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水先案名無い人:
GTOのATのNAはおれが初めて買った中古車で、初運転のときの衝撃はいまでも忘れられない。
こんなに気持ちいいスポーツカーがあったのかと、びっくりした。
しかし、GTOの素晴らしさを伝えようとするがネタ扱いされる。
ネタ扱いされるたびに書き込むこと数十回、もうこんなにネタ扱いにされたくないと、
BMW320に乗り換えたわけだ。
BMW320の走りはすばらしい、別次元の走りで加速力もある。
でも、先に述べたように高速走ってて煙を吹いて壊れてしまったのだ。
それで再び懐かしのGTOの快楽を味わいたいと注文してみたわけだ。
で、ツインターボのGTOが今日届いた。さっそくATの欠点である坂道発進を試してみた。
・・・ん〜、進まない、ちょっと怖いね。
BMW320はドイツ車、ツインターボのGTOは日本車という違いはあるものの、
似通った印象を受ける。あくまで物質的な刺激の域を超えていない。
東関東自動車道で34GTRをぶっちぎったと錯覚させてくれるものが感じられなかった。
そこでひさしぶりにGTOのATのNAを使ってみた。これだ。
このねっとりとフルエアロにからみつくような白色、
まるでそれ自体が意思をもった生き物のようだ。
脳にびんびんと快楽が伝わってくる・・・。
ツインターボより気持ちいい、そんな凡庸な賛辞を惜しみなく送りたくなる。
やはりGTO普及に一役買った歴史的ネ申のGTOは偉大だ。
ネ申のGTOの評価はいまとなってはそれほど高いものではないけれど、
いまのおれにはこれ以上のGTOはないと思える。
このGTOのATのNAもまた二ヶ月もたたないうちにコインパーキングで盗難されてしまうのだろうが、
最後のときまでその無上の快楽を味わいつくしたいと思う。