あら嫌だ、祐巳さんたら。のガイドライン

「嫌だ、祐巳さん。わたしだって○○くらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
○○の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「○○とか、○○とかいろいろ表現されるけど。最近は○○って呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

「嫌だ、>>1さん。わたしだって糞スレくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。
ああ、しまったと、と>>1はため息ついた。 削除依頼しなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「ゴミとか、キチガイとかいろいろ表現されるけど。最近は糞スレって呼ぶわね」
志摩子さんの説明、なんだか辛辣。死刑宣告とさえ思える。

>>1

ワロタ。


ところで、何故貴方がこのようなスレを立てたのか、
簡潔にでいいので説明して頂けませんか？

「嫌だ、祐巳さん。わたしだって２ちゃんねるくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
掲示板の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「便所とか、ゴミためとかいろいろ表現されるけど。最近はタン壺って呼ぶわね」

な「嫌だ、祐巳さん。わたしだってなおガくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
ガ板の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「なあお前はガ板を潰す気か？とか、縦読みとかいろいろ表現されるけど。最近はやっぱりなおガって書き込むわね」

>>1のスレ、なんだか本格的になおガ。ガ板にとっての産業廃棄物でさえある。

●持ちは例外なくカス

なみだが出るほど
おおきな
ガム

どうでもよすぎワロタｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
声優スレ立てろよ声優スレｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

糞まみれで　投稿者：変態糞親父 (8月10日（木）14時30分56秒)

先日、二回目になるが例の浮浪者の親父と川原の土手でひさしぶりに会ったんや。
高架の下で道路からは見えないとこなんで、
2人で真っ裸になりちんぽを舐めあってからわしが持って来た、
いちぢく浣腸をお互いに入れあったんや。
しばらく我慢していたら2人とも腹がぐるぐると言い出して６９になり
お互いにけつの穴を舐めあっていたんだが、
わしもおっさんも我慢の限界が近づいているみたいで、
けつの穴がひくひくして来たんや。おっさんがわしのちんぽを舐めながら　
ああ＾〜もう糞が出るう〜〜と言うまもなく、わしの顔にどば〜っと糞が流れこんできた、
それと同時にわしもおっさんの口と顔に糞を思い切りひりだしてやったよ。
もう顔中に糞まみれや。お互いに糞を塗りあいながら
体中にぬってからわしがおっさんのけつにもう一発浣腸してから
糞まみれのちんぽを押し込みながら腰を使い糞を手ですくいとり、口の中に押し込むと舐めているんや。
お互いに小便をかけあったり糞を何回もぬりあい楽しんだよ。
最後は６９のままお互いの口に射精したんや。
3人や4人で糞まみれでやりたいぜ。おっさんも糞遊びが好きみたいじゃ。
わしは163*90*53、おっさんは、165*75*60や一緒に糞まみれになりたいやつ連絡くれよ。
岡山県の北部や。まあ〜岡山市内ならいけるで。
はよう糞まみれになろうぜ。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってなおガくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
なおガの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「糞スレとか、駄スレとかいろいろ表現されるけど。ここではなおガって呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

元ネタくらいかいてけ

　それから少し経ったある日。
「バレンタインデー？」
　多大な期待はしていなかったけれど、志摩子さんは「何のこと？」って感じに首を小さく傾げてほほえんだ。
「……えっとね。」
　痒くもない頭をぽりぽりとかいて、祐巳は言葉を詰まらせた。
　予想通りというか何ていうか。志摩子さんの対応ったら、どう見ても例年の二月十四日、だれかにチョコレートを進呈している女の子のそれとは違う。
「嫌だ、祐巳さん。私だってバレンタインデーくらい知っていてよ」
　お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。バレンタインデーの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「聖ウァレンティーヌスとか、聖ヴァレンティヌスとか、いろいろ発音されるけど。日本では聖バレンタインって呼ぶわね」
「ウァレン……？」
「ウァレンティーヌス。殉教した、イタリアの聖人の名前よ。二月十四日は、その祭日ね」
「ふーん」
　志摩子さんの説明、何だか本格的。格調高くさえある。
　惜しむらくは、お聖堂で聞けなかったことだ。ここは体育館の中にある更衣室。体育前の休み時間であれば、嫌でもクラスメイトたちの太股とか下着姿とかが目に飛び込んでくる。


今野緒雪著『マリア様がみてる　ウァレンティーヌスの贈り物（前編）』より

まりみてのスレもうあっただろ

糞スレあげんな。俺。

はいはい
なおガなおガ

「嫌だ、>3さん。わたしだってアニメサロン板のネタスレくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と>12はほっと一息ついた。
ガ板の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「テンプレとか、元ネタとかいろいろ表現されるけど。最近はＫＹって呼ぶわね」

志摩子さんの開き直り、なんだか本格的。本スレより追い出されて来ただけのことはある。

「嫌だ、乃梨子。わたしだって姉の日くらい知っていてよ」
志摩子さんのこの笑顔には勝てない。ああ、話が早い、と乃梨子はほっと一息ついた。
姉の日のプレゼントだなんて、一から説明しなきゃいけなかったら、照れくさいじゃない。
「弟の日とかいろいろあるけど、小さいうちに、
『お姉ちゃんはえらいんだぞ』と教え込んでおけばいいのよね」

志摩子さんの説明、なんだか実践的。戦術的ですらある。
この展開だと、プレゼント渡せないじゃない！志摩子さんの意地悪。

http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1196183640/509

嫌だ、乃梨子。わたしだって尼僧コスプレくらいしたことあってよ

嫌だ、祐巳さん。わたしだって梅干食べたらスッパマンになってよ

嫌だ、志穂さんたら。私にだって弟はいてよ。

あら嫌だ、祐巳さんたら。

>>22
せめてネタ

　それから少し経ったある日。
「春分の日？」
　優等生だという先入観からかまさか知らないとは思っていなかったけれど、
　志摩子さんは「何のこと？」って感じに首を小さく傾げてほほえんだ。
「……えっとね。」
　痒くもない頭をぽりぽりとかいて、祐巳は言葉を詰まらせた。
　予想外というか何ていうか。志摩子さんの対応ったら、
　どう見ても例年の三月二十日、おばあちゃんに連れられてお墓参りしている女の子のそれとは違う。
「嫌だ、祐巳さん。私だって春分の日くらい知っていてよ」
　お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
　春分の日の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「仏教では彼岸の中日とか、天文学では春分とか、いろいろ表現されるけど。
　日本国の法律では春分の日って呼ぶわね」
「彼岸……？」
「彼岸の中日。ちょうど太陽が真西に沈む日よ。西方浄土の方角が正確に分かるという意味ね」
「ふーん」
　志摩子さんの説明、何だか本格的。格調高くさえある。
　惜しむらくは、少寓寺の御本尊の前で聞けなかったことだ。ここは体育館の中にある更衣室。
　体育前の休み時間であれば、嫌でもクラスメイトたちの太股とか下着姿とかが目に飛び込んでくる。
　志摩子さんの眼がクラスメイトたちのパンツのクロッチに目移りする動きに戻った。
　やっぱり何レスか前の「クロッチレス」が、まだ志摩子さんのマイブームであるようだ。
　聖さまに一体何をどう導かれたものやら。

過去スレ

さわやかな朝の挨拶のガイドライン　第四章
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1091459992/
さわやかな朝の挨拶のガイドライン　第三章
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1069592862/l50
さわやかな朝の挨拶のガイドライン　第二章
http://that.2ch.net/gline/kako/1066/10661/1066142903.html
さわやかな朝の挨拶のガイドライン　第一章
http://that.2ch.net/gline/kako/1064/10644/1064422969.html

お姉様のいない、彼岸花の咲くこの夕暮れの里でひとりウィンナーをかりかりかじる光景を創造して、乃梨子はすっかりさびしくなってしまった。

　問題は、そのヴィジュアル。
　緑を一滴落としたような喪服さながらの黒い生地に、
黒地にアイボリーのラインの入ったバンドで束ねた
禍々しいくすんだ赤い色のスカーフまでは、まあありとしよう。
しかし同じ赤い色の虹彩に彩られた底知れぬ深さの瞳は、
今時流行を追いすぎではないだろうか。
その上、志摩子さんのハスキーボイスでぼそぼそしゃべりといえば、
もはや信者卒倒もの。加えて、二人っきりの舟の上に昔ながらの櫓の
音を背景に決め台詞がセットされるとなればもうー。
(ここ、どこ?　いったい、どうなるの)

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

今日、妹の美咲と一緒にお稲荷さんに会いに行きました。
先日美咲と雑談で、美咲が好きな同級生の高上くんちのことが話題になって、
文化祭あけてすぐに高上くんの弟の透くんと出会って、
「クーちゃんは狐の神さまだよ」と言われたことを、
美咲に話したら、うなるような低い声で
「あれはテンコ・クーゲンさんって、ドイツからの留学生だよ・・・・たぶん。」
正体をつかむんなら、油揚げを持って、お供えに行けばわかるよって、
美咲に言ったら、「ドイツからの留学生だから、油揚げなんて
持っていったら『あーんた、バカ〜？』って言われちゃうよ」と止めるんだけど、
私は、好きな人に会いたいって思いがそのまま伝わるのが恥ずかしいのが、
みえみえだと考えていたのでした。
母が、暗くなってから行っては駄目だと言ったので、
決行は土曜日になりました。放課後、学校帰りの美咲と
校門で待ち合わせ、その足で向かいました。
高上くんちは隣町の鈴の瀬町にあります。美咲はいつも方向音痴なのが
どうしてだか、バスを降りてからもずんずん進みます。
私と美咲は、玄関に並んで、つい、稲荷寿司と油揚げをお供えするように
パンパンとかしわでを打つと、玄関の戸があいて、
「どちらさまですか」とコウさんが出てきました。

　

「まだ出るんでしょ、吐いておしまい。お姉ちゃんが導いてあげる、ヘヴンへ。」
ほらほら、と腰をグラインドする。どうやら痴女もどきが楽しくなったらしい。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってウリくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、複雑だ、と祐巳は胸がしめつけられた。
ウリの説明はしなくて済みそうだが、志摩子さんもそれは知ってたんだ、と思った。
「世界最古の職業とか、素人売春とかいろいろ表現されるけど。
最近は援助交際って呼ぶわね」

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってディルドくらい知っていてよ」

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

痴漢冤罪ネタきぼん

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってスパイダーマンくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
スパイダーマンの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「犬笛にむせびなく男！スパイダーマッ！」

志摩子さんの説明、なんだか東映的。格調高くさえある。
「マーベラー！マーベラー！」

>>39
く、くだらねーｗｗｗｗｗｗ

ﾜﾛﾀ!!

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってセーラームーンくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
セーラームーンの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「愛ある限り戦いましょう。命、燃え尽きるまで！」

志摩子さんの説明、なんだか東映的。格調高くさえある。

「コスモマジック・メタモルフォーゼ！」

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってオナニーくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
オナニーの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「手淫とか、自慰とかいろいろ表現されるけど。最近は指マンって呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

「じゃあ志摩子さんはオナニーしまくりなんだｗ」

「しまくりじゃないですぅ〜」

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってルイズぅぅうううわぁあああああんくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
ルイズぅぅうううわぁあああああんの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「ロリコンとか、ツンデレ萌えとかいろいろ表現されるけど。最近は釘宮病って呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだって能登かわいいよ能登くらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
能登かわいいよ能登の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「のとまみとか、まーたんとかいろいろ表現されるけど。最近はまみまみって呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってめでたしくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
めでたしの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「天使祝詞とか、アヴェ・マリアとかいろいろ表現されるけど。最近は恵みあふれる聖マリアって呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってストーカーくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
由乃さんの中の人の件の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「Phoenixとか、なじゃとかいろいろ表現されるけど。最近は佐○木潤って呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってサタンマリアくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
ビックリマンの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「ワンダーマリアとか、柴マリアとかいろいろ表現されるけど。最近は魔将軍アスタロットって呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってフィストファックくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
フィストファックの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「こぶしファックとか、ハンドボーリングとかいろいろ表現されるけど。最近はフィストって呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

　問題は、その転んだ乃木坂春香のヴィジュアル。
　紺を一滴落としたような黒いタイツに包まれ、
一際黒い筋が縦に入った女性のデリケートなゾーンを、
鮮やかな臙脂色の制服のスカートが翻って見せ付けているのは、
まあありとしよう。
　しかし黒タイツに包まれている盛り上がりに隠された
恥骨結合のフォルムは、お嬢さまにはあられもない
性的な自己主張に溢れすぎではないだろうか。
　その上、志摩子さんばりのハスキーボイスでふわふわと話せば、
もはや裕人さんならずとも舞い上がってしまうのは必定。
　加えて、二人っきりでエロ同人誌を買いあさっている最中となれば、

　もうー。

「♪め〜たぼ腹〜めたぼ腹〜
♪でぶ〜ってて足も〜と〜み〜えな〜い〜の〜」
「亜紀ちゃん、おね〜さんの中の人はメタボじゃないの。
丸いだけなのよ。」

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

「嫌だ、祐巳さん。私だってウリくらい知ってるニダ」
　お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
ウリの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「Wiiとか、ヌーとか、いろいろ表現されるけど。日本では我々って呼ぶニダ」
「ウァレーウァレー……？」
「われわれ。自分を含めた、２人以上の人を指す言葉イムニダ。
　ハングクではウリっていうニダ」
「ふーん」
　志摩子さんの説明、何だか本格的。格調高くさえある。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

993 名前： イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日： 2009/09/10(木) 13:52:10 ID:n2jEMsCp
>990
春香「嫌だ、那波さんたら、私だって、デートくらい知っていましてよ。」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、とニコニコメイドさんはほっと一息ついた。デートの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「デイトとか、ランデヴーとか、いろいろ言われるけど、日本ではデートって呼ぶわね」
「ランデ…？」
「ランデヴー。フランス語で待ち合わせの意味ですわ。」
「はあ…」
春香さまの説明、何だか他人事（ひとごと）。論旨ズレてさえいる。
惜しむらくは、裕人様の前で聞けなかったことだ。ここは乃木坂家の中にある更衣室。入浴前のタイミングであれば、嫌でも春香様のおみ脚の間の付け根とかが目に飛び込んでくる。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

　それから少し経ったある日。
「聖徳太子？」
　多大な期待はしていなかったけれど、四宮さんは「何のこと？」って感じに首を小さく傾げてほほえんだ。
「……えっとね。」
　痒くもない頭をぽりぽりとかいて、田原は言葉を詰まらせた。
　予想通りというか何ていうか。四宮さんの対応ったら、どう見ても2004年の6月、朝生で意見の応酬をしているパネリストのそれとは違う。
「嫌だ、田原さん。私だって聖徳太子らい知っていてよ」
　お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と田原はほっと一息ついた。聖徳太子の和の精神の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「厩戸皇子とか、豊聡耳とか、いろいろ呼称されるけど。日本では当たり前でしょうそんな事ォ！」
「怒るなって……」
「なぁにを無礼なことを言ってるんだ君は!!知らない事誰があるかッ」
「ふーん」
　四宮さんの怒号、何だか本格的。破滅的さえある。
　惜しむらくは、リハーサルで聞けなかったことだ。ここは生放送中のスタジオ。
カメラが慌てて被写体を逸らせば、嫌でも他のパネリストたちの困惑とか焦燥とかが目に飛び込んでくる。

「デラゥォェア！！！」

(゜д゜)＜あらやだ！四宮さんたら。

　それから少し経ったある日。
「Canon eos 7D？」
　多大な期待はしていなかったけれど、志摩子さんは「何のこと？」って感じに首を小さく傾げてほほえんだ。
「……えっとね。」
　痒くもない頭をぽりぽりとかいて、祐巳は言葉を詰まらせた。
　予想通りというか何ていうか。志摩子さんの対応ったら、どう見ても例年の二月十四日、だれかをデジタル一眼レフで撮影している女の子のそれとは違う。
「嫌だ、祐巳さん。私だってeos 7Dくらい知っていてよ」
　お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。eos xDの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「最強のミドルクラスとか、キヤノンの本気とか、いろいろ発音されるけど。日本ではゴースト撮影機って呼ぶわね」
「ゴース……？」
「ゴースト。未練を残した、被写体の残像の名前よ。７Dは、それを撮すのね」
「ふーん」
　志摩子さんの説明、何だか本格的。格調高くさえある。
　惜しむらくは、カメラの月刊誌で聞けなかったことだ。
ここは体育館の中にある更衣室。体育前の休み時間であれば、嫌でもクラスメイトたちの太股とか下着姿とかが目に飛び込んでくる。

祐巳さん、うｐして下さらない？クラスメイトたちの太股とか下着姿とかを。

祐巳「あのー、毛が見えちゃってるので、オープンにはできないと思いますが」

　それから少し経ったある日。
「諸君　私は戦争が大好きだ」
　多大な期待はしていなかったけれど、志摩子さんは「何のこと？」って感じに首を小さく傾げてほほえんだ。
「……殲滅戦が好きだ。」
　痒くもない頭をぽりぽりとかいて、祐巳は言葉を詰まらせた。
　予想通りというか何ていうか。志摩子さんの対応ったら、どう見ても念願のアーカード攻略、イギリス人にグールを進呈している少佐のそれとは違う。
「嫌だ、祐巳さん。私だって少佐くらい知っていてよ」
　お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。ヘルシングの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「ティーゲルの８８mmとか、８０cm列車砲とか、いろいろ出てくるけど。日本ではシュレディンガーのショタが人気ね」
「絶頂すら覚える……」
「シュレディンガー。常にどこにでもいる、ナチの少佐のアナル奴隷の名前よ。イギリス侵攻は、その言い訳ね」
「クリーク」
　志摩子さんの説明、何だか本格的。格調高くさえある。
　惜しむらくは、飛行船で聞けなかったことだ。ここは体育館の中にある更衣室。
体育前の休み時間であれば、嫌でもクラスメイトたちの太股とか下着姿とかが目に飛び込んでくる。

冬のある暖かい昼下がり
「そうね、また魅力ある大関が減ったわね」
台所で今夜使うきゅうりを品定めしていた志摩子さんは微笑みつつ言った
いくら昔気質とはいえ、大相撲の話題は・・・と思った祐巳は胸をなでおろした

「嫌だ、祐巳さん。わたしだって魁皇くらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
最近の大相撲の説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。

「8-7大関とか、互助会とかいろいろ表現されるけど。最近はﾁﾖｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗって呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。
間違いを指摘するのは野暮。それにきゅうりを手にする志摩子さんは格調高くさえある。
惜しむらくは、そのきゅうりが食卓に並ぶことはないということだ。

（そりゃね）
　私は、斜め前方に座っているやわらかな長い巻き毛のクラスメイトを眺めた。
西洋人形のように白くてきめの細かい肌、整った顔立ち、にじみ出るような気品ー
そして、志摩子さんにはめずらしく制服のスカートをととのえずに座ったらしく、
まくりあがった裾からなぜか胡瓜がのぞいていた。
　生まれながらに志摩子さんくらいの素材があったなら、私だって、もっといろいろな
モノを挿入してみると思う。
（ううん）
　それほどの素材がなくても、人々に注目されるような立場だったら、
こっそりと露出して楽しむだろうし、朝下着をつけずに登校するだけで、
恍惚とした一日を遅れるのは請け合いだ。

月だけが妙に輝く冬の夜

その綺麗な円の輪郭を見つめながら一服する僕の隣に
呼吸が荒れ気味の志摩子さんが座ってきた
「嫌だ、祐巳さん。わたしだってオナニーぐらいやっていてよ」
お上品にハアハアと息づく。ああ、とよかった、と祐巳はほっと一息ついた。
いつも八時には床につくので、体の具合が悪いのではと思った。
「まんずりとか、一人えっちとかいろいろ表現されるけど。最近は賢者タイムって呼ぶわね」

月灯りに照らされた志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。
惜しむらくは、膨らむ股間に視線を落とす志摩子さんに気づかなかったことだ。
ここは庭の一角。嫌でも着物姿からこぼれる太腿とかが目に飛び込んでくる。

「嫌だ、祐巳さん。わたしだってオナニーくらい知っていてよ」
お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。
オナニーの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
「自慰とか、手慰みとかいろいろ表現されるけど。最近はマンズリって呼ぶわね」

志摩子さんの説明、なんだか本格的。格調高くさえある。

ウァレンティーヌスage

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

「嫌だ、祐巳さん。私だって『マリア様がみている』くらい知っていてよ」
お上品に頬を染めてじっと見つめる。ああ、言わなきゃ良かった、と祐巳は内心焦っていた。
実写化の説明をするつもりが、私たちの妖艶な絡みあいの描写を連想したら、どうしようも無くなった。
「同性愛とかレズとかいろいろ表現されるけど、ああいうものはビデオで見るものではなくて
実践するものだと思うわ。祐巳さんも興味あって？」
志摩子さん流石はガチ白薔薇さまと呼ばれるだけあって、いつのまにか制服のスカートの裾の
中で這い回る指は敏感なところを探り当てていた。

(゜д゜)＜あらやだ！祐巳さんたら。

嫌だ祐巳さんたら。私だってレイニー止めくらい知っていてよ。