映像の世紀のガイドライン　第六集

これがPS3だ。
ゲーム機の８０％は買い占められたままだ。
ユーザーはPS3に飢えている。
ヤフオクにあるのは転売目的のPS3ばかりである。

一方、こちらはWii。
ここには転売は無い。
そのかわり、家庭には笑顔があふれている。
これが、本当に自由な販売の成果である。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――映画「二つのゲーム機」より

私はビル・ゲイツに向かって切り出した。
「我々のユーザーの問題を片づけましょう。
　XBOX360は既にマニア向けソフトを発売している。
一方、Wiiも家族向けに利害関係を持っている。
　我々がぶつかり合うことは避けましょう。

　そこで提案しますが、
　マニア向けはXBOX360の優先権９０％、一方、家族向けはWiiの優先権９０％
　と、したならば、貴方の意見はいかがですか？」

　私は紙に書き留めて、ビル・ゲイツの前へ押しやった。

　……しばしの時間が過ぎた。
　ビル・ゲイツは青い鉛筆を取ると、「承認」というように、そこに一本の太い線を引いて返してよこした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――岩田聡の発言
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「第二次世代機大戦回顧録」より

感想レスで済まないが、>>936は文の選択・改変ともに絶妙

逃げ惑う　敵　次世代ゲーム機！
我が　PS3命中　ニンテンドウの　巨体　揺らぐ
ニンテンドウの　ゲーム機部門破壊して　業績低下
慌てふためく　敵社員為すところを知らず

クリスマスはバカでかくて、やかましくて、ネオンサインや自動車がやたら多くて、
熱気がムンムンしていて息がつまりそうなイベントだった。
巨大な富と贅沢。その一方に恐るべき非モテが同居していた。
カップルが必ず見物するという日本一有名な橋にも行ったが、
レインボーブリッジなどというものはどれも同じようなものだった。

クリパという、この特殊な会合については何と言ったらよいだろう。
はっきり言ってしまえば、まったく淫らなものだ。
言い換えれば、成人向け映画のようなものだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――サンタクロースの回想より

レインボーブリッジなんか封鎖してしまえ
　　　　　　　 　>>939

YouTubeにうｐされてるぞー！

(ﾟ∀ﾟ)ｳﾋｮｰ

誰が敵で、誰が味方なのか、見分けられない。
みんな同じように見えた。
着る物も同じだった。
みんなセレッソ大阪人だ。
その中に監督がいた。

監督は福岡が引き分けていることを知っていても、総攻撃の指示もしてくれない。
降格を決めたのは彼ら自身だったかもしれない。
フットボールの試合と違って、敵と味方が区別出来ないのだ。
周囲は敵だらけだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――セレッソ軍兵士の回想より

私はこの目で何千という女や子供の死体が、線路や公道沿いに散らばっているのを見た。
彼らは、過去の支配者どもに殺されたのだ。
女子供の涙が、私の胸の中で煮えくりかえった。
歴史に翻弄された人々とその一味には、その人生を、我らの改変ネタとして使わせてもらう
ネタ作成の意欲に燃えた改変者は、遠慮しない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　映像の世紀ｽﾚ住人　スルコフ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「散文詩」より

スターリングラードはもはや街ではないと一友人が言ったことは確かです。
日中は火と煙がもうもうと立込め、炎に照らし出された巨大な炉に過ぎぬのです。

それは焼けつくように熱く、人格もなく感情もなく、もちろん理性もなく、
理性をもって考えたなら実に考えられぬことで、強いて考えれば、
犬でさえヴォルガ河へ飛び込み、必死で対岸にたどり着こうとした。

一器械である吾人は何も言う権利はありません。
神よ、なぜ我等を見捨てたもうたのか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――きけ　ドイツ軍将校の手記より

安倍様、喜んで下さい。立派に戻る場所を得ました。
自民の荒廃、この一戦にあり。総理の御盾となって、潔く郵政民営化に就き、宿敵を撃滅せん。
議員の本懐、これに優るものがまたとありましょうか
1年間の幾星霜、よく戻して下さいました。
この度がその御恩返しです。
よくも立派に自民のために戻ってくれたと褒めてやって下さい。
ああ、我ら特別郵政造反隊。向かう所は野党各本部に急降下(ｽﾙﾜｹﾈｰﾀﾞﾛ)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――復帰議員の誓約書より

造反組と刺客組は共存できるか。
自由民主党はこの問題を、誰をも傷つけることなく公平に取り扱うことを約束する。
無所属で散っている造反組が政治的な郷土に復党したいと願うのは、至極当然である。
だがそれによって刺客組が苦しめられたり、追いたてられたりすることがあってはならない。
刺客組は何も恐れなくてもよい。自由民主党が造反組の議席をコントロールしていくからだ。
復帰議員の誓約書にもあるように、将来必ずや
郵便局は簡保と貯金があふれる永遠の民営会社として発展するだろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――安倍晋三の演説録より

刺客候補で当選した議員には、祖国もなければ故郷もありません。
自由民主党がどんな党で、自分が国会議員であるという自覚すらないのです。
自由民主党に生まれ育ちながら、莫大な利権を見たこともなければ、
土下座の仕方も知らない。 刺客候補たちが知っていることと言えば、プロ市民の
　振りをするだけ.. それが、彼らが選ぶことのできる唯一の道なのです。
　　　　　　　　　　　――カンボジア難民の証言より

埋めをするにはもう少しの時間がかかるが、このスレはもはや終わりだ。
これからの問題は次スレだ。
口を酸っぱくして説明をしても、スレ住人にはこのことが分かってもらえないのだ。

−−ヤルタ会談前　チャーチルの発言

ttp://www.historychannel.co.jp/cgi-bin/time_t/epg370.cgi?date=20061208

ＣＳヒストリーチャンネルで、１２月８日深夜から一挙放送･･･
年末にも放送あり

http://www.youtube.com/watch?v=11q60XRWrZE&mode=related&search=
「パリは燃えているか」がよく似合いそう　特に1分10秒過ぎ辺りから

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最近、忌まわしい「ニンテンドー・ウィー」とやらが、
そののたくるようなゲームで人の感覚を刺激しようとしている。
一般家族に直接訴えるような耳障りなゲームをまき散らしているのである。
子供達が、このような経験をしても、まだPS3を買わずしていられると信じる人がいるなら、
神よ、彼らを救いたまえ。


　　　　　　　　　　　　　　　　――当時の婦人雑誌「プレイ・ステーション・ジャーナル」より

私は、BDドライブをPS3に安定供給することが困難であるのを知っていました。
しかし、いっしょにPS3開発をしたハーバー博士は
「XBOX側も、次世代DVDを搭載するようだ。DVD戦争に備えているのは
わが社だけではない。PS3があれば、何よりも戦争を早く終わらせることが出来る。」
と言いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ドイツ人化学者
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オットー・ハーンの自伝より

あのころ、人々はまだ疑うことを知らなかった。
ロマンに溢れたRPG、荒々しい男らしい格ゲー・・・。
品薄は一週間――予約すれば息もつかぬうちに、すぐ買える。
大した手間をかけることもない・・・。
私たちはこんなふうに、2006年のゲーム戦争を単純に思い描いていた。

　クリスマスまでには家に買ってくる。

父親たちは、笑いながら息子に叫んだ。

　　　　「クリスマスにまた！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　konozamaで予約した日本人サラリーマン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨日の世界　より

　　　　　　　　　　　　　　　e
　　　　　　　　　　　　　　g
　　　　　　　　　　　　a
　　　　　　　　　　定
　　　　　　　　決
　　　　　　送
　　　　放
　　再

違った、一挙放送だ。ごめん

NHKスペシャル　映像の世紀
12月30日（土） 10:00 - 25:00
20世紀は人類がその歴史を初めて「動く映像」として見ることができた最初の世紀だった。
世界中に保存されている映像記録を発掘、収集して時代順に構成。
有名、無名の人物が書き残した回想録や日記、手記、演説を紹介しながら、
活字情報では体験できないような迫力と臨場感で、20世紀の世界を描き出すNHK放送70周年記念番組、
全11集を連続一挙放送。

15時間・・・・・(ｺﾞｸﾘ

>>956
ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!
これは地上波？ＢＳ？

>956
ガセじゃないよな？

ヒストリーじゃない？

たぶんCSのヒストリーチャンネル

得体の知れない感情が、
込み上げてきた。

私の中の野蛮な声がしつこく囁きかけた。

タコとったどー！

デジタル放送のコピーワンス問題は人民と自由に対する反動との闘争である。
私のテレビ愛好家としての全生涯はテレビ録画と私的編集に対する絶え間なき
闘争以外の何物でもない。
私がコピーワンスとＣＰＲＭに対して同意できるなどと誰が考えることができようか。
私はビデオスタビライザーとも呼ばれる現在販売中の画像安定装置において、
私的編集を苦痛と死の中に沈めてしまったコピーワンスに対する
嫌悪をはっきりと表明する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＣＳ視聴者の声明より
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パブロ・ピカソ

Don't　be　afraid！
Don't　be　afraid！
We　want　 rebroadcast！

（再放送が必要だ）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ストークリー・カーマイケルの演説より

私は画像安定装置でCGMS-Aを解除するという恐ろしい仕事をやっていた。
それはつまり著作権や著作隣接権を侵害する、てことだ。
私の中の野蛮な声がしつこく囁きかける・・・

「コピーワンスなんか・・・解除してしまえ！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――フェアユーザーの回想より

万歳！
とうとう明日、午前十一時、面接のために集まると言う連絡を受け取りました。
今か今かと待っていたところです。
今朝、知り合いの若い女性に会いました。
スーツ姿じゃないのを見られるのが恥ずかしいぐらいでした。
僕はもう、ニートな時代の人間ではありません。
こう言うときに、自分のことや家族のことを考えると、小さく、弱くなります。
会社や通勤のことを考えると、強くなれるのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――無職男性の手紙より

>>965 選択した文章とか絶妙
>>856 897テンプレート入りに推薦
>>968 国際展示場？

あのころ、人々はまだ疑うことを知らなかった。
ロマンに溢れた職業、荒々しい男らしい経験・・・。
フリーターは三週間――再チャレンジ政策が始まれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。
正社員になることができる・・・。
私たちはこんなふうに、2006年の就職戦線を単純に思い描いていた。

　クリスマスまでには内定をとってくる。

新しいフリーターたちは、笑いながら母親に叫んだ。

　　　　「クリスマスにまた！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フリーターになったオーストリア人作家ツバイク
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨日の世界　より

フリーター｢あなた達の方が優れているものも確かにある。
例えば雇用契約がそうです。社会保険のね。
しかし、例えばこの自由時間。
これは我々の勝ちです。でも、とにかく我々双方のためには…

正社員｢いやいや。いずれにせよ我々はあなた達を完全に追い抜いたんです。福利厚生でね。
生涯賃金でね。これは譲れません。

フリーター｢いやぁ、ちょっと待ってください。これなんですよ。私が言いたいのは。
おわかりですか？ここで使っている再チャレンジ支援というものは、
格差社会是正のために国家公務員のフリーター採用枠を増やし、採用することができるんです。
つまり、収入が増える。
雇用機会が増えれば我々が学ぶこともあるだろうし、あなた達が学ぶこともあるでしょう。
あなたは何でも知ってますか？

正社員｢私に知らないことがあるとすれば、あなたはどうなんです。
我々の国が再チャレンジ支援の国家公務員採用「フリーター枠」の導入を
断念されたことについて何もご存知ない。ただ恐れているだけです。
我々が正社員になってから１年も経っていない。
しかし、あと３年もしたら我々はフリーターの収入と肩を並べることになるでしょう。
そしてフリーターを追い抜いていきますからね。
追い抜く時にはこうやってね、挨拶しようではありませんか。
バイバ〜イ。

俺なんかもう人生にバイバイしそうだよ

日本の工場の契約社員は一器械に過ぎぬと一友人が言ったことは確かです。

レバーを執る器械、人格もなく感情もなくもちろん理性もなく、
ただ、前の車体に向かって吸いつく磁石の中の鉄の一分子に
過ぎぬのです。

理性をもって考えたなら実に考えられぬことで、強いて考えれば、
彼らが言う如く「下層階級」とでもいいましょうか。

精神の国、日本においてのみ見られることだと思います。

一器械である吾人は何も言う権利はありませんが、ただ、願わくば
私を正社員にされんことを会社の方々にお願いするのみです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――きけ　けいやくしゃいんのこえより

先の不況で日本がが苦しんだのは、我々企業の高収益が守れなかったからである。
不況に入る前に、ホワイトカラー・エグゼンプションで残業代さえ消滅させて置けば、
かくの如き屈辱を受けることなどなかったのである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ケイ・ダンレン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「我が会社」　より

We shall defend our overtime pay,
whatever the cost may be.

We shall fight
on offices, collective bargaining, in factries, in streets, and under hills.

We shall never surrender !!!

我々は残業代を守る
どんな犠牲を払っても

我々は戦う
会社で、団交で、工場で、街頭で

我々は決して降伏しない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――連合会長の演説より

このホワイトカラーたちが――
世界一の橋、車
高いビルを作ったのです

このビルの40階に人がいます
何をたくらんでいるのでしょう

残業です

何のために夢も希望もないホワイトカラーに
高額な給料が必要だったんでしょう

　　　　――プロパガンダ映画（経団連制作）より

ほんとに素晴らしい。
信じられないこと、まったく不可能だったことが可能になったのです。
安倍首相はやはり偉大な首相、世界一の首相です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――日本人主婦の感想

フリーターを支配するために政府が作った手段が大成功を収めた。
この啓示的な日に我々が忘れてならないのは、大手派遣会社が必要とするものをよく認識し、
フリーターら非正規雇用社員を支配し律していくことである。
　　　　　　　　　　　　　　　――オリックスグループ取締役兼代表執行役会長 宮内義彦のメッセージ

それは、ひどく不気味な光景だった。
自民党という政党は、ハロワの泥沼を這いずり回って暮らす数十万の我々無職よりも、
復党問題でもめる岐阜県にいるたった二人の女のことのほうをずっと心配していたのだ。
得体の知れない感情がこみ上げてきた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――求職中の無職の手記

我々は独自の会社を建設している。新しい営利活動を創造するのである。
したがって伝統的な形をとる正社員も残業代もいらない。請負規制もいらない。
たとえ妻であっても、会社の毒と思えば微笑んで殺せ。
今働いているのは新しい労働形態なのである。
我々はこれより過去を切り捨てる。
泣いてはいけない。泣くのは今の会社を嫌がっているからだ。
笑ってはいけない。笑うのは昔の会社を懐かしんでいるからだ。

当時経済団体が労働者たちに掲げていたスローガンです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――経済団体の指令文書より

いったい14年間もの間、政府は日本をどこへ導いたのだ。
国家財政を混乱させ、おびただしい物品を浪費し、
何兆とあった金はすっかり無くなった。
国内産業の流出という愚行を犯し、国が荒れ果て
赤字国債の支払いが外国資本から突きつけられた。
昔ならいかなる国家でも恥じ入るほどの
労働者の搾取も当たり前のことであった。

サービス残業は次々と増えた。
十時間、二十時間、三十時間、四十時間、五十時間、六十時間、七十時間−−
今日では毎月七十時間から八十時間だ。
私はサービス残業削減が自然にできるとは約束しない。
労働者自らが全力を尽くすべきだ。
自由と幸福は突然、空から降ってはこない。
すべては諸君の意思と働きにかかっている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――映画「日本国民の呼びかけ」

再チャレンジ政策が採用されたからといって、
ニートの本質やフリーターがどんな奴かを忘れてしまってはならない。
フリーターというのは目を離したが最後、職場から１ペリカでも盗み取る男だ。
では、正社員はどうか。正社員はそんな男ではない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――通常国会前　小泉前首相の発言

>>973ｰ980に惜しみない賛辞を与えたい。
思わず目頭が熱くなった。

このスレはただの改変スレではない。我々の社会を映す鏡である。

広く世界に示したいものだ。ペーパーバックの本でも良いし
映像作品にできれば最高だ。

私は妻ーリンに向かって切り出した。
「我々のボーナス問題を片づけましょう。
　妻連の軍隊は既に銀座と日本橋に入っている。
一方、イギリ夫も秋葉原の国々に利害関係を持っている。
　我々がぶつかり合うことは避けましょう。

　そこで提案しますが、
　銀ブラは妻連の優先権９０％、一方、自作ＰＣはイギリ夫の優先権９０％
　と、したならば、貴方の意見はいかがですか？」

　私は紙に書き留めて、妻ーリンの前へ押しやった。

　……しばしの時間が過ぎた。
　妻ーリンは赤い鉛筆を取ると、「拒否」というように、そこに一本の太い線を引いて返してよこした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――チャーチルの発言
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「第二次世界大戦回顧録」より

パート「一ヶ月に200時間残業したって本当？」
正社員「ばかげた伝説のひとつさ　命を縮めるぜ」
パート「ごもっとも」
正社員「月に200時間は過労死する」
パート「当然ですね」
正社員「君だってそんなうわさ信じてないだろ？」
パート「ええ…でも本当は何時間残業したの？」
正社員「190時間！」

私はじろじろ見られていた。
正社員は私が無職であることを確かめると、
「ちょっと来い。お前はハロワの方へ移るんだ。」と怒鳴りつけた。
私は再チャレンジ支援策の資格を持っていると抗議した。
「駄目だ。お前は会社から出て行け。」
正社員は無理やり私の腕を掴み、荷物もろとも会社から放り出した。
身に凍みるような厳しい寒さだった。
私は腰掛けたまま、震えていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ワープア語録より