長文スレチもなんだからこれで終わりにする
>>756 (続き)
婆と出会って20分くらい歩いていたらメールが届いて俺の携帯が鳴った
「この辺から携帯使えるようだから旦那さんにかけてみたら?」と貸してあげた
意外にも一発で繋がり婆が涙目で状況を説明し一通り話した後俺が直接話をした
旦那さんは読解力のある普通の人でお互いの車のおよその位置もナンバーも分かったので
先に乗車した方が相手の車の方を目指して進むということになった
電話の後20分ほど歩いてやっと林道に着きさらに10分ほど歩いて俺の車に戻ってきた
車の中には沢山の水や食料があるので婆にたっぷり与えてやった
やっと正気を取り戻した頃にそのクソ婆
「あたしがあんなに苦労して取ったキノコが惜しい…」みたいなことを抜かしやがる
「だったら今すぐ戻れや!」と怒鳴りつけてやったら平謝り
この期に及んでまだ自分の立場が分かってないようだ
林道を数分進むと相手の車が有ったが旦那さんは戻ってきてない
仕方ないから車の中で婆と俺と2ショットで待機orz
耐えられないから外で着替えたりタバコを吸ったりと適当に時間潰し
しばらくしてちょうど日没かというころ旦那さんが戻ってきた
開口一番「うちのバカが迷惑かけてすまなかった」とかもう大の男にペコペコ頭下げられてもうた
この頃になると婆も真人間となりお礼を繰り返していたな
携帯とか車とか文明の利器を共有できる範囲内での人助けはともかく
相手を助けるために自分が犠牲になる必要はない