【水銀燈】嫌な女…のガイドライン 5【ブチギレ】

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53水先案名無い人
ファルコ「フォックス!」
フォックス「…!?」
ファルコ「驚いたか? ヘヘヘ…驚くに決まってるな あんなことがあったのだから」
フォックス「どうして…」
ファルコ「俺、やっぱりエースだったんだ ペッピーが認めてくれた
     見ろ! 分岐ルートもあそこに!」
フォックス「そんな…そんなこと」
ファルコ「今度こそ胸を張って言えるぜ 俺はファルコ、スターフォックスNo.1のエース これからもよろしくなフォックス♪」
フォックス「うそだ、お前がエースだなんて…そんなこと」
ファルコ「どうしてだ?」
フォックス「だってお前は良く後ろに着かれるじゃないか… 変態カメレオンに追い回される可愛そうなパイロット…
      エースはどんな戦場でも後ろに着かれず仲間を助けるパイロット、お前は…エースとは違う」
ファルコ「…やっぱりそうなのか 俺のこと、ずっとそう思っていたんだろう
      自分より劣るかわいそうなパイロットだと 」
フォックス「それは…」
ファルコ「後ろの敵を倒してくれたのも ケツに火が付きそうな時に助けてくれたことも
      俺を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんだろう」
フォックス「違う…」
ファルコ「自分が上だと…自分はリーダーに相応しいと
      そう思って俺を笑っていただけなんだろう?」
フォックス「それは違う… 違う… 俺は…」
ファルコ「うるせぇ! …嫌なリーダー。少しばかり恵まれてうまれただけなのに
      たまたま上手く操縦出来るだけなのに…
      俺の存在なんて、お前にとっては自分の価値を高めるだけだった 」
フォックス「違う! 俺はせめて、メンバーと仲良くコツコツやって行こうと思って…」
ファルコ「それが俺を馬鹿にしているといっているんだ!
      俺をエースと認めてくれてなかった!」
フォックス「…だってお前は!」
ファルコ「お前みたいなパイロットが リーダーになれるわけがない!
      エースになるのは…俺 誰よりもメンバーを愛しているこの俺…
      エースになってお前を助けたかったんだ… みんなのピンチを救いたかったんだ…」