翠星石にチョコレート貰った\(^o^)/ 第27ドール
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立てようと思ったら…:
翠星石と一緒の傘で帰った!\(^o^)/
買い物帰り、雨降ってた。
俺「(毎日のように雨降るな〜。梅雨だからって毎日降らなくても…)ん?
なんか…見覚えある鞄が傘差して空飛んでる…。お〜い」
翠星石「え?ヤ、ヤスヒロ!?」キキーッ
バッ!
翠星石「ギャー!」ビクゥ!
俺「あ、差してる傘ひっくり返った。大丈夫ー?」
翠星石「だ、大丈夫です…。ってなんで傘持ってやがるですかー!」
俺「え?か、帰ろうと思ったら雨降ってたから店で傘買ったんだよ。
なにしてたの、こんな雨の中。…もしかして、傘持って来てくれたの?」
翠星石「う…。そ、そうですよ!ヤスヒロのことだから『雨に濡れて走ってる自分かっこいい!』なんて
馬鹿なこと考えて走って帰ってるんじゃないかとか思って、ヤスヒロ探しながら飛んでたんですよ!」
俺「傘差してたのは鞄開けて探してると濡れちゃうからか…。これ安い傘だったしもう直らないな…。
さすがに濡れながら走って帰るのはやだよ。ベタベタするし」
翠星石「ベタベタするとかそういう問題じゃなくて…はぁ〜。
傘忘れたかと思って持ってきてやったですのに…無駄足だったですかね。
傘も壊れちゃったですし踏んだり蹴ったりですぅ…」
俺「いや、でもありがとね。あんま濡れてなさそうだけど一応…はい、タオル。
ついでだし一緒に帰る?鞄で帰るにもあんまり鞄濡らすのも良くなさそうだし、帰り道どうせ誰も通らないだろうし」
翠星石「そうですねぇ…。じゃそうするです。一度こうやって帰ってみたかったですし」
俺「雨の中歩いて帰るのが?鞄で飛んでる方が楽だよー。あ、そうだ。翠星石、鞄持ったげるよ。歩きにくいでしょ」
翠星石「ありがとです。そんじゃ翠星石はその買い物袋持ってやるです」
俺「いいよ別に。軽いから指一本でも引っかけられるし」
翠星石「まあまあ遠慮すんなです。一緒の傘に入れてくれてるお礼です」
俺「へー、なんか気前良いな。じゃお願いね。
…て言うか今日寒いし拭いても寒くない?大丈夫?抱っこして帰ろうか?その方が寒くないと思うけど」
翠星石「大丈夫ですよ。今日は歩いて帰るです」
俺「…別の意味でほんとに大丈夫?いつもなら楽したがるのに…。電柱に頭ぶつけたりしたんじゃないの?」