない話があります!!
ただ、天才は……その一つを最終回にもってくるんです!
それまで全力で視聴者を楽しませるんですよ!
読者はワクワクします! 単行本が売れます!
評判になって賞ももらえるかもしれない! 最高です!!
―――そして、 幕引きだけちょっとショボイ……と!
まあ、最終回の1回ぐらいいいじゃないですか!!
私に言わせれば、そこまで楽しませてもらったのに文句を言うヤツのほうが、どうかしてますよ!」
839 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2009/01/06(火) 21:03:14 ID:mDBGNoZW0
>>837 おめぇさん、よ――
このスレの主旨を、勘違いしてやしねぇかい。
獏作品自体の話を、するなとは言うまい。
ただ、獏文体を使わずに、素のままの標準語で語るだけなのであれば
そんなものは、一般書籍板ででもやっていればばいいんだよ――
ここはあくまで、「文体のガイドライン」なんだから、な。
>>837――
カーソルを合わせた時、そこに見えたのは顔であった。
言葉ではない。文章ではない。レスではない。
ただ、顔であった。
辛うじて、文字らしきものが見られるが、肝心のアンカー先のレスが無い。
あるのは、ただ、(゚Д゚)ハァ?であった。
サイコダイバー 三宅雪子
∩
| ゝ <ヽ
.─ ────=≡/ / ヽ ∨
./ i / /
───=≡. / 丿 / ノ ズザーーーーーッ
)⌒`) ( ヽ、 / 〈
`)⌒`) \ /'' ー'' ⌒`/ヽー 、
────=≡ \/ 〉 ⌒彡彡ミミ\
`)⌒`);;;`)⌒`) ヽ ,, -‐" 彡彡彡ミヽ
`)`)⌒`) ) \/ / ィ. _彡彡彡}
──=≡;;;⌒`)≡⌒)≡≡"ーーーー(,,___/つミ彡ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
女が歩いていた。
ツバのある形のしっかりした大き目の帽子を被り、女は歩いていた。
ややふくよかな胸元が、歩くたびに、ちらりちらりと顔をのぞかせる。
スカートは、長すぎず短すぎず、膝上の、程よい高さで、ひらりひらりと揺れていた。
髪は、うなじに、ややかかる程度。後ろの一部は首元で、ピン、と後ろに跳ね上がっている。
出で立ちだけからすれば、20代前半くらいには見える。
だが、その目だけが、大きく、黒く、濡れたように輝いていた。
睫毛も長い。
それは、まだ年端もいかない少女の瞳であった。
その目を見ると、途端に年齢が判らなくなる。
不思議な女であった。
女は、脇目も振らず、ただ黙々と歩いていた。
左手には、自分の身体ほどもある、大きな牛を曳いた手綱を握り締めて――
__
ヽ|__|ノ モォ
||‘‐‘||レ _)_, ―‐ 、
/(Y (ヽ_ /・ ヽ  ̄ヽ
∠_ゝ ` ^ヽ ノ.::::::__( ノヽ
_/ヽ /ヽ ̄ ̄/ヽ
牛が、もお、と鳴いた。
新緑鮮やかな、皐月の暮れであった。
他所様のスレに出張!そういうのもあるのかっ
過疎っている。
それなのに出張するのか?
113 :
110:2010/06/03(木) 17:46:38 ID:5XWxpHvh0
俺、出張して、ない。
思いついた。
だから、レス、入れた。
お前達、因縁つけた。
悪いの、お前達。
だから、殴る。
正しいの、俺。
だから、殴る。
殴る。
暑い。
焼ける道路。
おれはすでに溶けはじめている。
ずい。
ずい。
この暑さの中、ソープへ向かう。
ずい。
ずい。
そうだ。
車でくればよかったのだ。
115 :
水先案名無い人:2010/06/30(水) 11:57:56 ID:WnvqZevp0
今回のサッカーワールドカップは色んな点で獏文体向きだと思うので皆さん是非お願いします。
おめえで、やったらどうだい?
バクブン
118 :
ウルグアイ代表:2010/07/06(火) 13:45:46 ID:UnlBx1r4O
"いい技"は汚い技さ
ああ、いいレスをぶっ書きてえよなぁ
ぎちぎちとマスターベーションをする。
ああ、俺はいくのだな。
う。
う。
う。
う。
う。
121 :
2ch代表:2010/07/09(金) 17:35:10 ID:zC6VY2Ta0
"いいレス"は汚いレスさ
退けい、退けい、ライフラインども!
123 :
水先案名無い人:2010/08/20(金) 02:45:23 ID:VQCvRA6X0
age――
そう、男は云った。
乱蔵の尻の穴がきゅっと締まった。
124 :
水先案名無い人:2010/08/29(日) 11:52:21 ID:P8zP6xrw0
アントン・ヘーシンクや山本小鉄といった獏先生にも縁深き人達が
相次いで此の世から唐突に去って逝く昨今の時勢を獏文体で表現してもらえないでしょうか
125 :
水先案名無い人:2010/09/01(水) 01:56:03 ID:+Y21DKsk0
・あんた一体なんなのよ!車は盗む!シートは引っぺがす!あたしはさらう!娘を探すのを手伝えなんて
突然メチャクチャは言い出す!かと思ったら人を撃ちあいに巻き込んで大勢死人はだす!挙句は電話ボックスを持ち上げる!
あんた人間なの!?お次はターザンときたわ!警官があんたを撃とうとしたんで助けたわ!
そしたらあたしまで追われる身よ!一体なにがあったのか教えて頂戴!→駄目だ→駄目ぇ?そんなぁ
「あんたは一体なんなのよ!」
その問いにシッダールタは、しばし目を閉じて考えた
車は盗んだ
ああ
シートは引っぺがした
ああ
女もさらった
娘を探すためである
あと誰か頼むw
電話ボックスを持ち上げる若き日のブッダ――