【水銀燈】嫌な女…のガイドライン【ブチギレ】

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662水先案名無い人
水銀燈「真紅!」
真紅  「ま、待ってくれ、もしやアンタは…?」
水銀燈「驚いた? ウフフ…驚くに決まってるわね あんなことがあったのだから」
真紅  「あ…?あ…?」
水銀燈「私、やっぱりローゼンメイデンだったの お父様が認めてくれた
     見て! ローザミスティカもここに!」
真紅  「なにィ!? それは真実(まこと)だろうな」
水銀燈「今度こそ胸を張って言えるわ 私は水銀燈、ローゼンメイデンの第一ドール よろしくね真紅♪」
真紅  「そんな不確かな情報 この真紅聞く耳もたねえゾォッ!!」
水銀燈「どうして?」
真紅  「て…てめえはローゼンメイデンじゃねぇ…な… ろ…ローゼンメイデンなら…
      未完成のまま放置されたりはし…ねえ…」
水銀燈「…やっぱりそうなの 私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう
     自分より劣るかわいそうなドールだと 」
真紅  「 あんがいおりこうさんじゃないの…」
水銀燈「優しい言葉をかけたことも手をかけてくれたことも
     私を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
真紅  「ばかぬかせーっ!?」
水銀燈「自分が上だと…自分はお父様に愛されていると
     そう思って私を笑っていただけなんでしょう」
真紅  「てめえの言ってることはでたらめだよ 私は…」
水銀燈「やかましい! …嫌な女。少しばかり恵まれてうまれただけなのに
     たまたま上手く作られただけなのに…
     私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった 」
真紅  「うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ!
     私はせめて、サラのもとで幸せに暮らせるようにと思って…」
水銀燈「それが私を馬鹿にしているといっているのよ!
     私をローゼンメイデンと認めてくれてなかった!」
真紅  「…とぼけてやがるといじめるぞ!」
水銀燈「あなたみたいなドール、アリスになれるわけがない!
     アリスになるのは…私 誰よりもお父様を愛しているこの私…
     アリスになってお父様に抱きしめてもらうの… 私を見つめてもらうの…」