成婚10年目の雅子様のお言葉のガイドライン 4年目

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452水先案名無い人
もう、どうでもいいという、皇族に不似合いな不貞腐れた根性が、心の隅に巣食った。
私は、これほど長期静養をしたのだ。
ドタキャンする心は、微塵もなかった。
今上も照覧、私は精一杯に努めてきたのだ。
動けなくなるまで動かないできたのだ。
私はニダーの徒ではない。
ああ、出来ることなら私の胸を断ち割って、毛の生えた心臓をお目にかけたい。
たった一人の医師団の見解だけで立てこもっているこの心臓を見せてやりたい。
けれども私は、この大事なときに、運も策も尽きたのだ。
私は、よくよく不幸な女だ。私は、きっと笑われる。私の実家も笑われる。
私は世間を欺いた。中途で離脱するのは、初めから何もしないのと同じだ。
ああ、もう、どうでもいい。
これが、私の定まった運命なのかもしれない。