( 'ー`)「ギブン!」
(;`Д)「…うそ!?」
( 'ー`)「驚いた? ウフフ…驚くに決まってるよね あんなことがあったんだから」
(;`Д)「どうして…」
( 'ー`)「僕、やっぱりイングランドを代表するDFだったんだ FAが認めてくれた
見て! イングランドU-21代表歴もここに!」
(;`Д)「そんな…そんなこと」
( 'ー`)「今度こそ胸を張って言えるよ 僕はブランブル、ニューカッスル一のディフェンダー よろしくねギブン♪」
(;`Д)「うそだ、お前がディフェンダーだなんて…そんなこと」
( 'ー`)「どうして?」
(;`Д)「だってお前はまだ未完成じゃないか… 永遠の未完の大器のかわいそうな選手…
イングランド代表DFは鉄壁の守備を目指して選ばれる選手、お前は…テリーたちとは違う」
( 'ー`)「…やっぱりそうなんだ 僕のこと、ずっとそう思っていたんだろう
自分より劣るかわいそうな選手だと 」
(;`Д)「それは…」
( 'ー`)「優しいコーチングをしてくれたこともビッグセーブをしてくれたことも
僕を哀れんでいただけ 後ろから見下ろして満足していたんだろう」
(;`Д)「違う…」
( 'ー`)「自分が上だと…自分はサポーターに愛されていると
そう思って僕を笑っていただけなんだろう」
(;`Д)「それは違う… 違う… 俺は…」
( 'ー`)「うるさい! …嫌なゴールキーパー。少しばかり代表キャップ数が多いだけなのに
たまたま上手くセーブが出来るだけなのに…
僕の存在なんて、ギブンにとっては自分の価値を高めるだけだった 」
(;`Д)「違う! 俺はせめて、イプスウィッチで幸せにプレーできるようにと思って…」
( 'ー`)「それが僕を馬鹿にしているといっているんだ!
僕をニューカッスルの選手と認めてくれてなかった!」
(;`Д)「…だってお前は!」
( 'ー`)「アイルランド代表みたいなチーム、EURO2008に出場できるわけがない!
EURO2008に出場するのは…僕 誰よりもイングランド代表を愛しているこの僕…
代表になってサポーターに応援してもらうんだ… 僕を見つめてもらううんだ…」
(ブランブル、ギブンを突き飛ばしてボールを奪う)
(;`Д)「? …あっ!」
( 'ー`)「ギブンだけがサポーターに可愛がられた?」
(;`Д)「返せ!」
( 'ー`)「応援され 見つめられ サポーターに愛されてる?
そんな幻想…打ち砕いてやる! サポーターが愛してるのは…」
(ブランブル、ボールを力いっぱい蹴り出す)
(;`Д)「やめろ!!」
( 'ー`)「本当に愛してるのは… 僕だ!!」
(ボールがが自陣ゴールに突き刺さる)
(;`Д)「ああぁ! ああぁぁぁぁぁ!! チームみんなが守ったものなのに…
サポーターの思いが詰まっていたのに… ああぁぁ…」
( 'ー`)「ウフフフフフ アハハハハハハハ!」
(;`Д)「うるさい…うるさい……… 黒豚のくせに…」
( 'ー`)「……なんだって?」
(;`Д)「ろくに動かない… 黒豚のくせに」
( 'ー`)「!」
(;`Д)「氏ね!!」
( 'ー`)「!!うおおおお!!! ギブンッ!!」
(鐘の音)
ローダー「何事にも潮時はあるというもの……」
(;`Д) 「監督!」
ローダー「マンUが首位にたち、ニューカッスルとの勝ち点差は歴然
我がチームのCL出場権争いはほぼ終了しました。
お楽しみは次のシーズンに…」
( 'ー`)「何を言っているんだい? うっ!」
(二人が引き離される)
( 'ー`)「ギブン!!」
(;`Д)「くっ…」