ボトムズ次回予告のガイドライン 2

新スレ記念カキコは「クエント編」。今回も、キリコと地獄に付き合ってもらう。

■新番組予告
自由民主党を真っ二つに分けた、橋本派平成研と森派清和会の二つの派閥が、砲火を交えて５年。
両陣営の疲弊は極みに達し、ようやく勝敗の決着が見え始めた小泉政権の末期。
辺境の弱小政党、民主党の闇の中で物語は始まった。

『装甲騎兵オザワ』、お楽しみに。

■第４１話『経世会』
地表を覆う砂の一粒一粒に、無限の利権を秘めた派閥。経世会に全てがある。
オザワが、羽田孜が、鳩山由紀夫が、岡田克也が、渡部恒三が。野党の大物が、ここに収斂される。
照りつける金丸。吹き渡る竹下。静寂の野党席に、旧最強派閥が眠る。

次回、『経世会』。オザワは自分の過去に出会えるか。

■第４２話『民由合併』
自民党を見捨てたのか、自民党に見捨てられたのか。
延々、悠久の純化路線をさかのぼり、民主党に行き着いた、謎の政治家オザワ。
彼が目指したものは何か。彼が恐れたものは何か。角栄と竹下の秘密が、オザワに眠る。

次回、『民由合併』。３年ぶりに、稲妻が走る。

■第４３話『一新会』
民主党とは、国会の底のこと。
結党５年を経て、地の底に姿を隠した政権を追って、オザワが走る。
民主党の≪経世会の嫡男≫とは。≪元自民党幹事長≫の野望とは。
寄せ集めを包んでくすぶる最大野党に、己の居場所を求めてオザワがさまよう。

次回、『一新会』。オザワは逐い、そして逐われる。

■第４４話『未納』
年金が捻れ、未納が断裂する。菅代表のはらわたが抉られる。
垣間見えた、オザワ新代表の輝きが期待をはずす。
民主党の暗闇に、巨大な迷走が響き始めた。禁じられた扉を開くのは、岡田？

次回、『未納』。オザワの目覚めが始まらない。

■第４５話『惨敗』
小泉へ。あらゆる権力が、あらゆる議席が、大いなる話題を秘めた森派の変人へと向かう。
郵政法案の地底に住まうは、改革か、パフォーマンスか。
国民新党は歴史をさかのぼり、タイゾーは欲望を映し出す。

次回、『惨敗』。戦慄が、前原へと誘う。

■第４６話『捏造』
永田が発する暗く巨大なメールが、与野党のきな臭い火種を吸い寄せる。
錯綜する権謀と術策。目に見えぬ無数の導火線に火が走る。
忌まわしくも懐かしい、あの抗争、あの政局が蘇る。

次回、『捏造』。民主党の大地が震える。

■第４７話『迷走』
膨大な、あまりにも膨大なるエネルギーの放出。
前原を付き抜ける火玉。塵も残さず消え去る野田。
５０年の歴史の彼方から、自民党のエネルギーが爆発する。
堀江か、永田か、西沢か。未知なる怪メールを作成したのはだれか。

次回、『迷走』。最大野党の空が燃える。

■第４８話『国対委員長』
暗黒の執行部から届いた、前原からの招待。
危険の香りに包まれた、国対委員長の甘い味。
そこには、渡部恒三を満たす全てがある。
由美かおるの誘惑に、あらゆる煩悩が魅せられる。

次回、『国対委員長』。前原の意を受けるのは”会津のケネディ”か。

■第４９話『出馬』
政治家の喜びも悲しみも、一瞬の星の瞬き。
万物流転、全てがブッシュに仕組まれた、巨大なイルミネーションだとしたら。
底知れぬ民主党の闇にしつらえられた、ただ一つの椅子に座り、
いつ果てるとも知れぬ無数の当落を見続ける次期党首。それは誰か。

次回、『出馬』。それが、我が運命なら。

■第５０話『豪腕』
民主党でたった一人その資格を持つ男が、座標を定めて走り始めた。
生まれながらの黒幕、壊し屋、乱世のオザワ。
保守、革新――永田町の絶対支配。壮烈な決意が、オザワを加速させる。
全てをこの手に。

次回、『豪腕』。もう止められる者はいない。

■第５１話『投票』
死にかけた民主党が呼んでいる。政経塾を敵にしても、我が党首に来るべし。
我は与えん、無限なる力を。我は伝えん、３年後の政権を。
最大野党の壮大なる誘惑。菅直人たる者の壮絶なる抵抗。
今、代表選に最後の戦いが始まる。

次回、『投票』。全てを得るか、地獄に堕ちるか。

■第５２話『再生』
一人のオザワと、一人の菅が、永田町の闇を星となって流れた。
一瞬のその光の中に、民主党員が見たものは、勝者、敗者、そして今度も、河村たかし。
今、投票が終わり、駆け抜ける速報。
今、全ての始まり。怨念の中に、望みが生まれる。

次回、『再生』。遥かな政権に、全てをかけて。　河村たかし…乙！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　装甲騎兵オザワ　【　完　】