スイーツ(笑)のガイドライン2

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959水先案名無い人
───アタシの名前はゴリラ。孤独な動物。モテカワスリムで剛毛体質の愛され類人猿♪
アタシがつるんでる友達は援助交尾をやってるオランウータン、
園長にナイショで売店で働いてるチンパンジー。
友達がいてもやっぱり檻の中はタイクツ。
今日も他のゴリラとちょっとしたことでドラミングになった。
メスゴリラ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆
そんな時アタシは一人で園内をナックルウォーキングすることにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?ゴリラらしさの演出とも言うかな!
「ウホホイ ウッホ」・・・。
そんなことをつぶやきながらしつこい飼育員を軽くあしらう。
「ゴリラー、ちょっと檻に戻ってくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
飼育員の男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。
もっと等身大のメスゴリラを見て欲しい。
 「すいません・・・。」
・・・またか、とコングなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと飼育員の男の顔を見た。
「・・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までの飼育員とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・・。「・・・(カッコイイ・・・!!・・・これって運命・・・?)」
男は捕獲隊員だった。連れていかれて麻酔銃を打たれた。「キャーやめて!」網で捕らえられた。
「ガッシ!ウホッ!」アタシは死んだ。」ウホホホホーイ笑)