547 :
水先案名無い人:
でもそんなこと、願うだけで無理だと分かっている。人間が強いのは知っているし、今も口以外動かせない状態だ。
だから、まりさは、最後に少しでもこの最低の動物に復讐がしたくて、少しでも、こいつにいやがらせがしたくて…
ガリっ!!
「ゆぐっ…」
「ん?なんだこいつ?おーい、糞饅頭?ゆっくりしてない糞饅頭ちゃ〜ん?どうしたの〜?」
「………」
「こいつ…舌を噛み切って、自殺しやがった…」
ざまぁみろ、ざまぁみろ。どうせ、最後に残ったまりさでどんな事をしようかなとでも考えていたんだろうが、お前の思い道理になんかならない。
まりさを虐めたかったそのお前の、その最低の心を満たさせない、それがまりさのできる唯一の反抗。
この最低の人間の言う通り、非力な糞饅頭がしてやった最後の抵抗。
あぁ、どんどん眠くなっていく…
はは、人間が困った顔してまりさのこと見てるよ…
ざまぁみろ…おまえなんかがただしくてたまるか…