【免疫力】新聞-社説系の電波フレーズ2【息づかい】

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163水先案名無い人
★追想:情報操作の恐ろしさ 

・「写’89 地球は何色? サンゴ汚したK・Yってだれだ」。朝日新聞の1面で、
 沖縄・八重山群島西表島の西端、崎山湾の直径8メートルという巨大な
 アザミサンゴを取材した記者(当時)が突然、切り出した。89年4月の朝である。
 取材熱心に見えた「朝日新聞」は、さらに続けて「百年単位で育ってきたものを、
 瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の……。」。私たち国民
 に取材による見解を次々書き綴っている。

 ねつ造発覚は5月20日。地元ダイバーの情報から、カメラのストロボの柄で文字を
 ねつ造したそうだ。ついに朝刊1面に載った謝罪記事が、報道機関の暴走がいかに
 国民にとって、社会にとって不利益となり脅威になる恐れを抱いたことを覚えている。

 だが以来、気になっていたことが一つ。なぜ記者は自ら文字を刻んだのか−−。その後、
 公民の教科書にもこのことは書かれた。「とくダネほしさに事件をねつ造した例もある。
 マス・メディアは常に正しいとは限らず、誤った情報で国民をミスリードすることもある。」

 つまり記者は、とくダネ欲しさに乗せられ国民にメディアリテラシーを養わせる役回りをさ
 せられたということか。あれから18年。朝日新聞が岐路に立つ。
164水先案名無い人:2006/05/17(水) 23:21:45 ID:64crE8wD0
★追想:情報操作の恐ろしさ /福岡

・「漁灯や汽笛で何度も警告したが、貨物船は減速しないで突っ込んできた」。
 第18光洋丸の乗組員は、こう切り出した。03年7月2日の朝である。
 ふだんは口の軽い社会の「木鐸」は、事件を報じて「パナマ船籍の貨物船。
 船長ら6人が行方不明、救助された1人も死亡。韓国籍の航海士など
 逮捕」。この年最悪の海難事故となった。

 さらに7月6日。行方不明者の捜索中の水産庁「からしま」がまたも衝突され大破、
 沈没したそうだ。事件の解明はおろか、結局行方不明の6人さえ見つからぬまま捜索が
 打ち切られたのを覚えている。

 だが以来、気になっていたことが一つ。なぜメディアは一切を報じないのか−−。7月初め、
 各局を賑わせた事件は、捜索中の事故以降ほとんどTV報道がなされていない。

 つまり大手メディアは、外交配慮に乗せられ情報規制をさせられたということか。
 あれから3年。マスメディアが岐路に立つ。
 http://www.geocities.jp/genkainada_h15/