【水銀燈】嫌な女…のガイドライン 8【ブチギレ】

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799こんなジュウレンジャーは嫌
ゲキ 「ゴウシ!」
ゴウシ「…ゲキ!?」
ゲキ 「驚いたか? フフフ…驚くに決まってるな あんなことがあったのだから」
ゴウシ「どうして…」
ゲキ 「俺はやっぱりジュウレンジャーのリーダーだったんだ 神が認めてくれた
     見てくれ! ダイノクリスタルもここに!」
ゴウシ「そんな…そんなこと」
ゲキ 「今度こそ胸を張って言える 俺はティラノレンジャーゲキ、ジュウレンジャーのリーダー よろしくねゴウシ♪」
ゴウシ「うそだ、お前がジュウレンジャーのリーダーだなんて…そんなこと」
ゲキ 「どうして?」
ゴウシ「だってお前は兄を慕う気持ちが強すぎるじゃないか… 
      ジュウレンジャーのリーダーは5人全員を平等に扱うのが使命、お前は…俺たちのリーダーにはふさわしくない」
ゲキ 「…やっぱりそうなの 俺のこと、ずっとそう思っていたんだろう
      自分より落ち着いてないかわいそうなリーダーだと 」
ゴウシ「それは…」
ゲキ 「優しい言葉をかけたのも 手を差し伸べてくれたことも
      俺を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
ゴウシ「違う…」
ゲキ 「自分が上だと…自分はリーダーにふさわしいと
      そう思って俺を笑っていただけなんでしょう」
ゴウシ「それは違う… 違う… 俺は…」
ゲキ 「うるさい! …嫌な男。少しばかり落ち着いてうまれただけなのに
      たまたま年上だっただけなのに…
      俺の存在なんて、お前にとっては自分の価値を高めるだけだった 」
ゴウシ「違う! 俺はせめて、お前が名目上のリーダーとして幸せに暮らせるようにと思って…」
ゲキ 「それが俺を馬鹿にしているといっているんだ!
      私をジュウレンジャーのリーダーと認めてくれてなかった!」
ゴウシ「…だってお前は!」
ゲキ 「お前みたいな顔の濃いナイトが リーダーになれるわけがない!
      ジュウレンジャーのリーダーは…俺 誰よりも兄さんを愛しているこの俺…
      リーダーになって兄さんに抱きしめてもらう… 俺を見つめてもらう…」
800水先案名無い人:2007/08/20(月) 14:10:06 ID:cWXHLZLc0
(ゲキ、ゴウシを突き飛ばしてサイドザウラー2を奪う)
ゴウシ「? …あっ!」
ゲキ 「お前だけが神に可愛がられた?」
ゴウシ「返して!」
ゲキ 「抱きしめられ 見つめられ 神に愛されてる?
     そんな幻想…打ち砕いてあげる!  神が愛してるのは…」
(ゲキ、龍撃剣を力いっぱい握り締める)
ゴウシ「やめろ!!」
ゲキ 「本当に愛してるのは…   俺だ!!」
(サイドザウラー2が木っ端微塵に砕け散る)
ボーイ「ああぁ! ああぁぁぁぁぁ!! サイドザウラー2は俺とゴウシ用のサイドカーなのに…
     俺はまだ15歳だから一人でバイクに乗れないのに… ああぁぁ…」
ゲキ 「フフフフフフ アハハハハハハハ!」
ゴウシ「どうして…どうして……… ブラコンのくせに…」
ゲキ 「……なんだと?」
ゴウシ「1億7000万24歳にもなって、微笑みながら両腕を広げた兄の胸に飛び込んでいく夢を見る… ブラコンのくせに」
ゲキ 「!」
ゴウシ「ブラコン王子!!」
ゲキ 「!!うおおおお!!! ゴウシぃ!!」
(鐘の音)
バンドーラ「何を馬鹿なこと言ってるのさ……」
ゲキ 「バンドーラ!」
バンドーラ「ジュウレンジャーの主役はお前でもブライでも無い
      この番組での主人公はあたしさ
      お楽しみは次の時代にするんだね」
ゲキ 「何を言っている? うっ!」
(バンドーラが封印され、ゲキたちが神に召される)
ゲキ 「ゴウシ!!」
ゴウシ「くっ…」