「なあ歩夢くん。しかし、帰った後で、わたしを怒らせるような発言は、せんだろうね」
「怒らせる?」
「たとえばだ、柊に勝っただとか、柊は弱いだとか、そういう発言のことさ」
「頼むよ。くれぐれも言っておくが、君が勝ったのは、高嶺と、瀬芦里という女にだけだ。柊に勝ったわけじゃない」
「わかってるさ」
「それならば、いい」
「ひとつ訊かせてもらえるかい」
「ほう、何をかね」
「誰に勝てば柊に勝ったと言っていいんだい?」
歩夢が言った。
「いい質問だ」
雛乃は答え、ぽん、と自分の胸を叩いた。
「この、柊雛乃にさ――」
柊家の庭に、香ばしい海老の香りが、ゆるゆると流れていた。
柊雛乃――
ぞわり。
肛門から背骨を伝って、昇ってくるものがある。
何度抜いたことか。
何度、おかずにしたことか――
たまらぬきゃんでぃそふとであった。
813 :
水先案名無い人:2007/01/11(木) 00:47:12 ID:0cJU5LPP0
あげぇ!
たまらぬミント味であった
「そのハッカ――俺にくれるかい?」
>>816の口腔の中から、はっきりと、飴玉の破壊される音が響いた。
めり
めり
めり
とも、
みち
みち
みち
とも、聴こえた。
不気味な絶叫が
>>816の口から漏れた。
「たまらん甘味だぜえ。おめえよう。」
818 :
水先案名無い人:2007/01/13(土) 01:19:11 ID:d9AXNbKPO
おう、おめえ。
残念だったな。
この、ななついろドロップスにはよ――
ハッカは、ねえんだぜ――
エロゲネタ――
そのような物がこの場において通用するものなのか。
いや、現にそのネタは存在しているのだ。
ということは、このようなネタを操る職人がまだこのスレにいることになる。
それは、感動的な光景ですらあった――
「なんだと!?」
>>812は言った。
肩で息をしながら、
>>812は、液晶モニタに映る文字列を見つめていた。
獣が唸るような呼吸をくり返している。
「信じられねえ」
スルーされると思って書いたエロゲネタであった。
それに、レスがついた。
これまでにも、自分の書き込みにレスがついたことは、何度かある。
しかし、それについては、自身がその事情を飲み込んでいる。
自演だ。
だが、今は?
>>812は
>>814-818の流れを理解できなかった。
これが獏文体スレか!?
>>812は、呼吸を整えた。
ゆっくり、スレの流れが正常なものにもどっていく。
過疎であった。
↑うまいなぁ〜
なんと、エロゲーマーの多いことよ。
さくらむすび。
姉、ちゃんとしようよ。
やつらはこれらの奥義を知っている――
文七は笑みを零す。
「やるじゃねぇか」
唇の両端を吊り上げるような笑みであった。
「なあ遠坂よ、この手の甲の文様は、いったい何なのだ」
「それか。それはな、令呪よ」
「おれはな、おまえの聖杯戦争の話を聞くと、
わけが分からなくなって、ごはんが不味くなってしまうのだ」
セイバーは、三杯目の御飯をお代わりした。
「おい、士郎――」
セイバーが、鰤の照り焼きを、箸でほぐして口の中に放り込みながら言った。
「喰わんのか?」
「喰ってるさ」
士郎は言った。
「あんたも喰わないのか」
セイバーは、遠坂凛にも、声をかけた。
「喰ってるよ」
遠坂凛も、士郎と同様に返事をした。
「カロリー計算しながら喰ったって、うまくないだろう」
「あんたが、早い、だけだ」
遠坂凛は、言葉に呪をのせるように言った。
「飯を喰うが他人よりほんのちょっと早いだけさ」
しゃべっている時でも、セイバーの口の中には士郎のおかずが入っている。
「生前当時に、戦地で喰うので鍛えられたんだよ」
炊飯器が炊けた。
その新しくできた白米を、セイバーは喉の奥に流し込む。
あっという間に、10合の炊飯器の中身が半分以下になった。
胃の中に、白米を直接こぼしているようであった。
「俺は試合とは、神のものではないかと思っている」
「神――?」
金子賢は唐突に思いもかけぬ言葉を投げかけてきた。
「試合にお(中略)そのためには、勝ちたいという思いすら邪念であると俺は考えている」
「神か――」
このような考えで惨敗を繰り返す男がいたのか――
文七は不思議な生き物を見るような眼で金子を見つめた。
金子賢。
底の浅い、武辺の士であった。
まだ――
始まってもいねえよ――
この人より野坂昭幸文体とかのがネタにしやすい気がする
「なにっ野坂昭幸だと!」
「知っているのか伊達」
「いや、知らぬ」
「そうか」
「そうだ」
Amazonでも引っかからなかった――
そりゃあ引っ掛からないさ
野坂昭如だもの――
飴玉。
飴玉。
飴玉。
おはじき。
「それ、飴玉やないで」
にやついた顔で清太が言う。
「馬鹿っ!」
節子の膝が清太の顔面に何度も何度もたたき込まれていた。
>>828 「おめぇさんよぅ、何か勘違いしてやいないかい?」
「勘違い?」
「そうさ、俺らぁ何も、ネタにし易いからって獏文体をいじってるんじゃないんだぜぇ――」
「じゃあ、なんだというんだ」
「―――だから、さ」
一瞬、目を疑い、耳を疑った。
この男、頬を桃色に染めている?それに、何と、いったのだ――
「夢枕獏が、獏文体が、好き、だからよ――」
ああ、
>>1を読んでおくのであった――
>>828の中で、そんなコトバが形を為さぬまま蠢いているようであった。
おもしれーw
>>834 最近流行りのオチであった。
獏も有名になったものよ―――
誰が、決めたというのだ。
貴族――
平民――
同じ、人間ではないのか。
「何故、わたしたちだけが、ひもじい想いをしなければならないのか」
「ふふん」
あるがすは、野良犬でも見るような、哀れみの視線で、答えた。
「同じ、人間だと?」
あるがすの眼が、蔑んだものに変わっていた。
糞でも見るかのような、そういう眼である。
「おまえたち平民は、生まれたときから、貴族に尽くさねばならない――
おまえたち平民は、生まれたときから、貴族の家畜なのだ」
みるうーだは、あるがすの視線を受けながらも、なお、問うた。
「誰が、決めた!? そんな、理不尽なことを、誰が、決めたというのだ」
あるがすは、天を仰いだ。その眼には、もはや、悲しみすらうつっていた。
あるがすは、ごろりと、重いものを転がすように、言った。
「天の、意志だ――」
みるうーだは、絶望した。
もはや、駄目かも知れぬ――
しかし、その絶望が、疲れきったみるうーだに、更なる問いを生んだ。
それは、消え入りそうな声で、閉じかけた端正な唇から漏れた。
「神は、平等のはず」
独り言のように、みるうーだは、続けた。
その眼は、あるがすを見てはいなかった。
みるうーだは、神に問うていた。
「神の前では、何人たりとも、平等のはず。神は、そのようなことを、お許しにはならない。
なる筈は、ないのだ」
みるうーだの頬に、流れるものがあった。
それは、透明な温度をもっていた。
みるうーだは、泣いていた。
幻の神に、縋る様な笑みを浮かべ、泣いているのだ。
あるがすは、それを、金属質の冷たい目で見ていた。
ああ――
こいつは、正しい。
そうだ。
神は、平等であるのだ。
だからこそ、許せぬものがある。
何人に対しても平等な、海よりも深い懐を持つ、そういう神であるからこそ、
訂正をしなければならない。
神に対する、冒涜を、抹殺しなければならない。
あるがすは、出来る限りの皮肉と憎しみをもって、みるうーだに言った。
「家畜に、神はいない――」
みるうーだの神は、その言葉で、みるうーだの前から、姿を消した。
「おきゃああああああああああああ!!!!!!」
みるうーだは、剣を滅茶苦茶に振り回しながら、あるがすに突進した。
「おけえっ!!」
あるがすは、それに合わせるようにして、剣を抜いた。
勝負は、三秒でついた。
839 :
水先案名無い人:2007/01/20(土) 17:33:32 ID:YwwVG5nF0
『ふぁいなるふぁんたじぃたくてぃくす』かい?
『ふぁいなるふぁんたじぃたくてぃくす』だ。
そういうことになった。
おぅ、俺はとあるFFTのスレで獏作品を投下したが、誰にもわかってもらえず
寂しい思いをしたものよ。
843 :
水先案名無い人:2007/01/23(火) 03:42:10 ID:tVRedRZV0
それは異様な闘いであった。
ばくれつけん。
がふがりおん「ふふン、懐かしいネタじゃねぇか」
また騙された――
「三度だ。」
「三度?」
「日に三度騙されると死にたくなるぜ――おめぇ、よ」
ここ、ヌゲーおもしれww
「なぁ、晴明。たまには自然薯掘りにでもゆかぬか?」
「ふふん」
「どうかしたか?」
「よいか、博雅」
「お、おう」
「獏の世界では自然薯掘りは生命に関わるのだぞ」
「まさか――」
「自然薯に限らず矢鱈に地面を掘り返すとな――」
「うむ」
「かなりの確立で"何か"を掘り当てるのさ」
「何かとは何だ?」
晴明は答えず杯を傾けた。
おめぇ、そりゃあ、よ。
「確率」じゃねえのかい?
ここでやりとりor発表?されているのを本にしたら
獏本に枯渇しているマニア(自分もふくめ)には結構売れるのでは?
2ch発の書籍出版はやっているし・・・
とおもったりして。
電車の中で読んだりして含み笑いしそう(w
>>852 (((;゚д゚))) ガクガクブルブル
ラノベ板の某作家スレより転載
>908 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/26(金) 18:19:45 ID:j3DmvMho
>5月予定の祥伝社新刊についてだが、
>2004年の11月ごろに秋山は夢枕獏と対談して、そのとき夢枕に
>「よその出版社の人が声かけてくれたら"今書けないから"って断っちゃ駄目だよ。
>そうすると、向こうとしてももう声かけづらくなっちゃう。
>だから、僕は"2,3年中(5年だっけ?)に必ず書きます。"って言うことにしてるよ。」
って言われてた。
獏…
>>851 おめぇ、よ……
いつもいつも、非獏文体で書き込みやがって、よ。
それとも、何か。
縦読みか。
どこを、縦読みしろと、言うのだ……
まったく、困ったものですね。
「よろしいんですか」
「何がだい?」
「どのようなレスをしても?」
「もちろんだよ。あたりまえじゃないか。
きみがその気なら、
>>720の様に、いきなり、エロゲ板に獏文体で書き込んで、基地外扱いされたって構わないんだよ」
「ただしねえ、きみ。獏だよ。獏文体でなくちゃあいけないよ。
もしもきみが、プギャーな顔文字や(wなんかを使ったら、スレは止まるからね」
いいのかい?
おめぇらの書き込みで
俺の懐をあたためっちまってもよ
「よいのか?」
「よい」
ぬええ(ry
晴明はそんなこと言わない
無題 Name 名無し 07/01/27(土)17:05 ID:vNcyUpoQ No.224697
「おれにかわれ お前は引っ込んでいろ」「いかように」
二人の頭の中であった。
葛藤であった。
すぐに事は起きた。
それはバットイマジンの攻撃だったのだ。
たまらず立ち上がる煙。
煙。
煙。
何が煙であるのか二人にもわかっていない。
その向こうにあるのは、見事なソードフォームであった。
無残――
無残であった。
「竹光だよ」
「竹光?」
「虎眼流など、竹光の如きなまくらに過ぎぬと、そう言っているんだよ」
パキィ。
ナルケマ、
レバンガ、
カピカッピ。
元気が出てくる、おまじないであった―――
866 :
水先案名無い人:2007/01/30(火) 10:11:45 ID:Gj6To8MO0
「嫁に、怒られた」
「――」
「餓狼伝の、合本の話だ」
「合本?」
「ああ。合本だ」
「――」
「元々おれは、文庫版をすべて揃えていた。だが――」
「買っちまった、てえのかい」
「そういうことになる」
「――」
ず。
ずずず。
静寂の中に、熱い茶を啜る音が響く。
「しかし、だ」
「――」
にい、と口の端を歪め、男は呟いた。
「後悔はしてねえ、ぜ――」
強烈な言葉であった。
「機械だって?」
「産む。機械だ」
あなた、産む機械お好きですか。
ぼくは、この産む機械というものが好きで好きで、ちょっと中毒みたいなところがある。
あなたがこの産む機械を好きで、そして少しばかりテカガミストであるならば、これはもうぼくとしては非常にありがたい。
―― いい風だ。
跳ぶを促し、飛ぶ為のような風だ。
いや、風だ。ただの風だ。
風は風であり、ただ吹くだけの風である。
それだけある。
相撲も八百長――
「八百長?」
横綱は にぃ と笑った。ように見えた。
だが、目の奥に怖いものが確かに宿っている。
おいおい。
起きがけにえらいもんを見せてくれるじゃねえかよ。
!omikuji dama!
ごはん。
きゅ○りのQちゃん。
インスタントの味噌汁。
お茶。
今日の朝食の献立である。
食生活がいいかげんで、ぞんざいであった。
>>876 対象年齢が一桁の映画なのか??
30年ほど前に過ぎちまった
おめよ
これのどこが、破顔坊だってんだい――
打。
歌を唄ってくれ。
童謡がいいな。
おふくろが唄ってくれた歌。
釣りに行こうか。
おやじが教えてくれたんだ。
そうさ。
死んだよ。
ふたりとも。
打。
哭くな。
石を
噛んで、
夢
打。
風
いいな。
この風はいいな。
まるで、春のように・・・・・・・・
そろそろ
打。
堕
881 :
水先案名無い人:2007/02/05(月) 00:57:38 ID:eKmm3XSwO
おう。
てぃーた。
助けにきてやったぞ。
今すぐに、おれが、そこへ登って行って、助けてやるぞ。
だから安心していいんだぞ、てぃーた。
おう。
てぃーた。
胸に、矢が生えているよ。
銀色のやつが、お前の胸に生えているよ。
なんで、おまえから矢が生えているんだ。
矢が生えるのは、戦士だけなのに、どうして、女のお前に、おれの妹のお前に、矢が生えているんだ。
どうして、矢の生えたところが、いつもと違う色になっているんだ。
どうしてだ。
あるがす。
おまえ、なんで、そんなににやにやしているんだ。
おまえ、どうして、その銀色の矢の入るぼうがんをもっているんだ。
どうして、てぃーたを撃ったんだ。
ああ。
そうか。
そうだったのか。
あるがす。
お前が、てぃーたを、そのナイトキラーで撃ち殺したのか。
おれの、たった一人の家族を、妹を、撃ち殺したのか。
そうか。
殺してやる。
お前を、殺してやるぞ、あるがす。
>>881 「てぃーた」や「あるま」みてぇな妹が欲しいなァ──
たまらぬ労働八号であった。
仙吉は激しく射精した
ゆあーん。
ゆをーん。
ゆおーん。
ゆを
ゆあーん
こんにちは、ベルゼバブです。
あなた、聖なる石お持ちですか。
ぼくは、この聖なる石というものがなくても倒せて、ちょっと打ち切りみたいなところがある。
あなたがこの聖なる石を持たず、そして生き別れた妹がいるような気がするならば、これはもうぼくとしては非常にありがたい。
平成19年二月 魔龍城にて
887 :
水先案名無い人:2007/02/10(土) 02:08:15 ID:bfH1YSVZO
獏枕夢
一万年と二千年前から愛してるの唄を誰か獏文体にしてくれたら、
これはもう、僕としては非常にありがたいのだが。
千年。
千年。
千年。
千年。
千年。
千年。
千年。
千年。
千年。
千年。
千年。
さらに千年。
そして――
愛してる。
上から、ベクターソルは、ベクタールナの機体に合体したまま、動くのをやめてしまったのである。
二千年――
四千年――
八千年が過ぎた。
「なあ、もっと恋しくなったぜ」
「感覚、同調してるんだろう?」
とうとう、一億年が過ぎた。
「ファイト!」
また、二千年。
「愛してるって、言ったじゃねえか――」
右腕を、おれは、高く持ち上げる。
おれの勝ちだ。
「もおおおおおおおおっ!」
おれは叫ぶ。
凄い音楽が、俺を包んでいた。
お前を知ったのだから、地獄くらい何だってんだ。
連休だからレスをさぼっている訳じゃあるまいな?
休日。
休日。
休日。
休日。
立読み。
休日。
休日。
たまらぬニートであった。
おきゃあっ
893 :
水先案名無い人:2007/02/13(火) 14:42:23 ID:sbfZcmyp0
お前達、連休はヤッたんだろうな
>>889 ──たまらず乙するのみであった。有り難い。
>894。
トリプルエックス。
たまらぬIDであった。
「ららららららららっ」
狂った。
ばれんたいんか。
「お前達、チョコはやったんだろうな?」
「親父ぃっ!!」
「ひろしよ。たまにはチョコでも喰ろうて(ry
お袋がよこしたチョコ食っても、うまくないだろう
本命?
義理?
ふふん。
そんなことは、どうでもいいのだ。
チョコが欲しい。
チョコが欲しい。
陽光が放課後の下駄箱を照らしている・・
その時、ふいに、その下駄箱と埃を照らす陽光の中に、低い笑い声が漏れてきた。
くく
くく
という、可笑しくてたまらないという声であった。
その声がゆっくりと高くなる。
「ついに手に入れたか」
笑いながらつぶやいた。
「ヴァレンタインのチョコを・・・・」
笑った。
「もはや、この地上に敵無し・・・」
勘違いした男の唇が「キュイ」とV字につり上がっていた。
あやつに――
おれに――
おやつに――
みんなに――
ようし――
来る――
受験ネタが――
──死のう。
|←合格発表| |066| _, ,_
. ̄.|| ̄ ̄ ̄ ┗(`ー´ )┓三
|| ┏ ┗ 三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____________
|| 合格発表 .||
|| 051 055 059 063 068 ||. ◎
|| 052 056 060 064 069 || ◎ ◎
|| 053 057 061 065 070 || ◎ ◎オキャァ!オキャァ!オキャァ!
|| 054 058 062 067 071 || ◎ ◎
||_____________|| ◎
|| ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ほう
過疎とな?
いかんかね
「雨だ」
「雨か」
「うむ、雨だ」
「雨か」
「では、飲もう」
そういうことになった。
915 :
水先案名無い人:2007/02/22(木) 15:28:39 ID:W0Bdchhf0
歓声が叩きつけて来る。
ネタ職人は全身でそれを浴びていた。
もろに、良ネタを入れてやったのだ。
立てよ。職人たち。
始まってまだ一年も経ってはいない。
こんなもんじゃないぞ。
おれたちがやろうとしているのは。
「900」
やっとエンジンがかかったところだ。
そうだろう?
916 :
水先案名無い人:2007/02/22(木) 15:38:16 ID:W0Bdchhf0
「910」
普通の人間なら、そのまま立ってこなくていい。
また、普通の人間なら立てるものでもない。
しかし、おまえらは普通じゃないはずだ。
おまえら、このスレに書き込むのに、何を捨ててきた?
オナニーする時間?
獏以外を読む時間?
仕事をする時間?
おれはわかる。
おまえらのそのネタと、その改変がどれだけのものを犠牲にして
出来上がったかわかる。
まとめサイトが機能してない。
そのスレの住人がここまでのしあがってくるまでにどれだけのものを
捨ててきたのか、おれにはわかる。
その犠牲にしたもののために、おまえらは立たねばならない。
917 :
水先案名無い人:2007/02/22(木) 15:47:43 ID:W0Bdchhf0
そうだ眼を開け。
起き上がって来い。
頼む。
いつも寝床の中から起き上がってくるあのやり方で――
「915」
立ち上がった。
いい顔だ。
表情は呆けたようになっているが、眼にまだお前が残っている。
まだ、改変する眼だ。
まだ、書き込みたがってる眼だ。
おれをがっかりさせないでくれ。
顔を起こせ。
そうだ。
その眼で獏文体を睨め。
真・スレッドストッパー――
_, ,_
(`ー´ ) にぃ。
過疎であった。
920 :
水先案名無い人:2007/02/24(土) 08:51:51 ID:TvPqScq2O
ふふん―
本当にスレストだと、思ったって、云うのかい?
ざわわ
こんにちは。
あなた、SFC時代のスクウェアをご存知ですか。
僕は、この時代のRPGというものが好きで好きで、ちょっと懐古主義者みたいなところがある。
あなたがLive a liveを好きで、そして少しばかり現代編の改変をしてくれたなら、これはもうぼくとしては非常にありがたい。
その前の時代の「Will」,「クルーズチェイサーブラスティー」は
やりたくてやりたくて仕方がなかったが
PC-6001Mk2の俺には、ベーマガを見、指をくわえているしかなかった。
その後HobbyJapanでクルーズチェイサーブラスティーの小説連載が始まったので
それを楽しみに読んでいたよ。
ああ、あれはもう20年ほど前になるのか・・・
その後だな。獏にはまったのは
たしか・・高校に入って、友人に激しくキマイラを進められて
興奮のあまりふるえながら読んだっけ・・・そのとき最新版がキマイラ鳳凰変・・
はっ!
獏の文体スレだった
スマソ
過疎だもんでつい・・・
>その後HobbyJapanでクルーズチェイサーブラスティーの小説連載が始まったので
懐かしすぎる(´Д⊂
五。
割。
六。
分。
八。
厘。
明治大学、法学部──。
たまらぬ、合格最低点であった。
「ふふん、英語で七割とりゃあ、楽勝じゃねえかよ──」
ついに。ついに来たかSFC、懐古PCの話題まで獏文体が・・
PC-6001Mk2・・・
PC-6001から知っている自分には涙がこぼれるほど懐かしい響きであった。
ああ、それももうよい。何を語ればよいのか。過ぎ去ったものに語る言葉は所詮、哀悼なのだ。
が、感傷とは知ってはいても、捨てきれぬものがあるのもまた、本当なのであった。
――齢、四十であった。
俺のおごりだぜ。おめえら、よ(´・ω・)つ日日日
施しなんざいらねーよ
( ・∀・)つ日
l|l ザバー
一杯10万だぜ。おめえら、よ(`・ω・)つ日日日
「――いらん」
己の内から毒の塊を吐き捨てるように堤はつぶやいた
「そのような高い茶などいらん」
深雪ちゃんの黄金水だぜ。おめえら、よ(;´Д`)つ日日日
932 :
水先案名無い人:2007/02/26(月) 16:49:57 ID:tnyDrCq60
おきゃあ!
阿伐貴夫の黄金水だぜ。おめえら、よ ('A`)ノ日日日
「これは、黄金水というのか。」
「うむ。」
「飲み物なのか?」
「わからない。飲んでみないことには。」
「そうか。」
「そうだ。」
「飲もうか。」
「飲もう。」
そういうことになった。
「これは?」
「アバ茶よ」
「アバ茶?」
「いかにも」
「む・・・」
「飲まぬのか」
「むむ・・・」
「頂きますと云うたからには、飲んでもらおうぞ」
いつの間にやら男の目尻はつり上がり、口からは小さな炎がちろちろと見え隠れしている。
「の、飲む・・・」
あまりの恐ろしさに断ることもできず、そう答えてしまった。
気配がする。
ただならぬ気配がする。
身を切り刻むような殺気が。
殺気だけが、その場を支配していた。
ごくり
「あひゃらららららららら」
過疎だよう
誰もこないんだよう
みんながいるほうがいいよう
ボコボコスレは楽しいんだよう
でも好きなんだ
獏文体が好きなんだよう
好きだよう
大好きだよう
たまらぬエロゲであった。
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1172593232/ 421 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日2007/03/01(木) 04:11:46 ID:w7TUtaZt0
「妊娠確実か」
「うむ」
「孕もう」
「孕もう」
そういうことになった。
422 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日2007/03/01(木) 04:30:12 ID:AWjaHqNb0
「いつでも射精る」
「だから、お前をいつでも孕ませられる」
射。
喘いでいるクリスの子宮へ、精子を。
危険日でなくてもいい。
安全日でも ということを
た。
あいつに、おも
待てよ、お
なのだ。
射。
そんな顔もできるんだな、クリス。
嬉しいぜ。
さあ、また、大人の遊びをしよう。
射。
「明日、あの丘で待ってる」
ああ、これは、俺の台詞だ。
いつ、こんなことを言ったんだっけ。
射。
気持ちいいときには、気持ちいいと 考えはまとま だ。
まったく 一方的なことを ゆく。
だが おれ た。
射。
二人の周囲を、むせ返るような金木犀の香りが包んでいた。
風が、駆けぬける。
ぬるい風だ。
いやな風だ。
いや、これは風などではなかった。
単なるシモネタだ。
下品だ。
下品だ。
たまらない。
たまらなく、いやだ。
おめえら、よ、も少し、品よくできねぇのかよ?
獏文体はsexシーンは限り無く即物的に、
儚いおもいは、はかなく、だろ
この獏板でシモネタなんて、もってのほかでぃ
根暗のシロート童貞の包茎野郎はこれだから困る。
ちゃんとネクタイ4本以上買えよ。
俺は、エロゲ板で獏文体とは、覚者の業ではないかと思っている。
おめえよ、ちゃんとした言葉話せよ、ここでは、よ。
根暗?素人童貞?包茎野郎だ?
ネクタイ4本以上だ?
馬鹿が。
おめえさんのようなやつは、それこそ、
ひとりで死ぬまでセンズリこいてなって。
自分の言葉に、自分にひとり酔ってよう。
わざわざ獏板までくるこたぁない。
センズリだけしか出来ないガキの相手は、おらあ、正直、困るんだよう。
もう、よしてくんな。
ガキの相手は、こりごりだよう。
ところでよう
俺のキンタマを見てくれ──
こいつをどう思う?
なぁ、おめぇら、よ。
初下記子の俺によぅ。
餓狼伝が何巻まで出てるか────教えちゃくれねぇかい。
>>944 たまらぬ巨根であった。
>>945 十三巻――そこで息が切れたか、しばし沈黙していた。
だが、先頃『新・餓狼伝』という続編が出たのだよ。
たまらぬ、十四巻であった。
終わらぬをもって尊きとなせ。
平成19年二月 平積み大作戦にて
夢枕 獏
「あら」
「あら」
「まあ」
「あらあら」
「あらぁ」
近所のオバサンの会話であった。
ひっ。
ひっ。
ふう〜〜〜。
ひっ。
ひっ。
ふう〜〜〜。
ひっ。
ひっ。
ふう〜〜〜。
ひっ。
ひっ。
ふう〜〜〜。
ひっ。
ひっ。
ふう〜〜〜。
ラマーズ呼吸法であった。
今日、古本屋でんなわきゃねーと思ってよ──
獏さんの小説立ち読みしてみたら
そうしたら、だ
本当に白かった(余白ありまくり)
かーるくクスっとさせてもらった──ぜ
いいのかい?
もう取り消せないぜ
「おもしれぇ。読めるだけ、読んでやるよ」
「獏はもう、あの頃の獏じゃない――」
「俺だって、あの頃とは違う」
「そういう意味じゃない。獏はもう銭が取れるほど書いてないモノ書きなんだ」
ペキ――
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「俺だって書けるんだぜ。
>>953さん」
「うまっ。」
「うまっ。」
たまらぬニートであった。
も
も
ち
誰か――
誰か、「レッツゴー!陰陽師」で、やってはくれまいか――
あなたでやったら、どうでしょうか。
言ふ声ばかりは定かに聞こえて
言ふ声ばかり
聞こえて姿は
目に見えぬ鬼とぞなりにける
目に見えぬ鬼となりにけり
>>958 否――
やった。
やったのだ。
自分で、ひととおりの改変は、してみた。
やれるだけのところまでは、やってみたたのだ――
しかし、どうにもうまくない。
うまくないのだ。
おもしろくない、と、言うべきなのかもしれない。
どうも、ネタとして、成立していないように感ずるのだ。
あれは、おれひとりの力では、料理できぬ――
オーケイ。
わかった。
わかったよ、>960。
流行りのネタに乗せたいんだな。
ばか。
そんな事のためにおれたちは、このスレにいるんじゃない。
おれひとりの力?
なんだ、それは。
全力で書く。
自分の持っているありったけを出す。
改変したと言う前に、貼ってしまえばよい。
自信がないのなら、貼らなければよい。
怖いのか。
怖いのか、>960――
そうさ。
おれは、怖い。
おれは、途方もなく怖いんだよ、
>>961――
流行りだから。
確かにそうだ。
今、流行っているネタだ。
だが――
それだけが理由ではないのだ。
「陰陽師」というところに、ぴんっ、ときたのである。
この気持ち。
おめぇさんにも分かるだろ、な――
しかし――
それで始めたからには、獏の「陰陽師」に絡ませないと、格好が悪い気がしたのだ。
ここだ。
ここでどうにもならず、投げてしまったのだ――
他力本願は、よろしくない。
当たり前のことだ。
黙っていればいいのに、今朝の俺は、なんとも無責任であったなぁ。
>>962がそう言った後、
>>961は黙って日本酒を持ってきた。
男二人が無言で飲み始めた。
冷やである。
まずい
もう一杯
たまらぬ青汁であった
臨。
兵。
闘。
者。
皆。
陣。
烈。
在。
前。
どこを縦読みすりゃあいいんだい?
>>965さん──
なぁ、
>>966よぉ――
そいつは、ボケたつもりかい。
それとも、あれか。
アンカーミスか――
わかっててやった、というんじゃあ、ないだろうね。
ああ──
なんとも
ややこしいことであるなぁ
。
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。
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素直な、野太い縦読みであった。
こんな読み方でも、この男がするならば許せる、九十九には、
そんな人好きのする部分があった。