>>453 国民へ
この手紙をもって彼の党首としての最後の仕事とする。
まず、民主党の病態を解明するために、新体制に病理解剖をお願いしたい。
以下に、民主党治療についての愚見を述べる。
政権の奪取を考える際、第一選択はあくまで与党追及であるという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実には民主党自身の場合がそうであるように、発覚した時点でガセネタであることが明らかである例がしばしば見受けられる。
その場合には、執行部退陣を含む全身治療が必要となるが、残念ながら未だ満足のいく信頼回復には至っていない。
これからの民主党の飛躍は、責任追求以外の政策の発展にかかっている。
民主党は、その一翼を担える数少ない政党であると信じている。
能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。
新執行部には政策課題の発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、自爆による政治的死がこの世からなくなることを信じている。
ひいては、前代表の屍を病理解剖の後、新執行部の研究材料の一石として役立てて欲しい。
民主党は生ける屍なり。
なお、自ら野党第一党の第一線にある者が真相を見抜くことができず、言い訳不能のブーメランで死すことを心より恥じよ。
代表幹事 北城 恪太郎