「なんだ?そのぺにぺにとやらはどこにあるんだ?」
「おくちのしたをみてね!!」
どれどれ、よーく見ていると頬を張ったことで顎の部分が割れ尻顎になっている。
その部分をくぱぁと開くと人差し指程度の穴とその上に小さな突起物が見える。
その突起物をつついてみるとまりさの体がブルと震えた。
「ゆっ////!それがまりさのぺにぺにだよ!!」
「ほー、これがそうか、で、これをどうするんだ?」
「これをこすりあわせるとすごくすっきりできるよ!!!」
これは饅頭のツボみたいなものか、ツンツンつつくたびに気持ちの悪い声を漏らす。
特に使い道もなさそうだし、飼うのはやっぱりやめにしよう。
考え事をしながらつついていると段々とその突起物が大きくなっていき、
にきびほどの大きさからマツタケほどの大きさまで膨らんだ。