臨場感を凌駕(ryのガイドライン　子育て2人目

大阪：あー！何しとるんー？
智　：ちよちゃんに問題を出していたのだ。
大阪：へー、どんなん？

或る農耕民族は、白い米を宝とした。
米を尊ぶ者は長き時を生き、
また白を尊ぶ者は更に長き時を生きると言われた。
ならば米の時と白の時。
これら二つを掛け合わせれば、
久遠にも思え、また至高の宝なり。
宝を求める者よ、その久遠の数を此処に示せ。

大阪：88*99=8712
ちよ：ああ！？
智　：即答した！？
ちよ：すごいです！
大阪：えっ？そう？

かつて人は楽園を目指した。
くまなく、そうくまなく世界を捜し歩いた。
すると一人の冒険家は悟る。
うなだれた姿を晒して、ただ呟く。
世界は全て地獄さ。楽園なんぞ目指した俺達が馬鹿だった。
出来る事と言えば【地獄】の【四丁目】で、滅びへの扉を開く事だけさ。
扨、6桁のパスワードは？
大阪：614525

しおれた青いバラが、俺にそっと囁き掛ける…どうやら俺は、仕事に生きるべき男らしい。
皆からのアイデアは良いものばかりだったが、中でも俺が特に気に入ったのは"青いバラ"だ。
遺伝子操作による花の色換えは昔から行われていた
事なんだが、その黎明期に於いて、青いバラは絶対に作れないと言われていたらしい。
しかしその後の研究の成果により、遂に青いバラはこの世界に花を咲かせた。
この事に因んで、"ブルーローズ"という言葉には"不可能を可能にする"事の隠喩としての意味もある。
そう、不可能を可能にする…。今の俺の恋にはピッタリだ。
ハーヴェイが、何をとち狂ったか俺達に花の事を訊いてきた。
何でも彼女にプレゼントするらしい。訊く相手が根本的に間違ってるんだが、
あいつの腕前にはみんな結構助けられてる。無下に見捨てるなんてマネも出来やしない。
仕方が無いから、一人につき一個、アイデアを集めてハーヴェイに教えてやった。
パスワード…無意味な言葉の羅列ではない。丁とした意味在り。
我々の作り出す道…。振り返れば其処に花が咲いている。不可能を可能にする。
大阪：ズーロールブ
智　：うあ！？すげえ！何だ此奴！？
大阪：え？当たりなん？