翠星石にチョコレート貰った\(^o^)/ 第18ドール

このエントリーをはてなブックマークに追加
63水先案名無い人
短冊に書く願い事が決まらなくて参ってた。
翠星石「ヤスヒロー、決まったですー?」
俺「いやまだ…。願い事って言われても特になあ…」
翠星石「ほんとしょーもない人間ですねお前は…。
     現状に満足してたらあってないような成長も止まっちゃうですよ。もっと欲出せです」
俺「そうは言ってもさあ…。うーん、去年は何書いたんだっけな」
翠星石「忘れてるってことはそれもしょうもない願い事だったんじゃないですか」
俺「去年の七夕色々あったからなぁ…。あ、そうだ、確か(水銀…ってこれは書き直したやつか)
  翠星石はなんだったっけ」
翠星石「お前が盗み見したやつですよ!『カスヒロ』って読み間違えたやつです」
俺「あ、そっか。あれ字が汚すぎたんだよ翠星石の…。ショックで『カスヒロ』って部分しか読めなかったよ」
翠星石「なに翠星石の字のせいにしてるですか!自分でカスなんて思ってるからカスって字に見えたんですよ!
     翠星石の願い事見てめちゃくちゃヘコんでて、そんな嫌ですかってこっちのがショックだったですよ」
俺「そういやあれ結局なんて願い事したんだ」
翠星石「なんで今更1年前のお願い事教えなきゃならんですか」
俺「俺の名前が書かれてたってことは俺に関係することだったんでしょ。それなら直接言えば良かったのにさあ。
  どうせ部屋の俺の分のスペースもよこせとかそんなんだったんだろうけど。あの頃自分のスペースが狭いって愚痴りまくってたし」
翠星石「そんなことくらい力ずくでどうにでも出来るじゃないですかー!もっと別のお願い事ですよ!
     まったく、ヤスヒロはそういうとこもうちょっと分かるようになれです。そもそもそういうとこがなきゃですねぇ…」
俺「(や、やばいこの感じはダメ出し愚痴モード突入の感じだ)
  ま、まあ去年の話はこの辺で良いじゃない。俺の力不足で結局叶わかったんだね。ごめんねなんかね」
翠星石「ちゃんと叶ったですよ」
俺「え?そうなの?特別何かしたような気はしないけど…。無茶な願いじゃなかったのか」