魔王のガイドライン6

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429水先案名無い人
こんな夜更けに、アーティファクトパッドにたむろしているのは誰だろう。
それはおっさんと牛だ。おっさんはおびえる牛をひしと抱きかかえている。

おっさん 「牛よ、なぜ顔を隠すのだ」
牛    「おっさんにはヒューマンが見えないの。レッドルーム上部でしゃがんで、スナを構えている・・・」
おっさん 「あれはたなびくスモークだ・・・」
ヒューマン「かわいい牛や、顔を出しな。そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやるぜ。生き残ってるのはお前らだけだし、AMGをスロットにたくさん用意して待っているよ。」
牛    「おっさん、おっさん!きこえないの。ヒューマンがぼくになにかいうよ。」
おっさん 「落ち着きなさい、アーティファクトがリネージに取られているだけだよ。」
ヒューマン「いい子だ、私と一緒に行こう。エルフたちがもてなすよ。お前をここちよくストラングルでゆすぶり、踊り、爆殺するのだ。」
牛    「おっさん、おっさん!見えないの、あのビッグホール上部にエルフが!」
おっさん 「見えるよ。だが、あれは古いライフツリーの幹だよ。」
ヒューマン「愛しているよ、牛や。お前の滑稽な姿がたまらない。力づくでもブチ殺す!」
牛    「おっさん、おっさん!ヒューマンがぼくをHSする!ヒューマンがぼくをひどい目にあわせる!」

おっさんはぎょっとして、スモークを全力でキャストした。あえぐ牛を見捨て、やっとの思いでフロントヤードに着いた・・・
アーティファクトはすでにゴールしていた。