「諸君 私は〜が好きだ」を貼って　＜18＞

最長老：
「ここが君の　新しい「家」だよ」

薫：
「宗家様　僕はなんでここにいるのか　
　なぜ父さまも母さまも　僕にはいないのか　僕が　呪われた子だからなのでしょう？
　友達なんかいらない　仲間なんかいらない　父さまも母さまもいらない！！
　榧様　宗家様　僕はエロくなる　エロくなってやる　　エロくなって　誰も彼も見返してやる！！」

啓太：
「馬鹿だよ　おまえ　大馬鹿野郎
　啓太より　全いぬかみ隊に告ぐ　第２次川平軍遠征　赤道斎再封印は完全に壊滅した
　朝が来る　夢はもはや覚めた　御山へ帰還せよ」

ナデシコ：
「そッ　そんな！！　啓太様！！」

啓太：
「貴様らの死ぬ場所はここではない！！　帰れ！！
　御山を守れ　宗家を守れ　未来永劫 破邪顕正を唱えろ
　俺は　あ い つ を倒す　赤道斎を倒す　倒さなければならぬ！！」

ナデシコ：
「そッ　そんな！！　そんな…ッ　あんな男と闘ってどうなるというのです」

啓太：
「否！！　今だ　今しかない　大殺界が貯蔵霊力を全開放した今　只今がその時だ
　あれは奴の持つ　全ての性癖を　全て開放して　全てを攻撃に叩き込む術式だ
　玉から全ての精子を出撃させた　総掛かりだ　
　玉の間に勃つは　領主がただ一人！！
　奴は一人だ　ただ一人だ！！　今やただ一人の変態　ただ一人の 露 出 狂 だ
　恐らくあのイカレた大妖狐は　こ れ が　こ れ の み が 目的だったのだ
　赤道斎　ただ一人を打倒するための　生け贄だ
　十人のいぬかみを　三千人の変質者同盟を　百万人の一般市民を　男も女も
　きっと　俺が　イク事も　御然らばだ　諸君　
　薫が泣いている　どうしようもない　あの馬鹿が
　相もかわらず　ええかっこしい　ムッツリ助平めが　
　御然らば！！　いずれ留置場で」

ナデシコ：
「啓太様！！　啓太様！！　啓太様！！　川平 啓太様！！」