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水先案名無い人:
778 名前: 名無し職人 [sage] 投稿日: 2009/03/14(土) 21:15:32
俺、以前に中央線で痴漢の冤罪というか未遂を目撃したことがある。
OL風のお姉さんが立って乗っていたのだが、隣のオヤジの服が触れるのがすごくイヤみたいで、
触れるたびにチッて感じでオヤジをを後ろから睨み付けたり身をよじってた。
オヤジは本を読んでいて気付かない。片手で本、片手でつり革。
しばらくすると、オヤジの肩をたたいて、「ちょっとやめてください!触らないでください!」と叫んだ。
「何言ってるの?この状態で何を触るんだよ」とオヤジはビックリして言ったのだが、
「触っといてうるせーんだよ、痴漢!」と叫んでオヤジにいきなりビンタ。周囲の視線がオヤジに集中する。
近くで座席に座って始終を見ていた俺は「体勢も無理があるし、誰もこの女のこと信じねえだろ〜」と思ってたら
驚くことに、周囲に立っていた男性達は皆、オヤジを睨み付けて今にも取り押さえようとしている。
俺は「こりゃやべえ」と思って「そのオッサンは何も触ってないよ。俺見てたし」と言ったら
女が「関係ないでしょ、黙ってろ!」と叫ぶので、オヤジに「俺が証人になりますよ」と言ってあげた。
隣の駅につくと、女はさっさと逃げるように降りていってしまった。
恐ろしいと思ったのは、女性の気分次第で痴漢にされてしまうこと。
ただウザイというだけでも、女性が「痴漢」といえば痴漢になってしまうこと。
そして、女性が痴漢といえば、周囲の人間はほとんどそれを信じてしまうこと。その瞬間に周囲は全員敵だ。
あの日、俺が現場を目撃していなければ、あのオヤジがどうなっていたのかゾッとする。
明日は我が身・・・