ペネロペ「…やっぱりそうなの 私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう 自分より劣るかわいそうな主人公だと 」
ナレーション「それは…」
ペネロペ「優しい言葉をかけたことも合いの手を入れてくれたことも
私を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
ナレーション「違う…」
ペネロペ「自分が上だと…自分はファンに愛されていると そう思って私を笑っていただけなんでしょう」
ナレーション「それは違うわ… 違う… 私は…」
ペネロペ「うるさい! …嫌な女。少しばかり声優としてキャリアがあるだけなのに
たまたま上手くキャストに選ばれただけなのに…
私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった 」
ナレーション「違うわ! 私はせめて、大きなお友達に人気が出るようにと思って…」
ペネロペ「それが私を馬鹿にしているといっているのよ! 私を教育アニメと認めてくれなかった!」
ナレーション「だってあなたは!」
ペネロペ「あなたみたいな声優、演技派になれるわけがない! 」
ナレーション「うっかりやさんのくせに・・・」
ペネロペ「・・・なんですって?」
ナレーション「3歳のちいさなコアラの女の子の・・・ うっかりやさんのくせに」
ペネロペ「!」
ナレーション「うっかりやさん♪♪」
ペネロペ「♪♪フ フフ フフ〜ン♪♪ てへっ♪♪」
(鐘の音)
プロデューサー「何事にも潮時はあるというもの・・・」
ナレーション「プロデューサー!」
プロデューサー「ミロ・マドレーヌは一話限り、ペネロペは子役が担当
このシリーズでのアニメ化は終了しました。
お楽しみは来年以降に・・・」
ペネロペ「うっかりしちゃった! んっ?」
(二人が引き離される)
ペネロペ「てへっ♪♪」
ナレーション「うふふ・・・」