【水銀燈】嫌な女…のガイドライン 3【ブチギレ】

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509水先案名無い人
ブースター「サンダース!」
サンダース「…うそ!?」
ブースター「驚いた? ウフフ…驚くに決まってるわね あんなことがあったのだから」
サンダース「どうして…」
ブースター「私、やっぱり強ポケだったの 技ごとに物理特殊分かれたのがその証
     見て! 炎物理技もここに!」
サンダース「そんな…そんなこと」
ブースター「今度こそ胸を張って言えるわ 私はブースター、イーブイズの攻撃特化型進化系 よろしくねサンダース♪」
サンダース「うそよ、あなたが強ポケだなんて…そんなこと」
ブースター「どうして?」
サンダース「だってあなたは炎タイプじゃない… 水が弱点のかわいそうなタイプ…
     イーブイズは戦闘のエキスパートを目指して育てられたポケモン、あなたは…私たちとは違う」
ブースター「…やっぱりそうなの 私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう
     自分より劣るかわいそうなポケモンだと 」
サンダース「それは…」
ブースター「優しい言葉をかけたこともめざパ氷を使ってきてくれたことも
     私を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
サンダース「違う…」
ブースター「自分が上だと…自分はドラゴンタイプを倒せると
     そう思って私を笑っていただけなんでしょう」
サンダース「それは違うわ… 違う… 私は…」
ブースター「うるさい! …嫌なポケモン。少しばかり素早いだけなのに
     たまたま上手く作られただけなのに…
     私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった 」
サンダース「違うわ! 私はせめて、趣味ポケとしてトレーナーに愛されるようにと思って…」
ブースター「それが私を馬鹿にしているといっているのよ!
     私をイーブイズと認めてくれてなかった!」
サンダース「…だってあなたは!」
ブースター「あなたみたいなポケモン、イーブイから進化できるわけがない!
     イーブイの正統進化系になるのは…私 一番イーブイの原型を留めているこの私…
     マサキから渡された瞬間、『炎に進化しそうだな…』って思ってもらうの… トレーナーに愛してもらうの…」
510水先案名無い人:2007/01/18(木) 11:21:36 ID:3F+hJOt40
(ブースター、サンダースを突き飛ばして気合の襷を奪う)
サンダース「? …あっ!」
ブースター「あなただけがトレーナーに可愛がられた?」
サンダース「返して!」
ブースター「抱きしめられ 見つめられ トレーナーに愛されてる?
     そんな幻想…打ち砕いてあげる!  トレーナーが愛してるのは…」
(ブースター、気合の襷を力いっぱい握り締める)
サンダース「やめて!!」
ブースター「本当に愛してるのは…   私よ!!」
(気合の襷が木っ端微塵に砕け散る)
サンダース「ああぁ! ああぁぁぁぁぁ!! ご主人様から頂いたものなのに…
     スカーフ逆鱗を耐えてめざパ氷を撃たなくてはいけないのに… ああぁぁ…」
ブースター「ウフフフフフ アハハハハハハハ!」
サンダース「どうして…どうして……… ブースター(笑)のくせに…」
ブースター「……なんですって?」
サンダース「覚えられる炎物理技の最高威力が… 65のくせに」
ブースター「!」
サンダース「ブースター(笑)!!」
ブースター「!!うおおおお!!! フレアドライブぅ!!」
(媚びた鳴き声)
グレイシア「何事にも潮時はあるというもの……」
サンダース「グレイシア!」
グレイシア「ユキノオー、特性:雪降らしの登場、ブラッキーの影分身バトンも完了
      この時代での初代ブイズブームは終了しました。
      お楽しみは次回作に…」
ブースター「何を言っているの? うっ!」
(二人が引き離される)
ブースター「サンダース!!」
サンダース「くっ…」