スプーの絵描き歌のガイドライン 4かった、描けて

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スプーのお話(1/3)

 絵が上手くなりたいと思ったしょうこおねえさん。
 街角の怪しい占い師から買った、「絵が絶対上手くなる魔法のペン」を使って、スプーを描いたら、
なんと、それは絵が上手くなる魔法のペンではなく、「描かれた物が描いた絵そっくりになる」悪魔のペンだった!
さらに、描かれた物が巨大化するというオマケ付き! なんだよそのご都合設定!
そのせいで、スプー(しょうこver)は巨大化し、スタジオは大混乱。さらに巨大化するスプー(しょうこver)。
おねえさんの絵が上手くなりたいと言う欲求の大きさに比例しているのだろうか?
ちなみに、ご都合設定の追加として、描かれた絵を燃やせば元に戻るという親切な仕様!
しかし、そんなの当人達が知る由もなし。もし知ってたとしても、描かれた絵は巨大化の折、
スプー(しょうこver)の背中に張り付いて誰も取れやしねえ。

 そんなことはお構いなく、しまいには東京タワー並の大きさまでになったスプー(しょうこver)。
しかし、本人は何が起きたのか理解できない。自分が大きくなったのはなんとなく理解できるが、
何故、自分の顔をみてみんなが逃げ出すのか? いつも一緒に遊んでいた子供達が泣きながら逃げ出すのか?
 それよりも、お姉さんの姿が見えない。お姉さんどこー? スプー(しょうこver)は探し回る。
 周りのビルを破壊しながら。道路に足跡をを残しながら。

 そのころの自衛隊。
「首相官邸から連絡! 都心でのミサイルの発射は許可できないそうです」
「じゃあどうしろというんだ!」
「とにかく、皇居と国会議事堂には近づけさせるのとのことです」
「だからどーやって!?」