【全板集合】2chにある無駄な知識を集めるスレ77

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264水先案名無い人
>>257
すごいなー米
ttp://www.geocities.co.jp/WallStreet/1356/kuru/DERACINE.html
>5:がんばらないぶんめいは、高い効率性と低い計画性に基づいている。

> 1年にうち半分は洪水のなかにあるチャオプラヤ河流域を、18世紀にこの地を訪れたフランス人がこうスケッチしてる。
> 「ここの住民達は完全な自然に恵まれている。そこでは潅漑の必要がないのである。たんに耕し、種をまけばよいのだ。
> 天然の洪水と温暖な気候とがイネを育て、すばやく実らせる。しかし豊かさは彼らを怠惰にしている」
> 前2世紀には、この「なまけもの」は、中国人たちにも知られていた。「チンとユエの地(揚子江南岸地帯、原タイ地域を含む)は、食物が豊富で、人々は飢えを知らない。だからモノを蓄えようとしない」。

> アジアのウォーターフロントに不必要なのは潅漑だけではない。水が肥料を運んでくる、蓄積する毒を洗い流す。
> このことは休耕地とそれを組み入れた(何年も先の土地利用を計画した)輪作システムを不必要なものとする。水稲では、毎年毎年、いつまでも同じところから収穫するのだ。

> 陸生の麦(や他の代用穀類)に依存する文明は、耕作地のどれか一部を、いつも必ず休耕地として牧草地や牧場にあてる必要があった。したがって家畜の肉や乳製品を食生活に組み入れた。
> 実のところ、植物資源を家畜に食わせてからその家畜を食うよりも、いきなり植物資源を食べた方がエネルギー損失が少ない。

> 総じて投下エネルギーについても、単位面積あたりの収穫量についても、水稲栽培は効率が高い。
> 牛一頭を飼う土地があれば、アジアでは何人の人間を養えるだろう。このことは、世界人口の54%をアジアのウォーターフロントが担っているひとつの理由になっている。

 
> 「完全な自然に恵まれている」というほどに、この文明は「よくできている」。不必要な努力や計画から、この程度遠いと「自然」だとか「なまけもの」だとかみなされる。

アジア住み易すぎワロタ