>>417 【雅子=疾病利得】
フロイトはまた、「疾病利得」の概念を提出しました。
疾病利得には一次的疾病利得と、二次的疾病利得があります。
一次的疾病利得とは、症状そのものが患者の無意識的な願望を満足させているような場合を指します。
例えば「立てない」のは、「立っていられないほど自分は辛いんだ」とか、
「もっと甘えたい、世話して欲しい」という、
口では言えない気持を症状の形で表現しているのかもしれません。
二次的疾病利得とは、病気になると社会的な責任や義務を免除されたり、
他者から優しく接してもらえたり、
あるいは保険金や賠償金が入ってきたりして、
患者の役割を取っていると現実的なメリットが生じてくることを言います。
仮病!!!!!