邪気眼のガイドライン 第伍章 『黒の教科書』

このエントリーをはてなブックマークに追加
470水先案名無い人
661 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 2006/08/21(月) 00:58:14 ID:jQ+VwEVj
いろいろ思い出してきたので書き込んでみる。

消防の頃、俺は御多聞に漏れず霊感少女だった。
霊感…ってよりは「妖怪ハンター」みたいな。
なんか普通の人には目に見えない悪いものを退治出来る能力を持ってた。
よくわかりもしない呪文を唱えて(忍者のように印を結んで)
最後は右手を前に突き出し「はぁ!」とか「てやぁ!」とか言って退治してた。
でも、それらの能力は誰もいないところでしか発揮出来ない。
孤独に人知れず、隠れて皆の為に戦う正義のヒロインだった。
遠足の時なんかで、皆が校庭で並んでいる時なんか
わざとらしく倒れて「うう! 皆の前で力が出ないと思って…!」とか
小声で言ってた。
もちろん、皆「??」って感じだった。